■『ゲノムハザード ある天才科学者の5日間』(2014)
原作:司城志朗 監督:キム・ソンス
出演:西島秀俊、キム・ヒョジン、真木よう子、浜田学、中村ゆり、パク・トンハ、伊武雅刀 ほか
「My name is Nobody.」
難しいストーリーだけど、本格アクションあり、ラブストーリーあり、完璧なSFサスペンス。
西島さんのカッコよさ、ジャッキー並みのアクションシーンの連続、感情演技、流暢な韓国語まで堪能できる/驚
まさに主演作にふさわしい1本。
▼story(ネタバレ注意
石神武人はデザインで受賞歴のあるイラストレーター。美由紀と結婚してまだ1ヶ月。
誕生日に家に帰ると、ロウソクがたくさん灯され、ミユキは死体で発見された。
うろたえていると、ケータイにミユキから「今、実家にいて、明日戻る」と電話がくる。
再び見ると、死体は消えていた。
その直後、警察を名乗る2人組に連れ去られ、銃を向けられたため、車外に逃げ、記者のジウォンに轢かれそうになる。
「とにかく助けてくれ!」
妻の実家に行くと、インターフォンで義母に追い返され、旧姓もクボタから西原に変わっていた。
「運転できない」と言っていたのに運転したり、医学の知識、韓国語を理解し、嫌煙から喫煙、利き手も変わっている。
(西島さんは嫌煙家なのに、吸うシーンは辛いねぇ
ジウォンは「記憶が曖昧なら、記録をとろう」とテープを回し、タケトはこれまでの事情を話す。
ジウォン「もし何か思い出したら、ここに書いておいてください。記憶なんて、あまり信用できないものですから。でも、記録なら確実」
友人・伊吹克彦を訪ね、家に戻ると、見知らぬ夫婦が住んでいて、もう半年になるという。
ジウォンの友人宅に泊まり、本当に絵が描けるか証明してみせる。
ニュースに佐藤英輔博士が出演し、そのインタビューを聞いて驚くタケト。
「特殊な遺伝子を発見した。人間のDNAに入って休眠状態だったウイルスは、
ある日、なにかのキッカケで目を覚まして、脳細胞を破壊して、ある認知症になるということです。
世界で初めて抽出した。近い将来、アルツハイマーの治療薬ができると期待していい」
ジウォン「問題なのは、自分にない記憶があることよ!」
「ヒトのココロというものも、セロトニンやドーパミンといった神経伝達物質が大脳で化学変化を起こすことによって生まれる。
喜び、悲しみ、怒り、愛という感情もすべて生化学で説明することができる。
記憶も同じだ。わたしたちが何かを記憶する時もシナプスから放出される電気信号は化学信号に変わる。
そこである変化が起こると、記憶は消えたり、まったく違うものに変わったりすることもあり得る」
「記憶が変わった? 記憶が何? アミノ酸がどうしたっていうの?
