きれいな朝日でしょう?
釣りに行くのは、いつも夜中に出発なので、朝日を見る機会は多いの。
なかでも、とりわけ、美しかった、この日の朝。
今日は、好きな本の紹介がしたいのだけど、
まず、ご心配おかけしてる、すきっちょの状態
きのうは、アロマオイルを買いました。
ティーツリーと、カモミールにしました。
私がクンクンしても、落ち着く、とってもいい香り
ハンカチに吹き付けて、すきっちょの鼻先に、置いてあげています
アドバイスいただいて、ほんとにありがとう
昨夜から、すきっちょの隣におふとんをひいて、寝ています。
「それに勝るものはないだろう」と言われ・・・それもそうだと。
すきっちょが、安心してくれると思ったの
以外なことに、安心したのは、私だった

女性なら、誰でもわかってくれると思うのだけど
好きな男性のそばで眠っていると、安心できるでしょう?
そんな気持ち。
手を伸ばしたら、いつでもすきっちょに触れる。
それが嬉しかったの。
久しぶりに、ぎんさんと、すきっちょと3人で、眠った
私は今、元気がないけど、家族が生きるか死ぬかのときに
元気なわけがないのは、当たり前だと気がついた・・・・
やり過ごすしか、方法はないのだった・・・
元気なふりをすると、疲れるので、そのままでいいやって。
こんな時こそ、海に抱きしめて欲しいのに、外は
ドライスーツもない。
釣りは、今度は8日(予定)・・・・まだまだ先
無我夢中になれる事に、没頭してると、気分転換になるんだけど。
(えーーっと、きのうはお休みだったので、
無我夢中をちゃんとGETしましたよん
)
さて、今日、ご紹介したいのは、「オーパ!」
開高 健さんです。
かなり豪快な方で、生前はお酒も強かったらしいです。
また、食のほうでも、たいへんなグルメで、
そういう方は、
の方も、たいてい・・・かな???とも思うけど
そこらへんは、定かじゃないです。
それに、この場合の「グルメ」というのは、食べ物のほんとの味を
知っているという意味で、どこそこの有名なシェフは・・とか
フランスのレストランを知り抜いている・・という類のことではないの。
「1時間幸せになりたかったら、酒を飲みなさい。
3日間幸せになりたかったら、結婚しなさい。
8日間幸せになりたかったら、豚を殺して食べなさい。
永遠に幸せになりたかったら、釣りを覚えなさい。」
私は好きな本を、何度も繰り返して読むのだけど、この本はもう
特別に大好き
アマゾンの釣り紀行なのだけど、私がこんな風に釣りにはまる
ず~~~~~~~っと前から、この本は愛読書
「何かの事情があって、野外へ出られない人
海外へ行けない人
鳥獣虫魚の好きな人
人間や議論に絶望した人
雨の日の釣り師・・・・
すべて
書斎にいるときの
私に似た人たちのために。」
釣りがよくわからない私にも、この本は素晴らしい冒険をくれました。
(今では、私も釣り師の気持ちが、わかるようになりました)
アマゾンのやぶれかぶれ的な、大自然
異型の魚たち。
釣り師がそれと、戦う姿。
ドラドという黄金の魚がアマゾンにはいます。
その魚のアタックは、すごい
釣り糸が、ものすごい角度で、くっきりと曲がって画像に収まるほどの
アタック
彼の作品が輝いているのは、彼の日本語が美しいことも
その日本語は、「豊か」を、すっかり通り越して
「豊穣」でさえ、あります。
(私の大好きなカヌー親分の 野田さんが、ユーコンを下る時に
彼の本を持っていったほど)
こんな風に冒険することは、私のように平凡な人にはできない。
それに、アマゾンの危険な動植物は、正直、怖い
けれど、本を読むのが好きなのは、本がそこに連れていってくれるから
味わうことが出来ない冒険や、ロマンを分けてくれるから。
見たい、知りたい、味わいたい。
いつまでも、そういう心を持っていたい。
好きな事、好きなもの、増えるたびにそう思う。
私は昔の、ルック○ールドのCMが、大好きでした。
「行きたいところへルック○ールド♪
世界を見るのよ♪ルック○ールド♪」
せっかく生まれてきたのだもの。
この、面白い地球を、知りたくはないですか?
そして、次の世代に、残したい。できることなら。
私は、海に行くと必ず、ゴミを1個だけ拾って帰ることをしてきました。
この間からは、川でもそれをしています。
どうか、皆さんも、それに賛同してください
釣りに行くのは、いつも夜中に出発なので、朝日を見る機会は多いの。
なかでも、とりわけ、美しかった、この日の朝。
今日は、好きな本の紹介がしたいのだけど、
まず、ご心配おかけしてる、すきっちょの状態

