goo blog サービス終了のお知らせ 

タイ映画 & アジアな毎日  Thai Movie & Asia Entertainment Diary

主に最新・最速タイ映画情報の掲載とアジア全般のポップカルチャーを楽しむ日々をのんびりと語る日記です。原稿依頼歓迎!

女性映像フェスティバル 2005 10月13日~16日 in 大阪

2005-10-12 03:42:32 | Movie
 山形国際ドキュメンタリー国際映画祭で上映された女性監督の作品が、大阪で上映されます。

 女性映像フェスティバル 2005 サイト

 タイで撮ったドキュメンタリー「昨日、今日、そして明日へ....」も上映されます。山形の映画祭でチラシを発見したので、素早くお知らせしました。

映画祭レポート

2005-10-10 02:57:22 | Movie
 この季節、自分の分身があと2つあれば、と思うのです。今わたしは、山形の映画祭に居て、そりゃあ楽しいんですが、この時期、行きたいと思う映画祭が重なってしまうのです。

 一つ目は、釜山国際映画祭。去年から参加し始めたM氏によると、かなり楽しそう。釜山では、結構タイ映画も上映されているし、タイの映画人も多数参加しています。今年は11本もタイ映画が上映されるそうです。

 で、仕方がないので現地に飛んでいる人の生レポートを見たり、読んだり。

 例えばタイで唯一国際批評家連盟(FIPRESCI)の会員である切れ者の映画評論家Ms. Anchalee Chaiworaporn のサイト、Thai Cinema Org.では、釜山国際映画祭の様子を生レポートしています。タイ語ですが、写真で雰囲気が分かります。

トップ頁の右側のリンクを次々とクリックしていくと、写真を見ることが出来ます。

 そして、前述のシネマナビゲーター、M氏のブログ大宴会の続きの記は、どうなってんの!?気になる。


 ちょっと残念なのは、今年の東京国際ファンタスティック映画祭のタイ映画上映が見れないこと。この映画祭は映画ファンの映画に対する反応が,とてもいいんです。オープニング上映の“トム・ヤム・クン”しかり、“デッド・ライン”しかり。盛り上がった雰囲気の中で一緒に見たかった。 

 ということで、欲張っても無理なので、自分が参加できる秋の映画祭を、出来る範囲で生レポートしていきます。More!Thai Film

山形国際ドキュメンタリー映画祭2005 10月7日〔金〕ー13日〔木〕 

2005-10-04 23:55:35 | Movie
 今年は縁あって、山形国際ドキュメンタリー映画祭に行くことになりました。この映画祭は、1989年に第1回が開催され、以降2年に1回のペースで開催されています。

山形国際ドキュメンタリー映画祭2005公式サイト

 その名の通り、世界中からドキュメンタリーの秀作を集めて上映しており、ここから世界に知られるようになった作家も多いとのこと。例えばタイの場合は、カンヌ、Tokyo Filmex等で賞をとり、今では世界的に知られているアピチャートポン・ウィーラセータクン監督が、まだ無名の頃の初期の作品を紹介したのが、山形だそうです。

 注目部門は、アジアの新進作家の作品を紹介する“アジア千波万波”部門。作品の完成度というより、荒削りながらも将来が楽しみなアジアの作家を紹介するそう。

 今年のこの部門のタイの作品は「忘れないで!」マナットサック・ドークマーイ監督。そして審査員の一人は、タイ実験映画のパイオニアであり、劇場デビュー作「One Night Husband」で世界中の映画祭を回った、ピンパカ・トウィラ監督。ピンパカ監督の新作も上映されます。

 また、日本人女性監督がタイで撮った、とても前向きなドキュメンタリー映画(当ブログでも、ずっとお勧め!の作品ですが)
昨日 今日 そして明日へ・・・

も、この部門で上映されます。

 又聞きですが、タイのある映画監督が「世界で一番良い映画祭は山形....映画祭だ」と言ったとか。また、ある別のタイの監督は「世界で一番いい映画祭は、アジアフォーカス福岡映画祭」と言ったそう。

 白田は福岡の方は知っているので、山形の映画祭がどんな風にいいのか、ちょっとよく見て来ます。

(写真は今年のパンフレット)

アジア海洋映画祭イン幕張 2005年9月2日~4日

2005-08-11 13:20:44 | Movie
世の中にはいろんな映画祭があるとは、思ってましたが、関東地域で、こんなテーマの映画祭が開催されるんですね。アジア各国の「海」をテーマにした映画祭です。タイからも1本選ばれました。

「 タルームプック/迫り来る嵐
(英語タイトル:TALOOMPUK/The Disaster Storm)」


 これは、約40年前に実際に南タイを襲った津波が、人々の普通の生活を壊してしまうというドラマ。イスラム地域の人々の生活を描いているのが、見所のひとつです。

 こじんまりとした映画祭ですが、日本未公開作品に英語、日本語字幕が付いています。また、ティーチ・インも予定されています。早々たるメンバーのシンポジウムもあり、意外なところに贅沢な映画祭を発見しました。


