長い長い道のりの先には

気分の乗らない朝だった。
夏の終わりのひんやりした雨のなか駅まで歩く足取りは重くなかなか駅にたどり着かない。
僕はイヤホンを耳に着けiPodのボリュームを上げる。その音は何故かいつもと違う風に聞こえる。こもっている。
音とは耳とはその時の感情や気分にずいぶんと影響がでるものなんだ。

段々と明確になっていく。鮮明になっていく。現実に戻っていく。
そんな感覚が僕を空回りさせる。
でももう少しだけその中に居たいと思う。

歩けば歩くほど狭い深い路地へと彷徨い込む。
もう少しだけ僕に勇気があればその一本道へと飛び込むのに。
そして出口のない道はただ僕を歩かせる。
そんな僕を見て笑うのはいつも決まっている。
自分自身なんだ。


とても長い休みが終わった8月31日とはとても寂しい日だけど、友達に会えるという期待感もあったりで。
子供ながら複雑な気持ちをかかえる。
誰もが味わうだろうそんな少年時代を思い出す8月31日。

夏の最後にこんな夢を見た。

水（みず: H2O 水素と酸素の化合物）

何千人も入れそうなライブ会場で僕はリハーサルの準備をしていたんです。
薄暗いステージ上にはせわしなくセッティングするスタッフや、シパのメンバーがいました。

僕は自分の準備を終えホッコリしていると非常に喉が渇いている事に気がつきました。
いつもマネジャのノリちゃんがステージドリンクを用意してくれるんです。

なのでそのステージドリンクを求めグルリと会場を見回すと、
いつもは500ミリリットルの水なのに今日は1リットルの水が用意してありました。

今日は大きいなぁと思いつつも非常に喉が渇いていた僕は気にせず
グビグビ飲み始めたんですが、一体どうした事か
飲んでも飲んでも乾きが潤わないんです。

1リットルの水を飲み干してもなお喉が渇くので
水を求めライブ会場を歩き回るうちにどんどん意識が遠のく、、

ああ、誰か！水！み、ず、、を、、

と叫んだあたりで夢から覚めた朝の５時半。

昨日の夜は久しぶりにアルコールを飲み過ぎたようで
目覚めたら喉がカラッカラでした。

二日酔いの朝の水は最高に旨いのでした。

あ、また歯が痛い、、

9月14日はライブだよ！

皆さん、残念な事に夏休みもそろそろ終わりですねぇ、、
宿題が終わってない君！
泣きながらお父さんに手伝ってもらいましょう！

蝉の声もだんだん少なくなって来ていますね。
夏の余韻の蒸し暑さだけだ世界を覆っているようです。
しかしもうすぐ気持ちのよい秋がやってきます！

そして久しぶりのライブです！
この夏で一皮むけたSIPA BALED CLONEのライブをお見逃し無く！！

2009.9.14(月) 渋谷CLUB QUATTRO
開場 18時00分 / 開演 18時30分
前売 3,000円　【1D込】
出演：SIPA BALED CLONE / Sound Pocket /
BROTHER / MILLINDA / O.A: Berry Anthurium
＊SIPA BALED CLONEは 21:00頃からの出演です
production CACUU
Tel 03（5338）3920　Fax 03（5338）3921
↓前売チケット予約はこちらまで！
ticket@cacuu.jp

