素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

思い出ぽろぽろ

2015年05月08日 21時47分23秒 | 日記
今週の血界戦線ですけど。

異界の住人らしいイカレ具合が面白かったかな。

理想の彼氏を作るために、性格が好みの現行の彼氏を寸刻みのジュースにして。
それを理想の外見を持った男に移植するとか。

他の作品引き合いに出すのは本来褒められたもんじゃないと思うんですけどね。
魔界都市新宿でも、気に入った若い男の性器を魔術的な方法で切り取り。
散々淫らな遊びに耽った後、元のように繋げて返却する金持ちマダム連中、ってのが作中で添え物みたいに出てくるんですけどね。

それにちょっと通じるものを感じましたw


今回、作中でさ。
主人公が女の子を連れて映画観に行くシーンありましたけど。

あの映画、ツインズですか?
なつかしいな。

シュワルツネッガー演じる、超人的肉体を持つ上、優秀な頭脳を持つという、何でもできる弟と。
反対に、特にパッとした能力を持たない上、弟とは似ても似つかない容貌の兄。

でも彼らは双子で。そのからくりは。

複数の優秀な男性から提供をされた精子から作られたスーパー精子を受精させた受精卵から生まれたんですけど、彼ら。
どういうわけか、卵子は2つに分裂し、精子の優秀な遺伝子は全て弟に。そしてパッとしない遺伝子は全部兄に行ったと。

そういう理由。

事実を知って、兄が「俺は余りモンの不良品だ」と泣きながら落ち込むところを、弟がなんとか励まそうとするシーンが記憶に残ってます。

ラストはさ。
兄弟で力を合わせて敵を撃退して、「能力の優劣が人間の絶対的価値じゃない」みたいな終わり方だったと思うんですが。
(見たのかなり昔なので、うろ覚えですが)


ちょっと気になったので調べてみたら。

おや?
原作ではシュワルツネッガーの方が兄なの?

何で?あっし、玄田さんの声で「兄さん」って言うの、耳に残ってるんですが?

自分の記憶のいい加減さに不安を覚えつつ、先を読み進めるとですね。

どうも日本的な慣習で、双子は先に生まれた方が弟、ってことで。
日本語吹き替え版だと、シュワルツネッガーが弟、ってことになってるそうな。

ああ、そっか。そういうわけね。


なつかしいな、と思ったのと。
思い出を書くにあたり、調べて記憶とのギャップを確認したのと。
そのギャップの理由を知って、なるほどと思ったことと。

色々と今回は楽しめました。