●official site
解説者:織田信成
※私の個人的な趣味によりペアは割愛させていただきます/謝
●佐藤駿(ジュニア金メダル)
初のGPファイナルで宇野昌磨以来5年ぶりに日本人優勝を果たした
ゆづくん:
一緒の(メダル)とりたかったあ!
ルッツもキレイだったよー!
これ着けてくれてるんだ ペンダント ありがとう
インタビュー:
まだダブルアクセルに苦戦している頃から見ていたから
こうして憧れくださって、スケートを頑張ってくれるのって
こんなに嬉しいんだなって、感慨深いですね
♪戦場のメリークリスマス
のっけから美しいトリプルアクセルを見せた
エキシビション演技も堂々としていて、今後が楽しみだなあ
●アレクサンドラ・トゥルソワ(ロシア 3位)
愛犬ティナさん可愛い! 一緒にフォトセッションにも映ってたし
お揃いの衣装なんだ
いつもインタビューの時に髪が半分ずつ白黒だったのも
エキシビションでのアーティストをモチーフにしてたのね
インタビュー:
コーチがこの曲は私にピッタリだとすすめてくれた
「止められないって意味だから」って
♪Unstoppable
衣装も手袋も半分ずつ白黒ってかなり攻めてる
リンクのフェンスにだら~んともたれた姿勢から始める
高いバレエジャンプからのジャンプ
織田:
あの跳び方もものすごく難しいですけど
彼女に出来ないことはないですね
エキシビションでも4回転を跳ぶって、いつでも跳べるってこと
氷の上を仰向けに這って1回転 なんでもあり
あの髪は毎回スプレーかなにかで塗るのかな?
織田:
挑戦することへの恐怖心を感じていない姿
物怖じしない性格が彼女の強さなのかなと思う
●カミラ・ワリエワ(13歳 金メダル)
女子のジュニア金メダルもロシア
♪スパルタカス ほか
いつシニアに来てもおかしくないな
織田:柔軟性が本当に素晴らしい 高難度のジャンプが跳べるのが強み
アナ:ケガからFSでは4回転を跳ばずにSP4位から逆転優勝
エキシビでも真剣なまなざしで試合さながらに滑る
1本の棒のようなスピン/驚
挨拶の仕方もバレエダンサーのよう
織田:
北京オリンピックにはシニアに上がる
さらにロシア勢の壁が厚くなる感じがする
<紀平梨花×修造さんインタビュー>
し:凄まじいファイナル 実際やってみてどうでしたか?
後半のジャンプだったりとか
ロシアのお三方が本当に素晴らしい演技をして
私もいい刺激がもらえましたし
4回転を今回挑戦して次に繋がる試合だったなと思いました
し:
4回転を跳んで自分の中での不安もあったと思うんですよ、初めてだったから
何を一番心の中で大事にしていましたか?
4回転を初めて挑戦するということで
ミスの仕方によってはすごく崩れてしまうこともあり得ると思っていたので
どんなことが起きても最善を尽くすためにあらゆるパターンを想定して
何があってもずっと集中してやろうっていう気持ちがありました
(やっぱり色んなパターンを練習してたんだな
し:実際、4回転はどうでしたか?
4回転のことしか考えられないようなくらいの大技だったので
その後に響く可能性がすごい心配だったんですけど
他で崩れなかったことが結構成長したというか
いい経験ができたなと思えたので
4回転をこれからずっと入れていきたいなという気持ちで
練習していこうという風に思うようになりました
し:
周りの人達も勝手に「4回転を跳ぶんじゃないか」っていうわけですよ
「ほっといて」とか思ったりしませんでしたか?
期待があるのはもちろんわかっていたので
あってもなくても最後は周りの声は聞かずに
自分の体調とか、何を一番目標でやってきてるかってことだけを考えて
最終判断をしようと思っていたので
期待をしてくださっているのでやりたいという気持ちももちろん強いですが
だからといってそれが嫌というわけではなくて
期待して応援してくださってるから私も期待に応えなきゃなと
ポジティブに良い形で強く思うことができました
し:今回はどんなエキシビションでしょう?