 アジア海洋映画祭イン幕張公式サイト

(写真は、タイ映画「タルームプック」のwall paper)

「アジアフォーカス・福岡映画祭2005」  9月16日(金)~25日(日)

2005-07-27 00:26:51 | Movie
 お酒とゴハンとアジア映画の美味しい街 福岡
の国際映画祭

Focus on Asia 2005 - Fukuoka International Film Festival

昨日「アジアフォーカス・福岡映画祭2005」 の東京記者会に行って来ました。なんと!気がつけば今年で弟15回にもなる今年のアジアフォーカスではアジア15カ国地域から25作品を上映します。詳しくはアジアフォーカス・福岡映画祭2005公式サイトをご参照ください。
 
 今年はイラン4本を始めとして、中東の映画が多いのですが、これは「たまたま良い映画があった」ための偶然(プログラム・ディレクター:佐藤忠男氏談)だそうです。だから今年のフォーラムは「仮題:中東映画事情」になっています。
 
 ちなみに、この映画祭で最も満足出来るのが、Q & A。プログラム・ディレクターの佐藤さん自らが司会をなさるのってのも、よく考えると、実は凄く贅沢なことです。アジア映画と各国への理解と愛ある司会で、いい感じで観客の質問が引き出されて、いつも濃い内容になります。映画好きにはたまりません。いくつかの映画祭と比べても、福岡のQ & Aが一番面白いです。

 そして福岡は、お酒とゴハンがとても美味しい街。それに、頑張れば上映作品の殆どを見ることが出来るので、共通の話題に事欠きません。だから実は映画祭中の最高の酒の肴は、アジア映画。みんなで映画の話をするのがこんなに楽しいなんて、と去年改めて実感。そんな福岡の街に、今年も行きたいと思っています。

 詳しいラインナップ、映画祭情報は、メールマガジンに入ると楽々入手できます。

 また、アジアフォーカスに続けて、協力企画としてこんな映画祭も開催されます。

               東アジア 映画フェスタ
              EAST ASIAN FILM FESTA
                  <韓国・中国>
                    2005
 近年日本で公開された2カ国の人気作品を、各5本づつ上映。これもアジアフォーカスのサイトから調べられると思います。福岡に長居しちゃいそうですね。  

“昨日 今日 そして明日へ” バンコク再上映 July 23

2005-07-22 17:25:46 | Movie
 このブログでも度々紹介している映画、“昨日 今日 そして明日へ” がバンコクで再上映されます。実はTK Parkというのは、いつの間にか出来ていたのですが、ドキュメンタリーや短編映画を上映するミニ・シアターです。今後のプログラムは、ブックマークのMore!Thai Filmで追っていきます。タイ映画財団も上映を仕切っており、明日はゲスト(監督ではないのですが)のトークショーが行われる予定です。

セントラル・ワールドプラザ6階(ラチャダムリ通り/伊勢丹とくっついてるビル)TKPark
◆TKPark [ http://www.tkpark.or.th/e_index.php ]

【上映日程】
7/23 (土) 15:00-16:30(英語版上映)
(上映プログラム [ http://www.cinemaconcerto.com/file/news/tkpark.php ])

映画公式サイト

追加情報!!!

かながわ県民センターでも上映があります!
【上映日程】
8/6 (土) 10:00-12:00
【監督トークあり】

8/7 (日) 10:00-12:00【監督トークあり】
 プログラム詳細

ミニシアター “House” 1周年記念

2005-07-09 23:01:50 | Movie
 シネコンが主流のタイでは、ミニ・シアターが殆どありません。現在強いて言えばサイアム・スクエアのど真ん中にある老舗の映画館LIDOが、ミニシアターの役割を果たしています。

 が、去年の7月9日にバンコクペッブリー通りからちょっと入ったRCAというPUBがいっぱい入っている地区に、本格的なミニ・シアター “House”が誕生しました。そして今日がこの映画館の1歳の誕生日です。

 これまで世界の映画を見るには、輸入DVDに頼らざるをえなかったタイの映画環境を、Houseはぐっと引き上げました。こんな映画館が出来たから、未来のタイ映画を背負う若者達の目が肥えて、将来タイ映画もますます面白い作品が出てくるだろうと、私も期待しています。いつまでも、続いて欲しい映画館、House. 私も応援してます。

Happy Birthday to “House”!

Houseの公式H.P.  

