劇場にはやっぱりかと言うように僕ら世代の観客が目立ちます「いいカモにされとるな〜」と嘆きつつも期待半分で見ました。
時流に乗ってか、今回の映画「マジンガーZ」もリアルになってました。
40年前の毎週日曜夜7時からのドンパチな戦いが「戦争」と呼ばれ(今回の侵略はテロリズム!らしい。。)、主人公らは軍人扱いであります。
物語のエネルギー資源の「光子力」が現実での「原子力」の位置づけで、賛成派、反対派が分かれているのですよ。
車は日産、タブレットはバイオ。
「なんか、ここまでリアルなのもな〜」であります。
確かに昔、怪獣映画など見て「もっとリアルなのが見たいな」と思ったことはありましたよ。
その一つの回答が「シンゴジラ」であったと思うのだけど、あれって面白かったかな??
プロレス見てて「もっとリアルなプロレスが見たいな」と思ったことありましたともよ。
一種のなんでもありのプロレス「総合格闘技」。確かに凄いけどプロレスよりも面白いかといえば、なんともいえん〜
「リアルだから面白いものではないのよ〜」とやっと薄々気付き出した50のおっさん。
そんなことをぼんやり考えつつ見てたら。
ついに登場、ホバーパイルダー!プールから出て来たマジンガーと合体だぜ〜
「ん〜!やっぱ、かっこええ〜!」なのでありました。
今回の映画はリアルな面と、隣接次元などと言うちょっと(いや、かなり)50代にはついて行きにくいテーマもあったのですが、後半の戦闘シーンの前ではどうでもいいかと思ったしだいで。
見終わった感想は「マジンガーZって宇宙戦艦ヤマトより強いんとちゃうか?」
「リアルって〜」はぼんやり思ってただけやのにね。
50歳の映画の感想がこれだとは情けない気もしますが、これが52歳のリアルだから仕方ない!
でも少しの時間でも童心に戻れたのは嬉しかったかもです。
普段は買わないパンフレットまで買ってしまいましたからね〜
来月は「宇宙戦艦ヤマト』「ガッチャマン」それ以降は「デビルマン」も公開されるのです。
完全に僕ら世代がターゲットですね〜
なんだか悔しいけど、ゆらゆら乗るとします〜