♪スピリット っていう曲なんですけど『ライオンキング』の映画で使われている曲で
映画の中でもすごく迫力があったりとか、物語の部分を伝えられるような動きを
しっかり表現できたらいいなと思います
●紀平梨花(4位)
♪Spirit ほか
衣装がライオン色w ステファン・ランビエールさんの振付
こうした試合と違う表情が観られるエキシビプログラムのほうが好き
女性ヴォーカルの盛り上がりに合わせて踊る 美しいイナバウア
氷は青い点々、自分にはスポットライトが当たっているし
その中で滑るのは試合より怖いのでは?
ウォーミングアップルームの羽生結弦が映る
ガムを噛みながらもぐもぐ
<インタビュー>
Q:試合の時とはまた違った表情でしたね
このプログラムにも慣れてきてしっかり表現できたかなと思います
Q:
このファイナル 悔しい思いと手応えもあったと思うんですが
どんな大会になりましたか?
悔しくもあったし、すごくいい経験ができた試合だったと思うので
これから4回転もしっかり入れていけるように頑張りたいと思います
Q:今回このトリノでの経験をどう繋げて行きますか?
4回転のチャレンジができたので
この先自信を持って、他も崩れないように意識しながら
さらにいい点数がもらえるように頑張りたいと思います
(毎回同じことを質問されて大変だなあ
●ケビン・エイモズ(フランス 3位)
ネイサン、羽生の2強がずっと注目を集める中、この銅メダルは大きい
♪I found
苦悩の仕草から始まる 男性ヴォーカルのバラード
自分の中の表現力を存分に出し切った演技
ものすごい直角のクリムキンイーグルは毎回信じ難い/驚
<羽生結弦×修造さんインタビュー>
し:本当に凄まじいファイナル どうでしたか?
終わったなっていう安堵感と
終わってしまったなっていう悔しさと入り混じっていますね
し:
その悔しさの中でぶつけたフリー 最初すごい集中していました
会場を含めし、羽生結弦さんの世界に僕も全員が入っていました
(ハイライトを一緒に観ながら)スピードを出して、4回転ループです
決まりましたね どうでしょう?
すごく良くて、この後4回転ルッツなんですけど
その前の空気感が軽かったのでやりやすかったです
し:4回転ルッツ 成功おめでとうございます(2人で拍手
ヤッター
し:これは練習の中でも相当苦しんでいましたし、本番で久しぶりに出した
いいですね
し:どこらへんがいいですか?
軸がしっかりしているからですかね
軸がブレずに、かつちゃんと後ろに跳び切っているので
ちゃんと軸がまっすぐ降りて来れている
し:
そのルッツに関して言うと「怪我しなくてよかった」って何度も言っていました
その恐怖心もあると思いますし、その辺ルッツをどう前向きにとらえましたか?
技術的には分かってる部分は多分たくさんあって
ただそれが体力的にとか、試合になった時のメンタルだったりとか
ルッツはまだ僕にとってはそういったものに負けるパターンがすごく多いんですね
し:勝ったという捉え方でいいでしょうか?
自分に勝ったという感じですね ルッツは敵じゃないので 友達なのでw
し:4回転5本目になります
苦しかったです
これまで4回転跳び続けていても疲労度が全く違ってましたし
やっぱり勝たなきゃいけないっていうここで
降り切らないと点数が出ないっていうのは自分の中でもわかってたので
ずっと戦いでしたね
し:
でも初めて4回転を5本入れた 成功した
僕らは「トリプルアクセルなんか全然大丈夫 一番の友達だ」って思いながら 親友だった
まあ~疲れてました
し:ちょっといいですか 疲れた?
さすがに疲れましたね
これも難しい入り方なので
普通にやろうと思えばもしかしたら跳べたかもしれないですけど
貪欲にトリプルアクセルを狙いにいっていた
単発だったらあまり大きく跳ばなくても
軸さえしっかり作ればいいみたいな感じになってたんですけど
こんなに疲れている状況でもやっぱり2本跳びたいって思ったので
ちょっと大きく入れたんですよね そしたら力がなくてw
し:
余計なお世話を言っていいですか?
4回転アクセルを練習しないほうが良かったんじゃないですか?
おかしくなったりしなかったですか?
やっぱりおかしくはなります(4回転アクセルの練習してたんだ!