きのうは、アロマオイルを買いました。
ティーツリーと、カモミールにしました。
私がクンクンしても、落ち着く、とってもいい香り

ハンカチに吹き付けて、すきっちょの鼻先に、置いてあげています

アドバイスいただいて、ほんとにありがとう

昨夜から、すきっちょの隣におふとんをひいて、寝ています。
「それに勝るものはないだろう」と言われ・・・それもそうだと。
すきっちょが、安心してくれると思ったの
以外なことに、安心したのは、私だった


女性なら、誰でもわかってくれると思うのだけど
好きな男性のそばで眠っていると、安心できるでしょう?
そんな気持ち。
手を伸ばしたら、いつでもすきっちょに触れる。
それが嬉しかったの。
久しぶりに、ぎんさんと、すきっちょと3人で、眠った

私は今、元気がないけど、家族が生きるか死ぬかのときに
元気なわけがないのは、当たり前だと気がついた・・・・

やり過ごすしか、方法はないのだった・・・
元気なふりをすると、疲れるので、そのままでいいやって。
こんな時こそ、海に抱きしめて欲しいのに、外は

ドライスーツもない。
釣りは、今度は8日(予定)・・・・まだまだ先

無我夢中になれる事に、没頭してると、気分転換になるんだけど。
(えーーっと、きのうはお休みだったので、
無我夢中をちゃんとGETしましたよん

さて、今日、ご紹介したいのは、「オーパ!」

開高 健さんです。
かなり豪快な方で、生前はお酒も強かったらしいです。
また、食のほうでも、たいへんなグルメで、
そういう方は、

そこらへんは、定かじゃないです。
それに、この場合の「グルメ」というのは、食べ物のほんとの味を
知っているという意味で、どこそこの有名なシェフは・・とか
フランスのレストランを知り抜いている・・という類のことではないの。
「1時間幸せになりたかったら、酒を飲みなさい。
3日間幸せになりたかったら、結婚しなさい。
8日間幸せになりたかったら、豚を殺して食べなさい。
永遠に幸せになりたかったら、釣りを覚えなさい。」
私は好きな本を、何度も繰り返して読むのだけど、この本はもう
特別に大好き

アマゾンの釣り紀行なのだけど、私がこんな風に釣りにはまる
ず~~~~~~~っと前から、この本は愛読書

「何かの事情があって、野外へ出られない人
海外へ行けない人
鳥獣虫魚の好きな人
人間や議論に絶望した人
雨の日の釣り師・・・・
すべて
書斎にいるときの
私に似た人たちのために。」
釣りがよくわからない私にも、この本は素晴らしい冒険をくれました。
(今では、私も釣り師の気持ちが、わかるようになりました)
アマゾンのやぶれかぶれ的な、大自然

異型の魚たち。
釣り師がそれと、戦う姿。
ドラドという黄金の魚がアマゾンにはいます。
その魚のアタックは、すごい

釣り糸が、ものすごい角度で、くっきりと曲がって画像に収まるほどの
アタック

彼の作品が輝いているのは、彼の日本語が美しいことも

その日本語は、「豊か」を、すっかり通り越して
「豊穣」でさえ、あります。
(私の大好きなカヌー親分の 野田さんが、ユーコンを下る時に
彼の本を持っていったほど)
こんな風に冒険することは、私のように平凡な人にはできない。
それに、アマゾンの危険な動植物は、正直、怖い

