タイ映画 & アジアな毎日  Thai Movie & Asia Entertainment Diary

主に最新・最速タイ映画情報の掲載とアジア全般のポップカルチャーを楽しむ日々をのんびりと語る日記です。原稿依頼歓迎!

アジアフォーカス福岡国際映画祭でタイ映画を2本上映

2010-09-18 18:46:13 | タイ映画
タイ映画の「今」の気分を映し出す、対照的な2本の作品を上映


第20回 アジアフォーカス福岡国際映画祭ですが、昨夜のオープニング上映があり始まりました。

 タイ映画は2本

 「10月のソナタ」

 と

 「ありふれた話」

 です。何がどう対照的なのかってことは追記します。

 昨夜のオープニング上映に登場した「10月のソナタ」の監督、主演男優、主演女優

 タイ国政府観光庁の公式ホームページより

 さっそく明日、9月19日 13時5分から上映があり、タイからのみなさんも質疑応答にやってきます。

 では、アジア映画ファンのみなさん、明日劇場で会いましょう!
 

セミナー「南タイの平和構築―市民メディアの取り組み」9月8日

2010-09-05 23:57:41 | Thailand
 タイ南部、国境付近の紛争地域より 市民メディアの関係者3名が来日中。

セミナー 詳細 「南タイの平和構築―市民メディアの取り組み」9月8日(申し込みは9月7日まで)


 上記のイベントとは別に、9月4日、5日に開催された 武蔵野・三鷹メディアフェスにて、“アジアの紛争と平和構築~市民メディアの挑戦”~という講演会を聞いてきました。

 タイの深南部、マレーシアとの国境近くの3県(ヤラー県、パッタニー県、ナラティワート県では、1909年に国境が定められて以来、国と民族が一致しなくて、紛争が起こっていて、解決の目処がたっていません。

例えば、こんな↓事件が発生。

タイ南部で起きた事件の一例

 しかしながら、日本でも殆ど報道で目にすることはありません。

 今回来日された、大学の先生たちは、“deep south watchi”というタイ深南部から発する情報ウェブサイトを通して、ここで起こった事件や人々の暮らしを伝えています。

英語版もあります。

 Deep South Watch(ディープ・サウス・ウォッチ)のホームページ

ホームページ 英語版
 

 なぜなら、タイの主要メディアの殆どは、起こった事実のみしか報道しないからだそうです。またこの紛争によって、夫を失った妻たちの声、現状をコミュニティラジオを通して伝える活動もしています。

 大切なのは、そこに住んでいる人たちの生活、文化、考え方を伝え、正しく理解してもらうこと。

 特に2004年~2010年7月までに、Deep South Watchの独自の調査では、死者数11,390名(内、死者:4,302人、負傷者 7,088名)だそうです。

 タイ以外にも、東チモール、インドネシアからの発表もありました。めったにない機会なので、ぜひ。まずは、Deep South Watchのホームページをご覧ください。

タイ検定 予想問題 (映画編)

2010-08-28 23:53:28 | Weblog
明日はタイ検定ですね!わたしも申し込んだのですが、都合により欠席なので、行かれる皆さんは、ガンバってきてください。参加するだけでも、タイ料理セットがもらえますしね!

タイ検定 公式サイト

そこで、予想問題を作ってみました。映画に関する問題です。

予想問題

2010年、タイ人で初めてカンヌ国際映画祭で最高賞の、パルムドール賞を受賞した監督の名前は?

A ペンエーク・ラッタナルアン B トニー・ジャー C アピチャートポン・ウィーラセータクン D アイス・サランユー

答えはコメント欄に。では、Suu ! Suu ! Na ka.(がんばって!)

ライブレポート Sweet Vacation 『FUTURHYTHM 2010』ワンマンライブ@東京

2010-08-23 20:58:50 | Music
 昨日、8月22日は渋谷のHMVにいちおう寄って閉店間際の雰囲気を見てきました。ここのイベントスペースで出会った女優さん、歌手のことなど思い出して感傷に浸りつつ.....代官山へ移動。

 日本人とタイ人のユニット、スイバケこと、Sweet Vacationのライブに行ってきました。

Sweet Vacation wikipedia

 これまで東京、名古屋のタイフェスティバル(2010年9月4日、5日は名古屋タイフェス出演)ミュージックフェスなどの複数のアーティストが参加するイベントでは聴いたことがあるし、数え切れないほどのイベントでライブをしてきたスイバケですが、今回は東京で初のワンマンライブ。