記憶は自分なのよ。自分自身そのもの。
記憶が変わったということは、自分が別人になったということ。一体、あなた、誰なんですか?」
ジウォンは、自分がそもそも追っている事件、ハン・ユリのケータイをタケトの自宅ベランダで発見する。
アルファ広告店にいたタケトの写真をFAXで送り、まったく別人と分かる。
「別人がどうやってオレの中に入ってきたんだ!?」
研究所で同僚ナナミと再会。
「もともとは記憶を消すやつなのに、記憶を吸収して保存するやつに変えることができる。
体内に注入し、記憶情報を吸収させ、血液を保管しておくと、
その人がアルツハイマーで記憶をなくした時、ウイルスの中の記憶を戻してあげるんです。
こいつは天才科学者なんですよ。アルツハイマーを研究していて、アルツハイマーになって戻ってくるなんてなあ・・・」
タケトは佐藤博士を訪ね、何があったか聞きだす。
ジウォン「記憶は消えても、思い出はどこかに残っているものです」
原作:司城志朗 監督:キム・ソンス
出演:西島秀俊、キム・ヒョジン、真木よう子、浜田学、中村ゆり、パク・トンハ、伊武雅刀 ほか
「My name is Nobody.」
難しいストーリーだけど、本格アクションあり、ラブストーリーあり、完璧なSFサスペンス。
西島さんのカッコよさ、ジャッキー並みのアクションシーンの連続、感情演技、流暢な韓国語まで堪能できる/驚
まさに主演作にふさわしい1本。
▼story(ネタバレ注意
石神武人はデザインで受賞歴のあるイラストレーター。美由紀と結婚してまだ1ヶ月。
誕生日に家に帰ると、ロウソクがたくさん灯され、ミユキは死体で発見された。
うろたえていると、ケータイにミユキから「今、実家にいて、明日戻る」と電話がくる。
再び見ると、死体は消えていた。
その直後、警察を名乗る2人組に連れ去られ、銃を向けられたため、車外に逃げ、記者のジウォンに轢かれそうになる。
「とにかく助けてくれ!」
妻の実家に行くと、インターフォンで義母に追い返され、旧姓もクボタから西原に変わっていた。
「運転できない」と言っていたのに運転したり、医学の知識、韓国語を理解し、嫌煙から喫煙、利き手も変わっている。
(西島さんは嫌煙家なのに、吸うシーンは辛いねぇ
ジウォンは「記憶が曖昧なら、記録をとろう」とテープを回し、タケトはこれまでの事情を話す。
ジウォン「もし何か思い出したら、ここに書いておいてください。記憶なんて、あまり信用できないものですから。でも、記録なら確実」
友人・伊吹克彦を訪ね、家に戻ると、見知らぬ夫婦が住んでいて、もう半年になるという。
ジウォンの友人宅に泊まり、本当に絵が描けるか証明してみせる。
ニュースに佐藤英輔博士が出演し、そのインタビューを聞いて驚くタケト。
「特殊な遺伝子を発見した。人間のDNAに入って休眠状態だったウイルスは、
ある日、なにかのキッカケで目を覚まして、脳細胞を破壊して、ある認知症になるということです。
世界で初めて抽出した。近い将来、アルツハイマーの治療薬ができると期待していい」
ジウォン「問題なのは、自分にない記憶があることよ!」
「ヒトのココロというものも、セロトニンやドーパミンといった神経伝達物質が大脳で化学変化を起こすことによって生まれる。
喜び、悲しみ、怒り、愛という感情もすべて生化学で説明することができる。
記憶も同じだ。わたしたちが何かを記憶する時もシナプスから放出される電気信号は化学信号に変わる。
そこである変化が起こると、記憶は消えたり、まったく違うものに変わったりすることもあり得る」
「記憶が変わった? 記憶が何? アミノ酸がどうしたっていうの?
記憶は自分なのよ。自分自身そのもの。
記憶が変わったということは、自分が別人になったということ。一体、あなた、誰なんですか?」
ジウォンは、自分がそもそも追っている事件、ハン・ユリのケータイをタケトの自宅ベランダで発見する。
アルファ広告店にいたタケトの写真をFAXで送り、まったく別人と分かる。
「別人がどうやってオレの中に入ってきたんだ!?」
研究所で同僚ナナミと再会。
「もともとは記憶を消すやつなのに、記憶を吸収して保存するやつに変えることができる。
体内に注入し、記憶情報を吸収させ、血液を保管しておくと、
その人がアルツハイマーで記憶をなくした時、ウイルスの中の記憶を戻してあげるんです。
こいつは天才科学者なんですよ。アルツハイマーを研究していて、アルツハイマーになって戻ってくるなんてなあ・・・」
タケトは佐藤博士を訪ね、何があったか聞きだす。
ジウォン「記憶は消えても、思い出はどこかに残っているものです」