岩溪寛司
僕は身近な人をただ平穏な生活の中で守ってあげたいと思う。
そのことは正義感とか使命感とかそういうことじゃなくて、究極に突き詰めて、ただ人として。
僕はそんな無力感を抱いて今日も眠るのか。
あまりにも無力な僕の言葉や所作や存在は、その無力さゆえに時に無作為にあまりにも暴力的に誰かを傷つける。
腐り行く林檎を前に僕は成す術を持たないのか。
非現実的なスピードで崩れ行く林檎に手を触れることはそのものの崩壊を助けることになる。
だから僕には結局はその林檎が果ててゆくのをただ無力感に苛まれながら見守る事しか出来ないのだろう。
でも僕はこんな僕が嫌いだ。
僕は身近な人をただ平穏な生活の中で守ってあげたいと思う。
そのことは正義感とか使命感とかそういうことじゃなくて、究極に突き詰めて、ただ人として。
僕はそんな無力感を抱いて今日も眠るのか。
あまりにも無力な僕の言葉や所作や存在は、その無力さゆえに時に無作為にあまりにも暴力的に誰かを傷つける。
腐り行く林檎を前に僕は成す術を持たないのか。
非現実的なスピードで崩れ行く林檎に手を触れることはそのものの崩壊を助けることになる。
だから僕には結局はその林檎が果ててゆくのをただ無力感に苛まれながら見守る事しか出来ないのだろう。
でも僕はこんな僕が嫌いだ。
たぶんみんな思ってる。
ただ人として。
身近な人として。
(さしでがましいか?)
無作為に誰かを傷つけてしまうこともあるかもしれないけど、少なくとも自分は、その存在になんとなく救われています。
差し出がましくないですよ。ありがとう!