 Sweet Vacation どこに個人的に魅力を感じるかと言えば、VocalのMayちゃんの透明な声に、とにかく可愛いルックス。なのにキーボード&音楽プロデューサーDaichiさんとの掛け合いで見せるボケ&マイペースなトーク。キャッチーな歌詞&メロディつまり歌い易い歌詞。(一緒に歌える)Vacation Sistersという謎めいた美女2人組をお手本にする、分かりやすくて可愛いダンス(つまり、ライブで踊れる。会場に一体感が生まれる)等など...。ただしライブに行く決め手は、行けば確実に元気になれるから。あのポジティブなオーラに触れられるからです。

 今回は2ndアルバム『Re;未来派宣言!!』発売記念ということで、1曲目「Futurhythm」に始まり、新アルバムを殆ど歌いあげました。

 途中で、Mayちゃんが前からやってみたかった、というDaichiさんのピアノに合わせたアコースティックバージョンを2曲披露。「Magical Mystery Tour」と最新アルバムから、「さよならByeBye」の2曲。アコースティックだから、ごまかしのきかないシチュエーションで、元々透明な声がいっそう透明に聞こえ、鳥肌が立ちました。いつもアップテンポで聴いていて、歌詞も韻を踏んでいて聴き易い言葉が多いのですが、これは今まで歌詞を聞き流してしまっていたことを実感。

 特に新アルバムの、「さよならByeBye」をアップテンポではなくアコースティックで聴くことで、曲の雰囲気がガラっと変わる。かつて一緒に楽しい時間を過ごした、今は会えない人にもう1度会いたい...という切ないラブソング。言葉がとてもきれいで、アップテンポのバージョンでは気がつかなかった。これまでの曲は、日なたで恋しよう...みたいなポジティブなラブソングが多いと感じたので、この曲は意外な発見で、歌詞にウルッとしました。

 Sweet Vacation の歌詞一覧

 カバー曲は「GHOSTBUSTERS」 Daichiさんが曲と合わせて操作していたスクリーンの映像がポップ。スクリーンの映像は、どの曲ともリンクしてて盛り上げました。

 そしてラストソングは、去年出たファーストメジャーデビューアルバム「pop save the world!!」から 「あいにいこう ~I・NEED・TO・GO~」

 アンコール1曲目は「Summer Day」 夏の終わりだから個人的にはとても聴きたかったので、嬉しかった。そして
そして、2曲目 「I Feel So Good」で会場は大盛り上がり。

 彼らはライブのこと「Vacation」と呼ぶのですが、まさにVacationに参加して(ライブに参加して)I feel so good...文字通りほんとに、いい気分になりました。

 そして、2回目のアンコールのサービスも。

 Mayちゃんは、最初はワンピースで甘い感じ、アコースティックの時は、森ガール風、そして最後はボーダーのトップス、アンコールではスイバケオリジナルTシャツ、と4回も早着替え。Vacation Sisters は、Apple とgoogleさんというそうですが、3人の息のあったセクシー可愛いダンスと、ビジュアルの楽しさも。

 個人的には、歌詞に地名が入っている曲が好きで「Tokyo Days」を聴いていると、一緒に東京を軽やかに歩いてる気分がします。(でもなぜかこの曲を聴くと、Tokyo Metro 地下鉄を連想)「あいにいこう ~I・NEED・TO・GO~」も青山通りで~♪というとこがツボ。

 ほんとうの夏の終わりの8月29日(日)には、「シークレット・バケイション」ともう1回ライブが。22日のライブは新アルバム中心で、まだまだ歌ってない名曲があるので、、「シークレット・バケイション」も楽しめそうです。

 Sweet Vacation 公式サイト
 
 Sweet Vacation 公式ブログ

 写真は、会場で購入したスイバケ・タオル。象のヌイグルミは私物なので関係ありません。

世界各国の国際映画祭で受賞歴のあるタイ映画上映会 (8月18日~22日)とカンヌ受賞作の関連作品も

2010-08-15 09:04:01 | Weblog
パラゴンシネマで上映(パラゴンデパート/BTSサイアム駅) 

 最近、タイでのポップカルチャーイベントの情報収集で最も早いのは、タイ人のFacebookだと感じています。各映画会社も、イベント集団も、おまけに映画監督まで、活用してポップカルチャーファンを増やしています。