し:あの4回転アクセル、急に出てきた発想はどこから?
正直なことを言っちゃうと、勝てる気がしなかった
勝てる可能性がほぼなかったっていうのが一番ですね
でもせっかくトリノオリンピックの会場なのに
何を残すんだろうていうのを考えた時に
何も残せなかったらイヤだなってすごく思ったんです
じゃあできることは何だろう?
コーチがいないってこともありましたし
リミッターがいない状態で、自分しか決められる人がいない状態で
これってもしかして4回転アクセルをやれってことなのかなってちょっと思って
たぶんコーチがいたら絶対止めてますし、試合のほうが大事なので
ショートでミスをしていなかったらやるつもりは全くなかったですし
体力を残してフリーで勝つと思ってたので
でもここまで下げられて、絶望を感じながら
残したいって思ったものは4回転だったので
おりられなかったですけど
本当にいろんなものを賭けてやっていました
し:本当に全て出し切ったファイナルで、何を一番掴まれました?
なんか久しぶりにノーミスしなくていいんだよって思えて
いつもなんかすごく「ノーミスしなきゃいけない」
ノーミスしないと勝てないというのはわかっていますし
誰よりも勝ちたいとすごく思っているので大切だとは思うんですけど
この構成でやってノーミスできる可能性なんて
本当に1割にも満たないだろうっていう中だったので
なんか思い切ってできました
本当に小学生の頃みたいに、ミスしてもいいやと思って
「こんなにできるようになったよ」「こんなにできたよ」
っていうところを見せたいなていう無邪気な心
すごい気合いは入っていたんですけど、心の中では
俺は王者だとかそういうのは全くなかったですね
ずっと言ってるんですけど「試合を楽しむ」ってことは本当に好きじゃないんですけど
他の選手にとても失礼なので
だけどスケートが楽しかったです
●アンナ・シェルバコワ(ロシア 銀メダル)
アンナ:ここでも変身します 着物を脱ぎ捨てサムライのようなイメージで滑ります
♪Kimono
おじぎをするような仕草 タイツがとても黄色く見える 厚手のデニールだから?
ラップ調に変わり、すぐに着物を脱ぎ捨てる
どこら辺が侍なのか分からないけれども
まだまだ少女にも大人でも奥深い日本文化は理解しづらいのかも
ものすごい速いスピンも見応えあり
●羽生結弦(銀メダル)
♪ノッテステラータ
冬の夜にこの曲と演技に癒され、清められる
大陸を渡る白鳥 ビールマンスピンも美しい
そしてハイドロブレーディング
このアクセルも抜けて、トリプルアクセルを跳び直すところも彼らしい
スピンからフィニッシュまでの余韻も堪能
織田:
久しぶりに観ましたが、さらに成長しているのを感じる
体の使い方、曲の余韻だとか
いろんなシーズンを通して経験してきたことが
体に残っている感じがしました
アナ:7度目のGPファイナル 今回も本当に記憶に残る戦いでした
織田:
とくにこのプログラムは彼の高いスケート技術を堪能できる
1つ1つの伸びも、イナバウアも競技だとパッと終わってしまうが
ゆっくり見せてくれたり
<インタビュー>
Q:どんな想いがありましたか?
イタリア語のものということで
この土地に合ったものだという風にまず最初に思ったのと
オリンピックの地だったということで
自分がピョンチャンオリンピックで金メダルをとったことを思い出しながら
滑らせていただきたいなということもこめて、今回はこの選曲にしました
Q:改めて今回のファイナル 羽生選手にとってどんな経験になったでしょうか?
