あの夜、一番冷静な男。

村田諒太、世界ベルト再奪取！
良かったですね！

会場内は試合前からえらい熱気で、勝った瞬間はまわりも
（もちろん僕も）泣いてましたからねー

しかしいつも感心するのは試合直後のインタビュー。

好きなんですよー、何故か。


前回世界取った時も、あの歓声の中、
「帝拳の力で取らせてもらったんとちゃうか？」という決して少なくないであろうひねくれたご意見番（しかしながら実直なボクシングファンでもある）の気持ちを察してか、「まだ僕はリアルなチャンピョンではないし、まだまだ僕より強い選手がたくさんいる〜」みたいな事を試合直後に言う、この冷静さ。


あの一言でアンチからファンになったボクシングファンも多数いるだろう。

で今回の試合後のインタビュー。

「三回以降のグダグダになる試合も見たかったでしょ？」と冗談混じりに言ってましたよね？

凄くないですか？

多分、長年のボクシングファン、実際やってる人から見たら、あの試合、あの2ラウンドに決めなかったら、展開が変わってるのは明らかです。

僕ら気楽に試合観戦してるから偉そうな事を簡単に言えますが、あの瞬間、会場にいる客はもちろん、インタビュアーやラウンドガールまで泣いてるんですよ。

あの異様な会場で一番テンション上がってるはずの村田諒太が一番冷静で自然体とは。

もう達人超えて、仙人ですな。

さてさて次は誰とするのでしょう。

楽しみです！