 シラタのお勧めのサイトは、THIRD CLASS CITIZENのFacebook

 THIRD CLASSCITIZEN 公式サイト (過去のイベント実績を見ることができます。)
 
 Facebookのプロフィールやこれまでのイベント実績を見ると、THIRD CLASS CITIZENとは、ビデオ上映(インディーズ系の映画が多いけど、それだけに限らない)インディーズの歌手のミニライブなどを行うグループ。漫画家のタム君もイベントをしたことがあります。とてもセンスがいいイベントが多いと思います。

International Award Wining Thai Films (世界各国の国際映画祭で受賞歴のあるタイ映画上映会)8月18日~22日 今年のカンヌ受賞作カンヌ受賞作『Uncle Boonmee Who Can Recall His Past』の関連ショートフィルムも上映

 上映作品スケジュール THIRD CLASS CITIZENのFACEBOOkより
 
 文字通り、世界の映画祭を回っている映画の上映ですが、いわゆる商業映画は少なく、インディーズ映画が殆どです。

8月15日修正

 今年のカンヌ受賞作品『Uncle Boonmee Who Can Recall His Past』と書いてしまいましたが、コメント欄でご指摘いただいた通り、アピチャートポン・ウィーラセータクン監督「A letter to uncle boonmee 」はショートフィルムでした。お詫びして訂正します。そして、ご指摘ありがとうございます。

 『Uncle Boonmee Who Can Recall His Past』を観たい場合は、

 SFシネマ・コンケーン支店(セントラルデパート、コンケーン県支店5階)で、8月18日まで、17時から毎日1回上映です。14日にはアピチャートポン監督のトークショーが終わってしまいました。

 そして順次地方公開です。
 Uncle Boonmee Who Can Recall His Past (今年のカンヌパルムドール受賞作品 タイ地方上映詳細(タイ語))

 8月19日~25日  SFシネマ レムトーンデパート バーンセーン(パタヤの近く)支店
 8月26日~9月1日 SFシネマ パタヤビーチ(セントラルデパート内)
 9月2日~8日   SFシネマ プーケット(セントラルデパート内)

上映は変更になる場合もあります。お出かけ前に電話でご確認を。

  SFC Jungceylon Phuket 076-600-555, SFC Khonkaen 043-001-888

 SFX Cinema Pattaya Beach 033-003-555, SFC Laemtong Bangsaen 038-748-866  


 世界中の映画祭をめぐっている数が多い監督トップ3(順不同)は、以下の3名の監督。

 1.アーティット・アッサラット監督(「ワンダフル・タウン」が東京国際映画祭で上映されたことも。

 2. アピチャートポン・ウィーラセータクン監督 今年のカンヌでグランプリ。

 アピチャートポン監督のプロフィール(国際交流基金のサイトより)

 3.アノーチャ・スイッチャーゴーンポン監督(女性)
  新作 「Mundane History」がSF Cinema エンポリウム支店(バンコク)で上映中。
  同作品は、アジアフォーカス福岡国際映画祭で「ありふれた話」のタイトルで上映

 上記の3名の監督以外も上映です。いわゆる商業映画とは違う、新しいタイ映画の潮流を観られるセレクション。すでに有名になった監督の初期の短編映画も上映されるなど、興味深いラインナップです。 

YOSHIMOTO Laugh&Peaceムービーフェスタ 開催中~お笑いの劇場で~

2010-08-14 01:31:50 | Weblog
沖縄国際映画祭で上映された映画の一部が一般公開中

 3月に開催された沖縄国際映画祭では、タイのラブコメも上映されていたので、行こうかどうか迷い、結局行かなかったのですが、その沖縄国際映画祭の上映作品が、東京でも上映されるということで足を運んでみました。(タイ映画は無かったけど!)あの映画祭、動画や写真など見る限り、とても楽しそうだったので。

 YOSHIMOTO Laugh&Peaceムービーフェスタ 公式サイト

 私が観たのは、宇宙で1番ワガママな星
カップラーメンの懸賞に当たって、宇宙旅行に行くための訓練を受ける民間人5人。そこには意外な展開が....というお話です。

 タイ映画でお笑い芸人がたくさん出ている映画というのは、とにかく笑いのデパートなんですが、日本のお笑い芸人がたくさん出ている映画は、また違うようで。「宇宙で1番ワガママな星」はきっちり脚本練られてて、伏線も張ってあるし、約1時間半と短くてテンポもよく、さっぱりと気軽に楽しめるお話でした。