ハロー

ここ最近はずっと歌詞を書いています。
曲もさることながら。歌詞ばっかり。

いろんな挑戦がそこにはあるのです。

今まで出会ったことん会い自分と出会えるかどうかの作業なのです。

すべてのアウトプットを歌詞に注ごうと日々身を削る思いで。

歌詞を書く事を日常化していると何をしていても歌詞を書くようになるのです。
歩いていても電車に乗っていても、トイレにいても、、、

ふとした瞬間に新しい自分と出会えたりするんです。

ハロー。

うまく出会えると楽しい。
でもうまく出会えないと苦しい作業です。

僕がまだ学校に通っていた頃、体躯の授業では長距離走より短距離走の方が得意でした。

歌詞を書いたり曲を書いたりするのも僕は短距離走が得意なんです。
つまり時間をかけて一つの物を作るというタイプではないのです。
鮮度が命。鉄は熱いうちに叩く。

でも歌詞に関しては長距離走の方が良さそうなのです。
これからは。
その方が出会える気がするから。

今日も新しい自分に出会えるかな。

パッとサイデリア

この間、道がすごく混んでいたから何事かと思いながらチャリを走らせていると向こうの空から閃光と共に低い衝撃音が聞こえてきたんです。

夜空は雲に覆われていたし、閃光が雲にフラッシュをたいたかの様に連光反射していました。

歩道橋をくぐるたび目にする歩道橋上の人だかり。

渋滞自動車で動かない通り。

そんな通りをスルスルすりぬけて走っていると、
パッとサイデリアか如く大きな打ち上げ花火があがりました。

多摩川花火大会。

お盆も過ぎたし花火大会なんてもう無いだろうと思っていた僕は驚きとほのかな和みを覚え渋滞さえ嫌やになりませんでした。

万人が集う花火大会。

今年は行けずじまいでした。

今日はこんなに天気はいいけど夏は過ぎ去ろうとしています。

やはり2010年ハワイの旅に行くしか無いようです。

と、まあ、シパ バルド クローンのオフィシャルブログは島鉄也の独占状態と化しているのでした。

あの声はもう聞こえない

京都の実家にいた頃は午前中に家にいるとよく外から聞こえてきたんです。

しかし、東京へ来てからは一切聞かなくなったあの声、、

僕の実家は京都市内の外れにある山科という何気ないホームタウン。

しかし、今は何気ないホームタウンでも歴史を振り返えれば明智光秀が天王山で敗戦し滋賀にある自城坂本城に敗走してる最中に落ち武者狩りに討ち取られたので有名な竹やぶがあったり、探ればゴロゴロ歴史の云われや言い伝えが出てきます。

ああ、可哀相な光秀、、

明智光秀の無念さは今度語る事にして。

そうそう、実家の自分の部屋でギターの録音をしていたりするとよく聞こえてきたんですよ。

「タケヤ、、」と。

今思えば竹やぶにて無念にも討ち取られた光秀の怨念か！？と思ってみたいけど、ただの「タケヤ～竿竹～」とやって来る軽トラです。

あれは東京ではやって来ないのかな？

冬なんかは「ゆうきやコンコン！あられやコンコン！」と爆音で灯油を売りに回って来ます。

歌や楽器を録音している僕もたいそう近所迷惑だったかもしれないけど、あれもいい線いってます。

しかしながらこういった町内を回る軽トラのアナウンスの中で、成人するくらいまでずっと意味が分からないのがあったんですよ。

それは、「古新聞、古雑誌、ぼろ。」と回ってくる低い声の軽トラ。

そのアナウンスの最後の「ぼろ」をずっと、「ゴロ」だと思ってました。
ゴロってなんだろうかなど気にもせず幼少時代は口ずさみ、そのまま成人を迎えました。

そしてたまたま何気に母親か誰かに聞いたんです。

「なあなあ、あのゴロって一体何なんやろうな？」

「なんの話？」

「ちり紙交換に来るあの声やん。古新聞、古雑誌、ゴロってゆうとるやろ」

「ああ、あれはな、ゴロやなくてぼろきれのボロや」

「え、そうなんか。ずっとゴロやと思ってたわ。ふーん」

「あほやなぁアンタわ」

こうやって人は成長し、老いて行くのでしょう。

おしまい

空にグラスの先端を、、

目覚めの時の朝食も、
都市を行き交う雑踏も、
休日の駒沢公園の幸せも、
どこかの国の戦争も、
地球の裏の貧困も、
綺麗に瞬く三日月も、
銀河の果ての惑星も、
あなたと僕のささやかな関係も、

すべてが繋がっている。

空を見上げたあの場所が宇宙なのではなく、

今僕がいる事が宇宙なんだ。



数千年前から様々な賢人達が我々の存在理由を探究してきたけど今だかつて定義は無い。

科学、物理、天文の天才達でさえ今だに明瞭に出来ない宇宙の存在。

または自身の存在。

そんな永遠に続く「途上」の宇宙論。

一体僕は何処にいるんだろう？

僕がいる住所を宇宙的に考えると

天の川銀河太陽系第三惑星地球日本国東京都世田谷区、、になる。のか？

しかし、この住所だと宇宙郵便局で、「天の川銀河のどの太陽系ですか？あなたがいう太陽と同じような恒星は天の川銀河だけで2000億ほどあるのでねぇ、、」

「あ、すみますん。天の川銀河の中心から25000光年ほど西に行ったところです」

「あの、宇宙には北も南も西も東もありませんから」

「ああ、そうでしたね。じゃあ横の、、」

「全てが横とも言えるのでそれでは分かりかねます」

「じゃ、じゃあ斜めの、、」

「それも同じです」

「じゃ、じゃあ住所が分からない時はどうしたらいいんですか！」

ってな事になるでしょう。

そう、地球の外は太陽系、太陽系の外は銀河、銀河の外は大銀河群、その外も銀河群の群の群群群、、と続くんです。

まあ、考えるだけノイローゼです。

そんな事より本日は渋谷各地でのライブハウスで開催される「全力投球！」に、
同じ事務所の空とGLASSTOP」が出演しますね。
場所は渋谷O-Crest
時間は空が14：40、
GLASSTOPが15：30です！
Ticketは3500円（全会場出入自由）です。
皆で見に行きましょ(^0^)/

