メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

『北の零年』

2009-01-18 13:37:00 | 映画
『北の零年』(2005)
監督:行定勲
出演:吉永小百合、渡辺謙、豊川悦司、柳葉敏郎、石原さとみ、石田ゆり子、香川照之、石橋蓮司、阿部サダヲ、平田満 ほか

「明治初期に起こった庚午事変に絡む処分により、明治政府により徳島藩・淡路島から北海道静内へ移住を命じられた稲田家の人々の物語」(ウィキ)

なぜか偶然、昨日観た『白虎隊』の時代とつながっていた/驚
どこかで見た吉永小百合のインタビューで、吹雪の中での撮影はとにかく過酷で、
じっとしてるとすぐ凍傷、ヘタすると命の危険にもなる状況だったため緊迫していたなどと話していた。
なるほど、広大な北海道の四季が迫るようで、一から開墾した人々の尋常ならぬ苦労を垣間見れた気がした。

story
静内を開拓し、自分らの土地にしていいと言われ、夢溢れて辿り着いたのは淡路とはまったく違った過酷な環境。
殿をお迎えするため、木を倒して材木を作るところから屋敷を建てて待ち、ついに殿が訪れるが、
廃藩置県によって藩はなくなり、移住の件もなくなったと告げ、去ってしまう。
絶望した小松原英明は「もう主君などいらぬ!」と髷を切り、この地に永住することを決め、皆もつづく。
しかし、淡路から持ってきた稲は育たず、このままでは冬を越せないため、
札幌まで行ってこの地に根付く種を持って帰るよう希望を託され、英明はひとり旅立つ。
妻・志乃と娘の多恵は待ち続けるが戻らぬ夫。次第に村民は裏切られたとそしりはじめる。
札幌から来たクスリ売り・持田倉蔵は、米などの食糧を分け、村で実権を握り、馬宮の妻・加代までも奪う。
大雪の中、札幌へ夫を探しに出た志乃母娘は途中で行き倒れ、アメリカ人に救われる。
5年後、牧場が起動に乗ってホッとした志乃らのもとに、新政府の役人らが戦争のために徴兵する代わりに立派な馬を差し出せと迫る。。


渡辺謙って、ほんとスケールの大きな貴重な俳優だ。いるだけで圧倒的な存在感なのに、
いつもその背になにか大きな苦悩、避けられない運命などを背負った人物が多い。
一方、中盤から後半に活躍するトヨエツは、アイヌ民族だと思ったら実は会津藩の残党だったし/驚
実際、当時の蝦夷はどんな風だったのか?今作にはアイヌの人は2人しか出てこないため、暮らしぶりは不明。
ちょん髷の侍から5年ぽっちでいきなり洋服着て、お茶を出してる姿が妙。
それほど時代の変化はめまぐるしく、政情が混乱してたのかも。

今作でも、「ええじゃないか」を踊り狂う村民のシーンがある(どんだけ流行ってたの???
なにか予想外の出来事や緊張が高まった時に踊るのかな?
なげやりなバカになってなって踊りまくる様子は、なんだか刹那的で楽しそうにも見える。
特典は、撮影途中の特報と劇場用予告、それから30本以上はあると思われるTV用スポット(こんなに要らない!


『映画・DVD』 ジャンルのランキング
コメント   この記事についてブログを書く
« 『白虎隊』 | トップ | クロスワード »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

映画」カテゴリの最新記事