 2020年の日本だったら、カップラーメンで宇宙旅行当たるような話もありそうだし、最後のオチもきれいに決まっていました。エンディングを観たら、プラネタリウムに行きたくなりました。

 渋谷のヨシモト∞ホールといういつもは吉本のお笑いライブやっている会場で観ました。お笑いライブ見たことないのですが、映画の上映前にお笑い芸人の人のトークショーがあり、この映画祭の割引特典説明とか、ちょっと面白いことを見せてくれました。(私が観た回は、10年間お笑いやっているというポテト少年団)お笑いライブって、これの延長なんだ、と円形型の劇場で雰囲気をちょっと味わいました。

タイフェスティバルin千葉 あじさい公園8月13・14・15日

2010-08-13 10:29:21 | Weblog
各地で続々と開催されているタイフェスティバルですが、千葉でも初めてのタイフェスティバルが開催されると教えてもらいました。

アジアの歌手のライブにタイ料理食べて、暑い夏を乗り越えましょう!

タイフェスティバル in 千葉 公式サイト

蒼井そらさん出演の舞台 「BARAGA-鬼ki 再演」鑑賞

2010-08-11 12:45:26 | Weblog
 昨日も東京は青い空....と言えば蒼井そら。彼女がタイ映画に出演(その経緯は、ブログのこの記事)して以来、そらちゃんのファンです。そしてお芝居を見る一番の動機は、お目当ての役者さんに会いに行くこと。ということで観てきました。

 上演情報(東京) 
 
上演情報(京都)

加筆・修正

 実は歴史物にも劇団にも特に興味は無かったのですが、3時間引き込まれ、楽しい時間を過ごしました。

 新撰組の話をベースに、そらちゃんの役は女だてらに侍になるために上京してきた女スリ「お嬢」。ある日武士らしき人物からスリ取った財布の中に、偶然密書が入っており、その密書が土方歳三の手に渡って大騒動に.....という話。
 
 新撰組の話を分かり易く上手に説明していました。例えば、「尊王攘夷ってなに?」と新米の新撰組の子が顧問の先生に聞く場面があったり、その他にも歴史の知識がそんなに無くても、分かり易い工夫がなされていました。スクリーンも使って時間軸を追って丁寧に歴史を説明していました。

 登場人物たちは、イケメンあり、味のあるキャラありで、コミカルに笑い取ったり、アクションあり、涙ぐませるところあり、とサービス精神旺盛。そらちゃん、殆ど全編舞台をところ狭しとかけめぐり、チャキチャキとしたカッコいいキャラクターでした。ほぼ全編彼女が出てきたので、ファンとしては大満足。

 蒼井そらさんのブログ “今日のSOLA模様”

 実は登場人物に女性のキャラは3名ということで、観客の男女比はざっと見て、9対1。そう、女性だらけだったんです。みんなどの俳優さんがお目当てだったの?

 全く知らない役者さんの中、初めて見た次の2人の役者さんの存在感には圧倒されました。土方歳三役の根本正勝(根本さんのブログ、ちょっとタッキーに似てる気が)ちょんまげ姿の凛としたたたずまいと、とにかく声が素敵、と思ったらアニメの声優もされている方でした。

 そして謎の女お紋役の真山奈緒さん(真山さんのブログ)の恐ろしいほどの色気。爪の垢をほんの一片飲まして欲しいですね。圧倒的な存在感がありました。

 平日だったので、トークショーもありお得でした。本日(12日)もトークショーがあり、そらさんのチームがしゃべる番です。当日券もあったり、物販に日替わりで役者さんが出てきてくれたりします。

 最後はそらさんの生写真(4枚600円)をお土産に手に入れて帰りました。これ、タイ人の友達が見たら、絶対欲しがる筈。着物姿だから特に。

 歴史物や、お芝居が面白く、今年はきっとほかのお芝居も見に行くことにするでしょう。蒼井そらさんの新しいフィールド=舞台、新たな面を見ることができて、良かったです。

(写真は、パンフレット表紙)