けれど、本を読むのが好きなのは、本がそこに連れていってくれるから

味わうことが出来ない冒険や、ロマンを分けてくれるから。
見たい、知りたい、味わいたい。
いつまでも、そういう心を持っていたい。
好きな事、好きなもの、増えるたびにそう思う。
私は昔の、ルック○ールドのCMが、大好きでした。
「行きたいところへルック○ールド♪
世界を見るのよ♪ルック○ールド♪」
せっかく生まれてきたのだもの。
この、面白い地球を、知りたくはないですか?
そして、次の世代に、残したい。できることなら。
私は、海に行くと必ず、ゴミを1個だけ拾って帰ることをしてきました。
この間からは、川でもそれをしています。
どうか、皆さんも、それに賛同してください

画像は、先日のダイビングの帰りに撮った夕日です
充実した1日、こんな夕日も悪くないでしょ??
さてさて、いつも、川に、海に、忙しい私ですが、
今日は夜勤明けで、頭がくるくる○ー状態で、これを書いてます~~
犬や、ネコの世話をすっかり済ませて、ほっとする時間。
最近、帰宅すると、一番に私の犬が、呼吸してるかどうかを見ます。
それくらい危ないんだけど・・・
今日も、無事でした
アクティブな印象がきっとある私だけど、実は静かな時間も
そんな時間にお似合いなのが、この本。
(トクに女性に
)
渡辺一枝さんの「やさい・くだもの・さかな」です。
彼女は、有名な椎名誠さんの奥様。
椎名さんの本も、ずいぶん読んでるけれど、まず紹介したいのは、コレ。
彼は、奥様と結婚を決めるとき、
「ごはんは、何で炊いてるの」と聞いたそうです。
彼女は
「釜です。ふつうの・・釜」
なんと、これで結婚を決めたのだそう。
そして、それは確かなことだったと思う。
彼女のこの本を、読むとわかるの。
「食」を通じて、どんなに子供たちや、だんなさまを愛してるかが。
美味しいものを、食べたときに、「あの人にこれを食べさせたい
」
それは、まぎれもなく、愛だと思うから。
私の男友達の言葉ですが、彼は言いました。
「おいしいもの、食べさせたいじゃない?
幸せな思い、させたいじゃない?」
これに尽きると思うんだ
(最近、かまってくれない
)
誰の言葉か、忘れてしまったけど、
「キミがいつも食べているものを、教えてくれ。
キミがどんな人か、当ててみせよう」
食は、文化。そして、「人となり」を表すもの
渡辺一枝さんは、この本の中で、それを的確に表現してると思う。
そして、なんと豊かなその日本語
この本では、食材別にそれを表現しています
私が感嘆したのは「かぶ」
「大きくなったものは、すずなと呼ぶよりも、かぶらがふさわしい。
幼い人の、頭{かぶり}のようで」
そして、「ダイコン」(ダイビングコンピューターじゃないです
)
「生でも、煮ても、漬けてもおいしく、油との相性も良いし、その上
いくら食べても、食あたりをしないのです。
でも、だからって、当たり役のない芸の下手な役者を大根役者と呼ぶなんて
大根にとっては、さぞ不本意なことでしょう。」
こんな風に、美しい日本語の羅列
椎名誠さんは、もちろん有名人ですから、多忙な彼にとって、
時には、家族が重たい存在だったよう・・・
彼女は、どんどん忙しくなって、家庭をおろそかにしがちな夫に
不安を抱く日々が、つのっていく・・・
その様子は、椎名誠さんの「パタゴニア」を読んでいただくと
わかりやすいです
彼は、奥様の見送る悲しい姿が、目に焼きついて離れなかった。
けれども、夫を束縛するじゃなく、「あるがまま」を受け入れようと
努力する彼女の姿勢が、とても美しい
「あるがまま」を愛することは、時にはすごく難しい。
その人の何を愛したかを、振り返ることって、きっと大事なんだなあって思う。
(まあ、好きになるのに、いちいち「こーだから好きになった」って
理由なんか、いらないよね?)
人によるけど、好きになるのに、いちいち、理由なんかつけない。
「彼は、こーだから」「彼女はこーだから」
・・・・・そーゆーコトを言う人って、いるけども、
私は、「なっちゃったもんは、しゃーないじゃん」派
好きになるのも、キライになるのも、いちいち理由なんかいらないよね?
でも、この本を読むと、「縁」ってものを感じるの。
どうぞ、恋に悩む皆様、読んでみてちょんまげ
愛を培うこと、育てていくこと、大事と思う~~~
ではでは、またしても釣りのため、午前3時に出発~~
仮眠しまーーす。