とても深いものがあります
とても言葉では説明できないくらいの量の情報と感情が頭の中を巡っていて
正直何が正解か 自分の感情も何が正解なのか分かっていません
ただ今日こうやってこの場所でノッテステラータを滑らせて頂いた時に
とても幸せを感じながら滑らせていただきました
何かちょっとでも 何かに触れる喜びだとか
何かと共にする 僕の場合はスケートなんですけど
このスケートの感覚とか、また皆さんと一緒にいる空間だとか
そういったものがこんなにも愛おしく思えた瞬間ってなかったと思うので
そういったものをまた皆さんに感じて頂けるような
プログラムだったらいいなと思っています
応援ありがとうございました
私はゆづくんの雑誌やら、本、新聞も読まず
ネットのニュースもブログを書く時にチラ見する程度だけれども
今日見かけたファンサイトでは、自らの深い信仰と結び付けている方もいて
そこまでの高みにまで崇敬されている選手がこの世にいるだろうか
本当に稀有な存在だと改めて思う
●アリョーナ・コストルナヤ(ロシア 金メダル)
♪映画『フィフティ・シェエイズ・フリード』より Never tear us apart
このステッキのプログラムは観たことがある
緑色の瞳の美しい容貌と完璧な演技 エキシビも完璧
氷上では宇宙人かAI的 でもインタビューでは恥ずかしそうに語る少女
●ネイサン・チェン(アメリカ 金メダル)
♪Next to me
エキシビもラフで等身大な衣装 優勝を重ねるにつれて風格もついてきた
相当スピードが出ているのがシャツの絡まり具合で分かる
普通のシャツに見えて、やっぱり体をどの方向にも伸ばせる作りなのかな
バックフリップ(後方宙返り)も入れた 試合では禁止されてるのか
いわゆるバク転とは違うのね 手をつかわず宙返り!
たしかに金メダリストなんだけれども、記憶に残るのはゆづくんだなあといつも思う
彼がこれまで滑ってきたプログラムが何だったか思い出せない
織田:本当に隙がないですよね
<フィナーレ>
ものすごい低いハイドロブレーディングを見せる羽生結弦
上から大量の紙テープ?が降ってきて
中から黄色のテープを首に巻いたゆづくんの映像で
今年のGPファイナルは終わった
修造さん:
フィギュアスケートってスポーツだっていうのを感じました
どんな状況でも平常心で戦うこと、荒川さんの思いを感じています
追。
真央ちゃんが『太陽にほえろ』ばりにシャッターから外を見る風邪薬のCMもかっちょよかった
スーツ姿で、本当にいろんな表情を見せられる人なんだなあ
一度はサンクスツアーを観てみたいけれども、チケット取れなそう←取る前から諦めるタイプ
次は来年3月の世界選手権?
けっこう間が空くねえ
解説者:織田信成
※私の個人的な趣味によりペアは割愛させていただきます/謝
●佐藤駿(ジュニア金メダル)
初のGPファイナルで宇野昌磨以来5年ぶりに日本人優勝を果たした
ゆづくん:
一緒の(メダル)とりたかったあ!
ルッツもキレイだったよー!
これ着けてくれてるんだ ペンダント ありがとう
インタビュー:
まだダブルアクセルに苦戦している頃から見ていたから
こうして憧れくださって、スケートを頑張ってくれるのって
こんなに嬉しいんだなって、感慨深いですね
♪戦場のメリークリスマス
のっけから美しいトリプルアクセルを見せた
エキシビション演技も堂々としていて、今後が楽しみだなあ
●アレクサンドラ・トゥルソワ(ロシア 3位)
愛犬ティナさん可愛い! 一緒にフォトセッションにも映ってたし
お揃いの衣装なんだ
いつもインタビューの時に髪が半分ずつ白黒だったのも
エキシビションでのアーティストをモチーフにしてたのね
インタビュー:
コーチがこの曲は私にピッタリだとすすめてくれた
「止められないって意味だから」って
♪Unstoppable
衣装も手袋も半分ずつ白黒ってかなり攻めてる
リンクのフェンスにだら~んともたれた姿勢から始める
高いバレエジャンプからのジャンプ
織田:
あの跳び方もものすごく難しいですけど
彼女に出来ないことはないですね
エキシビションでも4回転を跳ぶって、いつでも跳べるってこと
氷の上を仰向けに這って1回転 なんでもあり
あの髪は毎回スプレーかなにかで塗るのかな?
織田:
挑戦することへの恐怖心を感じていない姿
物怖じしない性格が彼女の強さなのかなと思う
●カミラ・ワリエワ(13歳 金メダル)
女子のジュニア金メダルもロシア
♪スパルタカス ほか
いつシニアに来てもおかしくないな
織田:柔軟性が本当に素晴らしい 高難度のジャンプが跳べるのが強み
アナ:ケガからFSでは4回転を跳ばずにSP4位から逆転優勝
エキシビでも真剣なまなざしで試合さながらに滑る
1本の棒のようなスピン/驚
挨拶の仕方もバレエダンサーのよう
織田:
北京オリンピックにはシニアに上がる
さらにロシア勢の壁が厚くなる感じがする
<紀平梨花×修造さんインタビュー>
し:凄まじいファイナル 実際やってみてどうでしたか?