ウィスット・ポンニミット(タム君)特別展示 8月10日まで

2010-08-09 12:25:40 | タム君
ディクショナリー倶楽部 ART SCHOOL@渋谷

 日本とタイを飛び回り、展示会にイベント....と大活躍のタム君。最近、活躍が目覚ましく、情報を全部キャッチできてませんでした、ファンなのに。

 タイの人気漫画家 タム君(ウイスット・ポンニミット)の特別展示

 明日までですが、可愛いギャラリーみたいなので、オススメ情報です。いつか出世したらタム君の原画を買って、家に飾るのが夢です。

~幸せな気もちになるタイ語の絵本~Khong Len Deen Taang 旅するおもちゃ

2010-08-07 23:56:01 | Thailand
友達が持っていた本が可愛かったのでわたしも欲しくなって、速攻手に入れました。絵の構図も文章もシンプルなのに、深い内容なのです。


タイ語のタイトル:Khong Len Deen Taang(コーン・レン・ドゥーンターン)
原案      :テープシリ・スックソーパー
画       :プラティープ・モーンプラモー

タイ語を直訳すると「旅するおもちゃ」登場人物は、全て木彫りの小さなお人形たち。

本をめくると、タイトルのページに、男の子の人形が木で組み立てられていく様子が載ってる。

そして物語はこの男の子が1本の丸太に乗って海を漂うところから始まる。
やがて男の子は船を造り、地上に上がったらその船を荷車に作り変える。

旅を始めて、1匹の水牛に出会う。旅は道連れ。そして、もう1匹の水牛にも。
道中、ある女の人に出会い、一緒に旅を。やがて木の家をふたりで建てると....

ある日、子供が生まれる。

(続きは絵本で.....)



 ネットで調べてみたところ、作者テープシリ・スックソーパー氏は、タイの挿絵作家の大御所。エッセイストとしても定評があり、MathichonWeekend(日本の「AERA」みたく硬派な週刊誌)に連載していたコラムをまとめて、「Khon Waat Paap Prakoop」(コン・ワート・パーププラコープ)(挿絵作家)という本も出版されていたのです。この本も、面白そうなので入手しました。

 この絵本、短いタイ語の下に、英語の翻訳がついています。タイ語もシンプルだけど、英語も非常にシンプルな表現。単純に挿絵(写真ですが)を楽しんでもいいし、さりげなく人生の縮図が描かれているかなとも思う、大人の鑑賞に耐えうる本です。

 実はタイ語を読めない友達が、バンコクじゃなくて、タイの地方都市で見つけた絵本。自分ではこういう本を探さないので、初めて見せてもらった時にちょっとうきうきしました。たまには、人の本を見せてもらうのもいいもので、その本はもちろん、同じ作家の別の本を探す楽しみができます。だから、本の話はやめられないし、本を買うのもやめられないな、と。

カンヌ受賞作『Uncle Boonmee Who Can Recall His Past』上映延長!

2010-08-05 00:28:59 | タイ映画
SF Cinema MBK(マーブンクローン) で8月5日~11日 その後はコンケーンの劇場へ。

 じっくり感想書きたいのですが、まだ時間ないので、情報だけUPします。今年の話題作、見逃さないで! ちなみにシネコンのSFは、エンポリウム支店以外は、水曜日たったの60バーツです。ちなみにタイ東北部の大都市コンケーンは確か監督がかつて住んでいた場所です。

We Love SF/シネコン SFのFacebookページ

上映時間もFacebookでチェック!

そして、SF エンポリウムでは、アピチャポン監督のように、海外に躍進中のタイ・インディーズ映画界の星、女性監督(すでに海外では、要注目)アノーチャー監督のMundane History が上映されます。

かと思えば、ベタなタイコメディ、Tukkie(女お笑い芸人がお姫様に扮しているポスター)も、B級映画の王道で面白かったし、これから公開控えてる3本のラブコメも楽しそう。

 ということで、タイにいたらぜひ劇場へ足を運んでみて!