Houseについては、ブックマークの“More!Thai Film”に、詳しく書きます。

(写真は、6月に寄った時に自分で撮影)

Yesteday Today Tomorrow/昨日 今日 そして明日へ・・・ 最新上映情報

2005-06-30 02:49:03 | Movie
 昨日6月29日に渋谷に見に行って来ました。BKKで2回見て、今回日本語字幕がついてから初めて見ました。何が原因なのか分からないのですが、BKKで見た時より映像がとてもきれい。微妙な川の水面の色、夕焼けの色など、タイ北部の美しい自然がよけい際立って見えました。

 話がずれますが、先日バンコクでヒット中の邦画「今、会いに行きます」をやっと見てきました。あまりにも真っ直ぐな夫婦愛が描かれていたのですが、それはこの「昨日 今日 そして明日へ・・・ 」に登場するアンナとポムの夫婦にも通じるなあと思いました。限られた時間だからこそ生きること、愛することに真っ直ぐなのは、映画の設定は違っても、同じことですね。

 最新上映情報です。TBもご参照ください。

(渋谷と神戸での上映日程)
◆渋谷アップリンク・ファクトリー [ http://www.uplink.co.jp/factory/ ]
東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル1F
「JR渋谷駅」から徒歩10分 TEL: 03-6825-5503
入場料金 1200円 

【上映日程】
6/29 (水) 16:00-17:30【監督舞台挨拶あり】
7/ 1 (金) 20:00-21:30
7/ 3 (日) 14:00-15:30【監督舞台挨拶あり】
7/ 8 (金) 20:00-21:30
7/ 9 (土) 20:00-21:30【上映後に監督トークあり】
7/10 (日) 18:00-19:30

◆神戸アートビレッジセンター [ http://kavc.or.jp/ ]
「JR神戸駅」より徒歩約10分 お問い合せ先:090-9982-6992
入場料金 1500円

【上映日程】
7/1 (金) 14:00-15:30 (英語版上映)
7/2 (土) 12:30-14:00 (日本語版上映) 【上映後監督トークあり】
7/3 (日) 11:30-13:00 (日本語版上映)
詳細 kavcaap [ http://www.kavcaap.org/ ]

「Yesteday Today Tomorrow/昨日 今日 そして明日へ・・・」公式サイト

(写真は映画の一場面。アンナとポム)

バンコク国際映画祭 2006 February 17-27

2005-06-12 22:55:51 | Movie
 バンコクにタイ映画を見に行きたくて堪らない今日この頃、見たいのはもちろん当ブログでも話題の(?)“鉱山大学”です。が、なかなかBKKに飛ぶタイミングがつかめないのです。はあ。(=タメ息)

 ところで先日バンコク国際映画祭のメーリングリストからプレスリリースが届きました。タイ国政府観光庁主催のこのイベント、先月のカンヌ国際映画祭で総裁がレセプションを開き、世界中のマスコミを前にして、第4回目となる来年の映画祭の概要を発表したとのこと。まだ半年以上も先の話で、いつも映画祭の詳細の発表が遅れてるくせに、来年度は気合入りまくり!

 このイベント、私は過去の3回皆勤しています。ずうずうしいけど、自分に皆勤賞をあげたいです。世界のマスコミが招待されてますが、私や、私以外のライターの友人でタイ映画通は自費で通ってます。でも、それだけの価値はあるのです。

 この映画祭の魅力を詳しく書くと長くなりますが、今のタイ映画の勢いを生で見るには最適なイベントなんです。タイの映画人、俳優さんにもたくさん会えるますし。トニー・ジャーも来ますよ!!!!!!!

 だから来年のBIFF(Bangkok International Film Festival)は、嵐が来ようが、槍が降ろうが、余程のコトが起こらない限り、絶対行くぞ!と今から鼻息を荒くしています。今行けない分、負のエネルギー溜まりそう...

BIFF 2006の開催概要

リンク先のMore!Thai Film掲示板にも、2004,2005年分の映画祭レポートがあります。

(写真は2005年のポスター。金のお人形は“ゴールデンキンナリー”で、映画祭受賞作品に贈られるトロフィーです。)

Yesteday Today Tomorrow/昨日 今日 そして明日へ・・・

2005-05-23 00:38:27 | Movie
“タイ北部の村でHIVに感染しながらも、生きる希望を失わない家族の姿を3年間に渡り見つめたドキュメンタリー”

 今年の1月にバンコク国際映画祭で上映されたので見た。監督はタイ在住の日本人女性監督、直井里予さん。本作が監督デビュー作。タイ在住の、同世代の女性ということで、当初は応援しないとね、という気持ちで見に行ったら、今まで見たことのあるドキュメンタリーとは、ちょっと空気が違う。生きること、死ぬことに対する登場人物の姿勢が、自然かつ前向きなのだ。

 映画祭ではQ and Aがあった。監督がアメリカに滞在していた時にタイ人と知り合い、その生き方、考え方に何となく心惹かれたこと、また報道されているのと、実際に聞くタイの現状の話のギャップ、それがタイで作品を作るきっかけになったとか。

 バンコク国際映画祭の2回の上映で反響を呼び、急遽追加上映もされた本作が、今回日本でも見られることに。今度は日本語字幕付きなので、私もまた見に行こうと思ってます。

「Yesteday Today Tomorrow/昨日 今日 そして明日へ・・・」公式サイト