充実した1日、こんな夕日も悪くないでしょ??
さてさて、いつも、川に、海に、忙しい私ですが、
今日は夜勤明けで、頭がくるくる○ー状態で、これを書いてます~~

犬や、ネコの世話をすっかり済ませて、ほっとする時間。
最近、帰宅すると、一番に私の犬が、呼吸してるかどうかを見ます。
それくらい危ないんだけど・・・
今日も、無事でした

アクティブな印象がきっとある私だけど、実は静かな時間も

そんな時間にお似合いなのが、この本。
(トクに女性に

渡辺一枝さんの「やさい・くだもの・さかな」です。
彼女は、有名な椎名誠さんの奥様。
椎名さんの本も、ずいぶん読んでるけれど、まず紹介したいのは、コレ。
彼は、奥様と結婚を決めるとき、
「ごはんは、何で炊いてるの」と聞いたそうです。
彼女は
「釜です。ふつうの・・釜」
なんと、これで結婚を決めたのだそう。
そして、それは確かなことだったと思う。
彼女のこの本を、読むとわかるの。
「食」を通じて、どんなに子供たちや、だんなさまを愛してるかが。
美味しいものを、食べたときに、「あの人にこれを食べさせたい

それは、まぎれもなく、愛だと思うから。
私の男友達の言葉ですが、彼は言いました。
「おいしいもの、食べさせたいじゃない?
幸せな思い、させたいじゃない?」
これに尽きると思うんだ

(最近、かまってくれない

誰の言葉か、忘れてしまったけど、
「キミがいつも食べているものを、教えてくれ。
キミがどんな人か、当ててみせよう」
食は、文化。そして、「人となり」を表すもの

渡辺一枝さんは、この本の中で、それを的確に表現してると思う。
そして、なんと豊かなその日本語

この本では、食材別にそれを表現しています

私が感嘆したのは「かぶ」
「大きくなったものは、すずなと呼ぶよりも、かぶらがふさわしい。
幼い人の、頭{かぶり}のようで」
そして、「ダイコン」(ダイビングコンピューターじゃないです

「生でも、煮ても、漬けてもおいしく、油との相性も良いし、その上
いくら食べても、食あたりをしないのです。
でも、だからって、当たり役のない芸の下手な役者を大根役者と呼ぶなんて
大根にとっては、さぞ不本意なことでしょう。」
こんな風に、美しい日本語の羅列

椎名誠さんは、もちろん有名人ですから、多忙な彼にとって、
時には、家族が重たい存在だったよう・・・

彼女は、どんどん忙しくなって、家庭をおろそかにしがちな夫に
不安を抱く日々が、つのっていく・・・
その様子は、椎名誠さんの「パタゴニア」を読んでいただくと
わかりやすいです

