素振りブログ。

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恐怖のエクソダス

2016年07月08日 21時23分46秒 | 日記
最近無性にウルティマ3をやりたくなっています。

ファミコン版のやつね。

ウルティマはドラクエの原型のひとつみたいなゲームでして。
フィールド見下ろし型のRPGの元祖、だったはず。
(3Dダンジョンはウィザードリィ)

このウルティマ3というゲーム。
レベルアップで能力値が上がらなくてですね。

HPの上限は上がるんだけど。

レベルが上がっても、MPも増えなければ、力も器用さも上がらない。
で、敵だけは強くなっていく。

ジリ貧になっていくわけです。

能力値を上げるには、とある場所にある能力値を上げる神殿で寄付をする必要があるのですが。
確か1上げるのに100ゴールドかかる。

だからまぁ、強くなるためにはお金を稼がないといけないわけですが。
敵を倒した後に出現する宝箱から得られる金だけをアテにしていると、膨大な時間がかかるので。

とてもじゃないけどやってられない。

じゃあどうするのかと言いますと。

泥棒に入るんですよね。
街の住人の中には、山のような宝箱(財産)を抱えている住人が居るもので。

ドラクエやFFだったら、そういう町中にある宝箱を勝手に開けても、誰も文句言わないんですけど。

ウルティマだとそれが発覚した場合。

守衛(警察みたいなもん)が襲ってきます。
それも徒党を組んで。

これがまた強い!
HPが高く、攻撃力も高い。

捕まる=死、なわけですわ。

そんだけ警察が強いんだったら、お前らが世界を救えよ、と言いたくなるくらい。

でも、これのおかげで別のゲームが始まるのですわ。
守衛に殺される前に、金持ちからどれだけ財産を盗めるかゲーム。
(世界を救う勇者の行いとは思えぬ所業)

一般市民から金を奪うなんて、それでも勇者か!?

大丈夫。
泥棒を専門で行うキャラでやるから!
(ちっとも大丈夫じゃない)

守衛に殺されて全滅すると、先頭の一人だけ王様に生き返らしてもらえるので。
生き返ったら死骸(蘇生させてもらえなかったやつら)を引き連れてまた盗みに行って。
ある程度稼いだらメインパーティにそのアガリを献上する。
追いかけてくる守衛から逃げながら、どれだけ稼げるか。
このドキドキ感。そしてアガリを献上するときの達成感。

これがみょーに楽しいんですよね。
お金を稼ぐのがこれほど楽しいRPG、他ではちょっと知らないですな。

ゲームの面白さって、グラフィックやら演出やら、だけじゃないってのを実感しますわ~。