後半のジャンプだったりとか
ロシアのお三方が本当に素晴らしい演技をして
私もいい刺激がもらえましたし
4回転を今回挑戦して次に繋がる試合だったなと思いました
し:
4回転を跳んで自分の中での不安もあったと思うんですよ、初めてだったから
何を一番心の中で大事にしていましたか?
4回転を初めて挑戦するということで
ミスの仕方によってはすごく崩れてしまうこともあり得ると思っていたので
どんなことが起きても最善を尽くすためにあらゆるパターンを想定して
何があってもずっと集中してやろうっていう気持ちがありました
(やっぱり色んなパターンを練習してたんだな
し:実際、4回転はどうでしたか?
4回転のことしか考えられないようなくらいの大技だったので
その後に響く可能性がすごい心配だったんですけど
他で崩れなかったことが結構成長したというか
いい経験ができたなと思えたので
4回転をこれからずっと入れていきたいなという気持ちで
練習していこうという風に思うようになりました
し:
周りの人達も勝手に「4回転を跳ぶんじゃないか」っていうわけですよ
「ほっといて」とか思ったりしませんでしたか?
期待があるのはもちろんわかっていたので
あってもなくても最後は周りの声は聞かずに
自分の体調とか、何を一番目標でやってきてるかってことだけを考えて
最終判断をしようと思っていたので
期待をしてくださっているのでやりたいという気持ちももちろん強いですが
だからといってそれが嫌というわけではなくて
期待して応援してくださってるから私も期待に応えなきゃなと
ポジティブに良い形で強く思うことができました
し:今回はどんなエキシビションでしょう?
♪スピリット っていう曲なんですけど『ライオンキング』の映画で使われている曲で
映画の中でもすごく迫力があったりとか、物語の部分を伝えられるような動きを
しっかり表現できたらいいなと思います
●紀平梨花(4位)
♪Spirit ほか
衣装がライオン色w ステファン・ランビエールさんの振付
こうした試合と違う表情が観られるエキシビプログラムのほうが好き
女性ヴォーカルの盛り上がりに合わせて踊る 美しいイナバウア
氷は青い点々、自分にはスポットライトが当たっているし
その中で滑るのは試合より怖いのでは?
ウォーミングアップルームの羽生結弦が映る
ガムを噛みながらもぐもぐ
<インタビュー>
Q:試合の時とはまた違った表情でしたね
このプログラムにも慣れてきてしっかり表現できたかなと思います
Q:
このファイナル 悔しい思いと手応えもあったと思うんですが
どんな大会になりましたか?
悔しくもあったし、すごくいい経験ができた試合だったと思うので
これから4回転もしっかり入れていけるように頑張りたいと思います
Q:今回このトリノでの経験をどう繋げて行きますか?
4回転のチャレンジができたので
この先自信を持って、他も崩れないように意識しながら
さらにいい点数がもらえるように頑張りたいと思います
(毎回同じことを質問されて大変だなあ
●ケビン・エイモズ(フランス 3位)
ネイサン、羽生の2強がずっと注目を集める中、この銅メダルは大きい
♪I found
苦悩の仕草から始まる 男性ヴォーカルのバラード
自分の中の表現力を存分に出し切った演技
ものすごい直角のクリムキンイーグルは毎回信じ難い/驚
<羽生結弦×修造さんインタビュー>
し:本当に凄まじいファイナル どうでしたか?
終わったなっていう安堵感と
終わってしまったなっていう悔しさと入り混じっていますね
し:
その悔しさの中でぶつけたフリー 最初すごい集中していました
会場を含めし、羽生結弦さんの世界に僕も全員が入っていました
(ハイライトを一緒に観ながら)スピードを出して、4回転ループです
決まりましたね どうでしょう?