タイ検定(8月29日実施) 8月8日まで申込延長/8月7日・8日はロイカトン祭り@東京

2010-08-01 01:39:13 | Thailand
 暑いタイから日本に来たら、日本はもっと暑かったです。それでタイ検定って、まだ申し込めるのかと思い出し、久しぶりにサイトを開いたら、OKだったので速攻申し込みました。

 タイ検定 公式サイト

 第1回目の試験会場の様子など、当日レポートしたいと思います。

 本日は大阪でタイフェスティバル開催中ですが、今週末は日比谷でタイの精霊流しこと、ロイクラトン祭が開催されます。日本の中のタイも暑いです。

 東京・タイロイカトン祭2010


カンヌ受賞作 絶賛上映中

2010-07-27 15:19:43 | Weblog
あれから、2ヶ月。いろいろあってブログ記事書けませんでしたが、今日からゆるやか更新です。よろしくお願いします。

さて、カンヌ受賞から約2ヶ月後のいま、エンポリウムデパート(BTSプロンポン駅)では、毎日19時25分の回一回上映中。昨夜見て来ましたが、観客は多かったです。

写真はサイアム駅前、デジタルゲートウェイというビル一階にで開催されているマーケット。デモの際に店を焼かれた人たちが売ってます。写真のBOY Tシャツというお店も。

とりあえずオススメ情報羅列しましたが、久しぶりのバンコクで見たこと、後ほど更新します。

<カンヌ映画祭>最高賞にタイ映画の「アンクル・ブンミ」アピチャッポン・ウィーラセタクン監督作品

2010-05-24 03:52:50 | タイ映画
  
 夜中に友人に教えてもらい、ニュースで発見! かなり興奮しました。タイに明るいニュースをありがとう!そして、監督、おめでとうございます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

Congratulations!!!!!!! Dir.Apichartpong Weerasethakul
 
<カンヌ映画祭>最高賞にタイ映画の「アンクル・ブンミ」

 続報とか、写真見つけたらリンクを掲載します。皆様も情報見つけたら、どんどんUPしてください。

 追記  カンヌ国際映画祭の公式サイト 監督のインタビュー&授賞式の動画など

タイフェスティバルでタイの小説を売ります。(1点もののおまけつき)

2010-05-15 02:19:43 | Weblog
 今日、15日(土)と16日(日)はお楽しみのタイフェスティバルです。以下の通り、本を売ることにしました。お楽しみ企画です。

タイフェスティバル見取り図など

S-26 タイの音楽CDの輸入代理店 B.M.I.さんのブース 
に本を置かせていただき、販売します。

土曜日:11時~閉店まで

日曜日:オープンから15時まで

取り扱う本は、以下の通りで 1冊1,000円です。(定価1,300円より、割引)

 この本は、野中 耕一先生という、元アジア経済研究所の先生が、退職して以来、手がけられている翻訳書です。燦燦社と書いてありますが、実は自費出版をされている時の名義なのです。そう、インディーズ本なのです。

 トム・クランシーという有名なアメリカの作家のシリーズが好きな方なら、たぶん好きなジャンルです。そうでなくても、流れるような展開、犯人は誰?とか意外な罠があったりして、トム・クランシーを知らない私も、寝ないで読んでしまいました。

 インディーズ本でも、面白い小説はあるし、そもそもタイ文学はまだまだ日本に紹介されている数が圧倒的に少ないので、援護射撃しますよ。

 私が買いすぎてしまったグッズをおまけにつけます。(本を購入してくださる方)欲しい方は、コメント欄に書いてください。公正に早い者順にお取りおきします。何曜日に来れるかも書いてください。ハンドルネームでOKです。

 当日冷やかしでもOKですが、袋に入れてしまうかも。

 白田は、土曜日の13時~14時ごろまでお店付近にいるつもりですが、詳しい時間は、Twitterでつぶやきます。





以下、おまけの写真です。
以下の2点の映画祭のカタログは、他にもアジア映画の資料として使えます。

① アジアフォーカス福岡映画祭の公式カタログ。この年は、タイ映画が2本上映。
  「メコン・フルムーンパーティー」(風の前奏曲のアヌチット君主演)
  「ワンナイト・ハズバンド」(ニコルと、ウム(忘れな歌)がヒロイン)の作品情報
  掲載されています。



②アジアフォーカス福岡映画祭2000公式カタログ
 「少年義勇兵」(ユッタナー・ムクダーサニット監督)情報掲載


③ 「Nak Leeng Ranad」(タイ語)タイ映画「風の前奏曲」に出演してブレイクした、タイ式木琴奏者、ナロンリット・トーサガー氏の半生記。



④ タイ映画「レター 僕を忘れないで」プレスシート



⑤ 10年以上前にバンコクでアジアンゲームスが開催された時のマスコット、チャイヨー君
(だったと思う)の内輪。ちょっと禿げてます。



ということで、タイフェスティバル、楽しみましょうね。