彼は、奥様の見送る悲しい姿が、目に焼きついて離れなかった。
けれども、夫を束縛するじゃなく、「あるがまま」を受け入れようと
努力する彼女の姿勢が、とても美しい

「あるがまま」を愛することは、時にはすごく難しい。
その人の何を愛したかを、振り返ることって、きっと大事なんだなあって思う。
(まあ、好きになるのに、いちいち「こーだから好きになった」って
理由なんか、いらないよね?)
人によるけど、好きになるのに、いちいち、理由なんかつけない。
「彼は、こーだから」「彼女はこーだから」
・・・・・そーゆーコトを言う人って、いるけども、
私は、「なっちゃったもんは、しゃーないじゃん」派

好きになるのも、キライになるのも、いちいち理由なんかいらないよね?
でも、この本を読むと、「縁」ってものを感じるの。
どうぞ、恋に悩む皆様、読んでみてちょんまげ

愛を培うこと、育てていくこと、大事と思う~~~

ではでは、またしても釣りのため、午前3時に出発~~

仮眠しまーーす。

この本は、ずいぶん昔に知り合いに借りた本です。
読んだあとに、あまりにも絶賛したために、もらってしまいました~~~
チェロキーインディアン(現在では、ネイティブアメリカンという)
の子供、トリーが、両親に死に別れた後、偉大な自然に抱かれながら
おじいさんと、おばあさんと暮らすというストーリーです。
その描写は、流れるような文体でもなく、淡々としたものだけれど
それがゆえに、また、美しいストーリー。
たくさんの信頼できる犬たち、語りかける木々、おじいさんと
おばあさんの教え・・・・
食べるものも、着るものも、そういう価値観では豊かな生活では
ないけれど、(エンゲル係数とは無縁)
それ以外の豊かさは、すべて揃っている生活。
おじいさんは、森や山や川や、動物のすべてをトリーに教え、
トリーは幼いながらも、そこから、大きななにかを、つかんでいきます
朝の森の中で、大きな歓声をあげながら、
おじいさんと新しい太陽が産まれた事を喜び、分かち合う。
生きる喜びに、満ちた生活。
おばあさんと、おじいさんが、
「I kin ya 」(ごめん
スペル違うかも?)
・・と、伝え合うのも、印象的でした。
このkinは、「理解する・愛する」と、同意語。
「Ilove you 」
「I understand you 」
おばあさんの言葉では
「理解は、愛と同じものなの」
これには、深く感銘しました
相手を良く理解し、包む愛情。
おじいさんと、おばあさんは、長い人生の時間を、深い森の中で
ともに過ごして、見つめあい、助け合ってそれを培ったんだろうと。
なんて成熟した愛情だろう
そして、その成熟した愛情は、犬たちや、森の動物や、大自然への
愛情でもあったのでした。
「誰でもふたつの心を持っているんだよ。ひとつは体の心(bodymind)
体がちゃんと生き続けるように、働く心。
もうひとつは霊の心(spiritmind)。
体が死ぬ時には、bodymindも一緒に死んでしまう。
でも、spiritmindだけは、生き続ける。
そして、生まれ変わる。
けれど、生きてる間にヒッコリーの実みたいに、ちっぽけな霊の心しか
持ってなかったら、やっぱり生まれ変わってもヒッコリーの実の大きさの
心しか、持てない。
それで、体の心だけがのさばると、霊の心はますます縮んじゃって
しまいには、豆粒くらいになって、見えなくなっちゃうかもしれない。
もう霊(spirit)をなくしちゃったのと同じだよね。
そうなったら、生きてるくせに、死んでる人ってことになるの。
霊の心ってものはね。
ちょうど筋肉みたいで、使えば使うほど、大きく強くなっていくんだ。
どうやって使うかというと、ものごとをきちんと理解するのに使うのよ。
体の心の言うままになって、欲深になったりしないこと。
そうすれば、ものごとがよーく理解できるようになる。
努力すればするほど、理解は深くなっていくんだよ。
理解は、愛と同じものなの。」
けれども、ネイティブへの、白人の迫害は「教育制度」という形で
この本には、現れました。
小さなトリーは、教育のために、森を離れて、全寮制の学校へ。
辛い目にあいながらも、耐えるトリー。
森でしていたように、木に話しかけながら・・・
哀れなトリーを、見るに見かねたおじいさんが、取り返しに来るシーンは
涙なくしては、読めませんでした
その後、ストーリーは、転落するように・・・悲しいお話に。
「ラストオブモヒカン」のラストを思い出すような
このストーリーのエンドでした。
今、現在も先住民族の問題は、大きいようです。
エスキモー(「生肉を食べる人」という意味で、現在はイヌイット)
たちの暮らし・・・
その自殺率の高さ・・・・
私たち、北海道にも「アイヌ」という先住民族が。
なぜ、あるがままではいけなかったのだろう?
私たち、人間はほんとに愚かしい。
なぜ、介入してはいけないものを、そのままにしておけないのか・・・
自然を壊し、人間を追い詰めて、その果てに手に入れたいものは
なんなんだろう??
この本は、自然を愛する人、すべてに読んでみてほしい本です
時々、小さなトリーのように、私も木とお話してることが
あるのよ~~~
木々たちは、葉を落として、もうねむねむのご様子です
来年の春、目が覚めるまで、ゆっくり休んでね
新しい春が来たら、またお話しましょう