すごく良くて、この後4回転ルッツなんですけど
その前の空気感が軽かったのでやりやすかったです
し:4回転ルッツ 成功おめでとうございます(2人で拍手
ヤッター
し:これは練習の中でも相当苦しんでいましたし、本番で久しぶりに出した
いいですね
し:どこらへんがいいですか?
軸がしっかりしているからですかね
軸がブレずに、かつちゃんと後ろに跳び切っているので
ちゃんと軸がまっすぐ降りて来れている
し:
そのルッツに関して言うと「怪我しなくてよかった」って何度も言っていました
その恐怖心もあると思いますし、その辺ルッツをどう前向きにとらえましたか?
技術的には分かってる部分は多分たくさんあって
ただそれが体力的にとか、試合になった時のメンタルだったりとか
ルッツはまだ僕にとってはそういったものに負けるパターンがすごく多いんですね
し:勝ったという捉え方でいいでしょうか?
自分に勝ったという感じですね ルッツは敵じゃないので 友達なのでw
し:4回転5本目になります
苦しかったです
これまで4回転跳び続けていても疲労度が全く違ってましたし
やっぱり勝たなきゃいけないっていうここで
降り切らないと点数が出ないっていうのは自分の中でもわかってたので
ずっと戦いでしたね
し:
でも初めて4回転を5本入れた 成功した
僕らは「トリプルアクセルなんか全然大丈夫 一番の友達だ」って思いながら 親友だった
まあ~疲れてました
し:ちょっといいですか 疲れた?
さすがに疲れましたね
これも難しい入り方なので
普通にやろうと思えばもしかしたら跳べたかもしれないですけど
貪欲にトリプルアクセルを狙いにいっていた
単発だったらあまり大きく跳ばなくても
軸さえしっかり作ればいいみたいな感じになってたんですけど
こんなに疲れている状況でもやっぱり2本跳びたいって思ったので
ちょっと大きく入れたんですよね そしたら力がなくてw
し:
余計なお世話を言っていいですか?
4回転アクセルを練習しないほうが良かったんじゃないですか?
おかしくなったりしなかったですか?
やっぱりおかしくはなります(4回転アクセルの練習してたんだ!
し:あの4回転アクセル、急に出てきた発想はどこから?
正直なことを言っちゃうと、勝てる気がしなかった
勝てる可能性がほぼなかったっていうのが一番ですね
でもせっかくトリノオリンピックの会場なのに
何を残すんだろうていうのを考えた時に
何も残せなかったらイヤだなってすごく思ったんです
じゃあできることは何だろう?
コーチがいないってこともありましたし
リミッターがいない状態で、自分しか決められる人がいない状態で
これってもしかして4回転アクセルをやれってことなのかなってちょっと思って
たぶんコーチがいたら絶対止めてますし、試合のほうが大事なので
ショートでミスをしていなかったらやるつもりは全くなかったですし
体力を残してフリーで勝つと思ってたので
でもここまで下げられて、絶望を感じながら
残したいって思ったものは4回転だったので
おりられなかったですけど
本当にいろんなものを賭けてやっていました
し:本当に全て出し切ったファイナルで、何を一番掴まれました?
なんか久しぶりにノーミスしなくていいんだよって思えて
いつもなんかすごく「ノーミスしなきゃいけない」
ノーミスしないと勝てないというのはわかっていますし
誰よりも勝ちたいとすごく思っているので大切だとは思うんですけど
この構成でやってノーミスできる可能性なんて
本当に1割にも満たないだろうっていう中だったので
なんか思い切ってできました
本当に小学生の頃みたいに、ミスしてもいいやと思って
「こんなにできるようになったよ」「こんなにできたよ」
っていうところを見せたいなていう無邪気な心
すごい気合いは入っていたんですけど、心の中では
俺は王者だとかそういうのは全くなかったですね
ずっと言ってるんですけど「試合を楽しむ」ってことは本当に好きじゃないんですけど
他の選手にとても失礼なので
だけどスケートが楽しかったです
●アンナ・シェルバコワ(ロシア 銀メダル)
アンナ:ここでも変身します 着物を脱ぎ捨てサムライのようなイメージで滑ります
♪Kimono
おじぎをするような仕草 タイツがとても黄色く見える 厚手のデニールだから?
