ときめ句ノスタルジッ句昭和親父の温故知新

思うままに、俳句と唄を、昭和の匂いをぷんぷんさせて。

雨上り旅立つ朝の金木犀

2019-10-24 | 花の俳句
     



     木犀の風につつまれ旅の靴


     


     


     金木犀のりこむ船の大きなり


     乗船の足軽やかに金木犀


     香り立つ雨の出航金木犀


     




     




雄々しきや色変えぬ松の根上がり

2019-10-24 | 昭和の親父
     


     色変えぬ松や青空従えて


     


     色変えぬ松や地をつかむ走り根


     昇りゆく龍のごと色変えぬ松


     


     色変えぬ松寂として囲碁の音


     色変えぬ松や昭和を振り返る


     色変えぬ松や男村田英雄



上沼恵美子がラジオで村田英雄のことを話してるのを聴いたことがあります。テレビのまんま、実にサバサバと男らしかったと。