読んだあとに、あまりにも絶賛したために、もらってしまいました~~~

チェロキーインディアン(現在では、ネイティブアメリカンという)
の子供、トリーが、両親に死に別れた後、偉大な自然に抱かれながら
おじいさんと、おばあさんと暮らすというストーリーです。
その描写は、流れるような文体でもなく、淡々としたものだけれど
それがゆえに、また、美しいストーリー。
たくさんの信頼できる犬たち、語りかける木々、おじいさんと
おばあさんの教え・・・・
食べるものも、着るものも、そういう価値観では豊かな生活では
ないけれど、(エンゲル係数とは無縁)
それ以外の豊かさは、すべて揃っている生活。
おじいさんは、森や山や川や、動物のすべてをトリーに教え、
トリーは幼いながらも、そこから、大きななにかを、つかんでいきます

朝の森の中で、大きな歓声をあげながら、
おじいさんと新しい太陽が産まれた事を喜び、分かち合う。
生きる喜びに、満ちた生活。
おばあさんと、おじいさんが、
「I kin ya 」(ごめん

・・と、伝え合うのも、印象的でした。
このkinは、「理解する・愛する」と、同意語。
「Ilove you 」
「I understand you 」
おばあさんの言葉では
「理解は、愛と同じものなの」
これには、深く感銘しました

相手を良く理解し、包む愛情。
おじいさんと、おばあさんは、長い人生の時間を、深い森の中で
ともに過ごして、見つめあい、助け合ってそれを培ったんだろうと。
なんて成熟した愛情だろう

そして、その成熟した愛情は、犬たちや、森の動物や、大自然への
愛情でもあったのでした。
「誰でもふたつの心を持っているんだよ。ひとつは体の心(bodymind)
体がちゃんと生き続けるように、働く心。
もうひとつは霊の心(spiritmind)。
体が死ぬ時には、bodymindも一緒に死んでしまう。
でも、spiritmindだけは、生き続ける。
そして、生まれ変わる。
けれど、生きてる間にヒッコリーの実みたいに、ちっぽけな霊の心しか
持ってなかったら、やっぱり生まれ変わってもヒッコリーの実の大きさの
心しか、持てない。
それで、体の心だけがのさばると、霊の心はますます縮んじゃって
しまいには、豆粒くらいになって、見えなくなっちゃうかもしれない。
もう霊(spirit)をなくしちゃったのと同じだよね。
そうなったら、生きてるくせに、死んでる人ってことになるの。
霊の心ってものはね。
ちょうど筋肉みたいで、使えば使うほど、大きく強くなっていくんだ。
どうやって使うかというと、ものごとをきちんと理解するのに使うのよ。
体の心の言うままになって、欲深になったりしないこと。
そうすれば、ものごとがよーく理解できるようになる。
努力すればするほど、理解は深くなっていくんだよ。
理解は、愛と同じものなの。」
けれども、ネイティブへの、白人の迫害は「教育制度」という形で
この本には、現れました。
小さなトリーは、教育のために、森を離れて、全寮制の学校へ。
辛い目にあいながらも、耐えるトリー。
森でしていたように、木に話しかけながら・・・
哀れなトリーを、見るに見かねたおじいさんが、取り返しに来るシーンは
涙なくしては、読めませんでした

