素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

2期のタイトルは「暗殺教室・二学期」でしょうか?

2015年05月01日 20時29分07秒 | 日記
今週のアニメの暗殺教室ですが。

2期が決定したそうで。
後半オリジナルになる恐れがとりあえず払拭されて何より。

1期は1学期の期末試験の結果が出るところまでかな?
キリいいですしね。


今週は寺坂君が成長する話でした。

これまでの寺坂君ってさ。
声だけ大きくて、決断力も責任感も無い、とても残念な子だったんですよね。
(そのくせ、自尊心が高いというメンドクササ)

でもさ。
今回の話で、責任を取らずに逃げ回ることのみっともなさを自覚し、全体のために人に使われる立場になることの何が悪いんだと。
無駄な自尊心を捨てる展開。

成長したじゃないの。

ペルソナ4でも終盤で足立相手に直斗クンが言いますけどさ。

「ヒトは1人じゃ生きられない。だから社会と折り合うことを投げたら生きづらいに決まってる!」

これまでの寺坂君は、社会と折り合うことなんかどこ吹く風。
努力しないでテキトーに作業して得られる範囲の幸せで、自分だけ気分良ければいいや、って心意気で生きてきてたわけですが。
(だからまぁ、E組に落ちたんですけど)

本心では「輝いてる奴らが羨ましい」って思ってて。

だからまぁ、本来では悲しむべきE組落ちも、彼的には喜ぶべきことだった。
だって、輝いてる連中を見ないで済むし。

ビジョン持って努力して、上を目指すのはイヤだけど、自分だけ最下層で劣等感を刺激されるのもイヤ。

……ホント、アカンコやなぁ;

中国で毛沢東を祭り上げてる人々に通じるものがありますな;
アレも、「自分だけ貧乏は我慢ならないけど、皆等しく貧しいなら耐えられる」っていう思いで、毛沢東を祭り上げているわけでしょ?

だからまぁ、皆の意識を高めて、自分の安住の地を破壊した殺せんせーが心底腹立だしくて。
自分と同じく最下層に落ちたはずなのに、輝きを取り戻しつつあるクラスメイトが眩しくて仕方ないと。

でも、羨ましい、妬ましい、と思った連中が、自分のせいで死ぬかもしれないという状況に追い込まれたら。
途端にビビりだして、「俺は関係ない」と言い出す。

クズです。

クズだけどさ。
まだ救いあるよね。

だって喜ばなかったし。

で、結局さ。
カルマ君の言葉で、頬かむりして逃げる事の方が罪深く、無様で、恥知らずで、最低であると気づいたんでしょうね。
身体を張って皆を助ける行動に出たわけで。

ヒトは変わるものだ、ってのをさ。
今回の話は描いていたと思いますな。