七変化もびっくり

政治や社会について綴る保守系ブログです。
女性天皇、女系天皇の実現に反対、女性宮家の実現に反対の立場です。

相撲協会に悪者にされる貴乃花親方!

2017年11月28日 | 政治
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横綱日馬富士が、貴ノ岩に暴行し怪我をさせた事件が横綱審議委員会で話し合われました。
「全体の空気としてやはり暴力があったということはほぼ間違いない。協会がこれだけ暴力を
なくしようと努力している最中にあった、これは非常に厳しい処分が必要だろうと」会議後、
北村委員長は語りました。大相撲の浄化のためには、本当に厳しい処分が必要でしょう。

また、、「引退勧告」や「注意」など、具体的にどのレベルの処分にするかまでは話しあわれ
なかったとそうです。被害者の貴ノ岩に対する協会の聞き取り調査を拒んでいる貴乃花
親方については、ほとんどの委員から、「理事という立場でぶちこわす動きをしているのは
不可解」という意見が出たとそうです。日テレニュースを転載していますが、別の記事のMSN
ニュースには、もっと踏み込んだ内容が書いてありました。引用します。

”””貴乃花親方は日馬富士の暴行に憤り、10月29日に鳥取県警へ被害届を提出。協会に
よる再三の取り下げ要請にも応じない。体調不良を理由に貴ノ岩を保護し、危機管理委員会
聴取を拒絶しているだけでなく、初場所(1月14日初日・両国国技館)も休場する意向さえ
持っているという。態度を硬化させたまま千秋楽を迎えた。北村委員長は「親方の意思と本人
の意思が一致しているのか。親方が力士一人の先行きを決めていいのか」と指摘。立場を超え、
貴ノ岩の相撲人生を左右しかねない状況を憂慮した。”””

相撲協会は、再三貴乃花親方に被害届の取り下げ要請を行っていたことが分かります。協会が、
暴力をなくしようと努力していたと北村委員長は、言っていますが、その暴力をなかった事に
しようとしているのが相撲協会です。事なかれ主義の相撲協会の姿勢にはあきれます。暴行を
隠微し、暴行をした横綱を助けようと動いているかのようです。

これで、貴乃花親方の態度が硬化している理由も分かります。相撲協会の姿勢に抗議して、
無言を貫いているのかも知れません。弟子である貴ノ岩を協会の事情聴取に出さない理由も
なんとなく分かります。心身共に傷ついている貴ノ岩を護っているのでしょう。

貴乃花親方は、場所後のパーティで正当に裁きをしていかねばならないと語っています。これが、
他の部屋の力士であっても同じで、巡業部長の務めであり、責任ですとも言っています。

暴行があったのは事実ですし、暴行で怪我をしているのも事実です。それをなかった事にしたい
相撲協会の体質には驚きました。善悪の判断が間違っています。この姿勢では、今後も暴行事件が
起きそうだと思います。非常に残念な相撲協会の姿勢です。そして、正当な裁きを求めた貴乃花親
方が悪者にされています。被害届けを取り下げなかった人が、批判される相撲協会の体質はおかし
いです。平成の大横綱を悪者にする相撲協会の姿勢は、批判に値します。八角親方や伊勢が浜親方
がそんな動きを強めているのかしらね。

そして、今日横綱の白鵬が鳥取県警の事情聴取を九州場所のあった福岡県で受けます。


貴ノ岩への暴行の背景には、態度が悪いという事ではでなく、融通の利かない貴ノ岩への制裁の
意味があるのでないでしょうか。ガチンコ力士が、上位に進出して☆が上がらなくなった弱い横綱
日馬富士が追い詰められた結果ではないかと考えます。白鵬が負ける相手も、ガチンコ力士ばかり
です。それでは、ガチンコ力士と言われない力士はどうしているのか興味があるところです。
ーーーーーーーーーーーNNNより転載ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
貴乃花親方「正当に裁きをしなければ」
11/26(日) 19:22配信
Nippon News Network(NNN)
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20171126-00000023-nnn-soci
 貴乃花部屋では26日午後、九州場所を終え、千秋楽後恒例のパーティーが行われた。

 関係者によると、貴乃花親方はパーティーの挨拶で、今回の日馬富士の暴行問題について「正当に裁きをしていかなければならない。それが巡業部長の務めだと、責任だと思います。この場を借りておわび申し上げます」などと話したという。
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ーーーーーーーーーーーー日テレニュースより転載ーーーーーーーーーーーー

暴行事件を起こした大横審終了 白鵬は明日、警察の参考人聴取へ
相撲の横綱・日馬富士の進退問題を話しあう横綱審議委員会が開かれた。終了後、横審の北村委員長は、「非常に厳しい処分が必要」との考えを示した。

 日馬富士の進退問題を話しあう横綱審議委員会の会合は、27日午後5時半から1時間ほど行われ、日馬富士らから聞き取った内容が、日本相撲協会の八角理事長から報告された。

 日本相撲協会・北村委員長「全体の空気としてやはり暴力があったということはほぼ間違いない。協会がこれだけ暴力をなくしようと努力している最中にあった、これは非常に厳しい処分が必要だろうと」

 27日の会合では、「引退勧告」や「注意」など、具体的にどのレベルの処分にするかまでは話しあわれなかったという。また、被害者の貴ノ岩に対する協会の聞き取り調査を拒んでいる貴乃花親方については、ほとんどの委員から、「理事という立場でぶちこわす動きをしているのは不可解」という意見が出たという。

 一方、暴行事件の現場に同席していた横綱・白鵬が日本テレビなどの取材に応じた。鳥取県警による事情聴取が「明日ですか」と問われると、白鵬は「はい」と答え、28日に事情聴取が行われるという認識を示した。

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画像は、嘉風の髷を引っ張り、反則負けした日馬富士