その後、ストーリーは、転落するように・・・悲しいお話に。
「ラストオブモヒカン」のラストを思い出すような
このストーリーのエンドでした。
今、現在も先住民族の問題は、大きいようです。
エスキモー(「生肉を食べる人」という意味で、現在はイヌイット)
たちの暮らし・・・
その自殺率の高さ・・・・

私たち、北海道にも「アイヌ」という先住民族が。
なぜ、あるがままではいけなかったのだろう?
私たち、人間はほんとに愚かしい。
なぜ、介入してはいけないものを、そのままにしておけないのか・・・
自然を壊し、人間を追い詰めて、その果てに手に入れたいものは
なんなんだろう??
この本は、自然を愛する人、すべてに読んでみてほしい本です

時々、小さなトリーのように、私も木とお話してることが
あるのよ~~~
木々たちは、葉を落として、もうねむねむのご様子です

来年の春、目が覚めるまで、ゆっくり休んでね

新しい春が来たら、またお話しましょう

今回は、好きな本の紹介です
アクティブに見える私ですが、実はかなりインドアな人でもあるのだ。
閉じこもり生活もできる人なんでR。
いきなりなタイトルで、男性諸君ごめんちゃい
今回、紹介するのは、
「すべての男は消耗品である」 村上 龍
この村上龍という作者、「限りなく透明に近いブルー」で芥川賞を取った人。
それを読めば、人となりがわかるけど、まあ、ずいぶんハデに
遊んだ人物のご様子。
この人の書くものは、わりと好き
退廃の中に、いいものが光ってる
村上龍さんは、
「有名人とつるむ」ところが、ちょっと・・・
サッカーの中田や、キムタク、F1ドライバーなどなど。
たいしてサッカー好きでもないのに、ワールドカップになると
どこからともなく、いそいそと出てくる・・・
・・・春の虫のよう。
まあ、それはおいといて、なぜにこの本かというと
ストレートに本音で語っているエッセイだけど、ズバリあたってると
思うことばかり。
古い本だけど、今だに読み返してみては、「・・・・・だよね。」って。
内容から一部、抜粋すると、
(そのままだと問題あるかも?なので、短くまとめて)
「頭がいい女は、女に知性が必要ないと知っている。
どうでもいい情報を無視し、必要な情報を貪欲に手に入れるという能力が
備わった人を、知性的という。
そんなめんどくさい事は、男にまかせよう、そんな能力があったって
楽しくもなんともない、と、そんな当たり前のことをわかってる女を
いい女と呼ぶ」
・・・コレ、ほんとです。
私も、女性をやって長くなるけど、同性でも、思うもの。
いい女は、「知性」だなんて、絶対に言わない。
たとえ、ものすごく備わっていても。
村上龍さんは、女性という生き物をよく知ってると思う。
「女には、かなわない」と断言して、このタイトルになったらしい。
そうだ・・・そもそもこういう人に、女性は弱いよね。
なにもかも、わかってて、降伏されたら、逆にお手上げじゃないかなあ?
経験豊富なオジサマ世代に聞くと、たいていのオジサマは
遊んで、遊んで、そして、ひととおり飽きたころ
「愛とロマン」に戻るらしい、で、言う
「女には、かなわない」
んで、この村上龍さんは、コレを執筆したころ、なんと35歳
極めるのが、早い
私たち女性の、いったいどこが、「かなわない」なのかは、
未熟者の私には、わからないけど、世の中の女性が、
なかなかにしたたかで、おちゃめさんだということかな??
そして、バイタリティーがあって、タフ。
今日、職場の人が、ある資格に合格したと告げてきた。
おめでとう
彼女は、不幸な生い立ちを背負って、若くして結婚し、離婚して
子供を3人奪われたのだけど、意地で取り返し、必死で育てた人。
苦労に、苦労を重ねた彼女の人生だけど
彼女は、言う。
「まだ、46歳って考えるか、もう46歳って考えるかだと思う。」
彼女は、人知れず、努力して、合格したのだった
私も、自分のことのように、嬉しかった。
私も彼女を見習って、タフで、やさしい女性になりたい。
画像は、彼女が焼いてくれたクランベリー入りのチーズケーキ
彼女のようになれたら、村上龍さんに
「やっぱり女には、かなわない」って言われるのかな?