ラップ調に変わり、すぐに着物を脱ぎ捨てる
どこら辺が侍なのか分からないけれども
まだまだ少女にも大人でも奥深い日本文化は理解しづらいのかも
ものすごい速いスピンも見応えあり
●羽生結弦(銀メダル)
♪ノッテステラータ
冬の夜にこの曲と演技に癒され、清められる
大陸を渡る白鳥 ビールマンスピンも美しい
そしてハイドロブレーディング
このアクセルも抜けて、トリプルアクセルを跳び直すところも彼らしい
スピンからフィニッシュまでの余韻も堪能
織田:
久しぶりに観ましたが、さらに成長しているのを感じる
体の使い方、曲の余韻だとか
いろんなシーズンを通して経験してきたことが
体に残っている感じがしました
アナ:7度目のGPファイナル 今回も本当に記憶に残る戦いでした
織田:
とくにこのプログラムは彼の高いスケート技術を堪能できる
1つ1つの伸びも、イナバウアも競技だとパッと終わってしまうが
ゆっくり見せてくれたり
<インタビュー>
Q:どんな想いがありましたか?
イタリア語のものということで
この土地に合ったものだという風にまず最初に思ったのと
オリンピックの地だったということで
自分がピョンチャンオリンピックで金メダルをとったことを思い出しながら
滑らせていただきたいなということもこめて、今回はこの選曲にしました
Q:改めて今回のファイナル 羽生選手にとってどんな経験になったでしょうか?
とても深いものがあります
とても言葉では説明できないくらいの量の情報と感情が頭の中を巡っていて
正直何が正解か 自分の感情も何が正解なのか分かっていません
ただ今日こうやってこの場所でノッテステラータを滑らせて頂いた時に
とても幸せを感じながら滑らせていただきました
何かちょっとでも 何かに触れる喜びだとか
何かと共にする 僕の場合はスケートなんですけど
このスケートの感覚とか、また皆さんと一緒にいる空間だとか
そういったものがこんなにも愛おしく思えた瞬間ってなかったと思うので
そういったものをまた皆さんに感じて頂けるような
プログラムだったらいいなと思っています
応援ありがとうございました
私はゆづくんの雑誌やら、本、新聞も読まず
ネットのニュースもブログを書く時にチラ見する程度だけれども
今日見かけたファンサイトでは、自らの深い信仰と結び付けている方もいて
そこまでの高みにまで崇敬されている選手がこの世にいるだろうか
本当に稀有な存在だと改めて思う
●アリョーナ・コストルナヤ(ロシア 金メダル)
♪映画『フィフティ・シェエイズ・フリード』より Never tear us apart
このステッキのプログラムは観たことがある
緑色の瞳の美しい容貌と完璧な演技 エキシビも完璧
氷上では宇宙人かAI的 でもインタビューでは恥ずかしそうに語る少女
●ネイサン・チェン(アメリカ 金メダル)
♪Next to me
エキシビもラフで等身大な衣装 優勝を重ねるにつれて風格もついてきた
相当スピードが出ているのがシャツの絡まり具合で分かる
普通のシャツに見えて、やっぱり体をどの方向にも伸ばせる作りなのかな
バックフリップ(後方宙返り)も入れた 試合では禁止されてるのか
いわゆるバク転とは違うのね 手をつかわず宙返り!
たしかに金メダリストなんだけれども、記憶に残るのはゆづくんだなあといつも思う
彼がこれまで滑ってきたプログラムが何だったか思い出せない
織田:本当に隙がないですよね
<フィナーレ>
ものすごい低いハイドロブレーディングを見せる羽生結弦
上から大量の紙テープ?が降ってきて
中から黄色のテープを首に巻いたゆづくんの映像で
今年のGPファイナルは終わった
修造さん:
フィギュアスケートってスポーツだっていうのを感じました
どんな状況でも平常心で戦うこと、荒川さんの思いを感じています
追。
真央ちゃんが『太陽にほえろ』ばりにシャッターから外を見る風邪薬のCMもかっちょよかった
スーツ姿で、本当にいろんな表情を見せられる人なんだなあ
一度はサンクスツアーを観てみたいけれども、チケット取れなそう←取る前から諦めるタイプ
次は来年3月の世界選手権?
けっこう間が空くねえ