どうもお世話になりました？

何が？

って感じですが、

実は最近眠っても夢を見ないんです。

疲れてるのか、完全なる熟睡が出来ているのか、覚えていないだけなのか。

夢を見られないってなんだか損をした気分になりませんか？

僕は大いに損した気分になります。

現実世界ってのは起きているだけで疲れます。

色々ありますよね。

思う事があったり、なかったり

想う人があったり、なかったり

黄昏れてみたり、シラけてみたり

意気ってみたり、弱ってみたり

こういう現実という世界を津々浦々あっちこっち行ったりきたりするストレイシープ的ココロの休息なんですよね。夢って。

よく夢を見ていた時は、「さあ、今日も夢を見よう！」って意気揚々と眠ってたから最近は眠るのがちっとも楽しくない。

しかも目を閉じたら５分くらいで爆睡。

夢を見てない睡眠なんてただの気絶か仮死状態だ！と思っていた矢先。

久しぶりにやっと夢を見たんですよ！




自分が死ぬ、、



何故死ぬのか不明で、
なんか皆に「どうもお世話になりました」と挨拶して回る夢。

その方々への挨拶が終わるとフワッと僕はこの世から消えるらしい、、

せっかく見た夢がこれとは、、

ダブルで悲しい、、

しかもわざわざ死ぬ挨拶なんてしち面倒臭い、、

なかなかやってくれるね、我輩の脳！

mini THINK AGAINでしたよ！

昨日は「mini THINK AGAIN」にお越し下さいました皆さん、ありがとうございました！
たくさん楽しんで頂けたでしょうか？？
この「mini THINK AGAIN」はベースのタカがmixiで参加者を募り都内のベジカフェさんで
定期的に行っているオフ会なのですが、今回はなんとライブハウスでやりました！
いつもは、J's KitchenさんやDEVA DEVA cafeさんで行っていたので食事はお店のものでしたが、
今回はライブハウスと言う事だったので、「ベジ手巻き寿司」をご用意しました。

ほら、こんな感じでございましたよ。
中にはベジピザ等を作って来て頂いたりで、もうそれはそれは最高の立食パーティでした！
美味しそうでしょ？？美味しかったでしょ？？

SIPA BALED CLONEの島鉄也は何を撒いたんでしょうね！
さてさて、ライブハウスでのオフ会だったのでもちろんライブもございましたよ！

アコーディオン奏者の小春さんと、歌い手のモモちゃんです！
彼女達とSIPA BALED CLONEの共演は初めてで
一見音楽も雰囲気もまったく違う様に感じましたが
マニアックでエモーショナルなところが相通づる所がありました。
モモちゃんの見かけによらず図太い唄声と小春さんのアコーディオンは素敵な空間を演出してくれましたね。
寛司もひっきりなしに「映画を見ていたようだ！」と言ってましたね。
そうそう、このファンキーなお二人もベジタリアンなんですよ～
小春 Official Web Site


そして久しぶりの３人でのアコースティックなライブでした。
セットは以下デシタ。
THINK AGAIN（オープニング）
1.KAGARIBI
2.Stand by me
3.Pray for Rain
4.Innocence
初めて見て下さった皆さん、いつも来て頂いている皆さん楽しんで頂けたでしょうか？？
そして素敵な交流の場になったでしょうか？？
ホントまた近いうちにやりたいもんです！
「肉を食べるとか食べないとか関係なく行きましょ！」ってタカヤンも言っていましたが、
まさにもっとベジタリアニズムの認知度があがり日本の社会でも一般的になるよう
どんどん繋がって行きましょう～！！ほんとありがとうございました！！


さてさて、ここでライブ告知です！
久しぶりに渋谷クアトロです！
しかもなんと東京でのライブは1ヶ月ぶり！！？？
是非是非お越し下さいなっ！！！！

2009.9.14.mon
J-SOUND FIELD2009 in SEPTEMBER
Shibuya Club QUATTORO
18:00 / 18:30
3,000 / 3,500　
Sound Pocket / BROTHER / MILLINDA / 他
O.A: Berry Anthurium
イベントお問い合せ
production CACUU Tel 03（5338）3920　Fax 03（5338）3921
↓前売チケット予約はこちらまで！
ticket@cacuu.jp

ライブは突然やってくる

毎度告知が遅いと最近クレームが入っておりますが、、、

今日！！

僕は高田馬場のLive Cafe "mono" にてピアノで弾き語ります！
出番は20時過ぎ頃ですがもしお時間ある方は他のアーティストさんの歌も聴いてみてくださいね！

お時間ある人は是非お待ちしております！！

よろしくお願いします。。。