アクティブに見える私ですが、実はかなりインドアな人でもあるのだ。
閉じこもり生活もできる人なんでR。
いきなりなタイトルで、男性諸君ごめんちゃい

今回、紹介するのは、
「すべての男は消耗品である」 村上 龍
この村上龍という作者、「限りなく透明に近いブルー」で芥川賞を取った人。
それを読めば、人となりがわかるけど、まあ、ずいぶんハデに
遊んだ人物のご様子。
この人の書くものは、わりと好き

退廃の中に、いいものが光ってる

村上龍さんは、
「有名人とつるむ」ところが、ちょっと・・・

サッカーの中田や、キムタク、F1ドライバーなどなど。
たいしてサッカー好きでもないのに、ワールドカップになると
どこからともなく、いそいそと出てくる・・・
・・・春の虫のよう。

まあ、それはおいといて、なぜにこの本かというと
ストレートに本音で語っているエッセイだけど、ズバリあたってると
思うことばかり。
古い本だけど、今だに読み返してみては、「・・・・・だよね。」って。
内容から一部、抜粋すると、
(そのままだと問題あるかも?なので、短くまとめて)
「頭がいい女は、女に知性が必要ないと知っている。
どうでもいい情報を無視し、必要な情報を貪欲に手に入れるという能力が
備わった人を、知性的という。
そんなめんどくさい事は、男にまかせよう、そんな能力があったって
楽しくもなんともない、と、そんな当たり前のことをわかってる女を
いい女と呼ぶ」
・・・コレ、ほんとです。
私も、女性をやって長くなるけど、同性でも、思うもの。
いい女は、「知性」だなんて、絶対に言わない。
たとえ、ものすごく備わっていても。
村上龍さんは、女性という生き物をよく知ってると思う。
「女には、かなわない」と断言して、このタイトルになったらしい。
そうだ・・・そもそもこういう人に、女性は弱いよね。
なにもかも、わかってて、降伏されたら、逆にお手上げじゃないかなあ?
経験豊富なオジサマ世代に聞くと、たいていのオジサマは
遊んで、遊んで、そして、ひととおり飽きたころ
「愛とロマン」に戻るらしい、で、言う
「女には、かなわない」
んで、この村上龍さんは、コレを執筆したころ、なんと35歳

極めるのが、早い

私たち女性の、いったいどこが、「かなわない」なのかは、
未熟者の私には、わからないけど、世の中の女性が、
なかなかにしたたかで、おちゃめさんだということかな??
そして、バイタリティーがあって、タフ。
今日、職場の人が、ある資格に合格したと告げてきた。
おめでとう

彼女は、不幸な生い立ちを背負って、若くして結婚し、離婚して
子供を3人奪われたのだけど、意地で取り返し、必死で育てた人。
苦労に、苦労を重ねた彼女の人生だけど
彼女は、言う。
「まだ、46歳って考えるか、もう46歳って考えるかだと思う。」
彼女は、人知れず、努力して、合格したのだった

私も、自分のことのように、嬉しかった。
私も彼女を見習って、タフで、やさしい女性になりたい。
画像は、彼女が焼いてくれたクランベリー入りのチーズケーキ

彼女のようになれたら、村上龍さんに
「やっぱり女には、かなわない」って言われるのかな?