織田くんの記事（5/5 読売新聞より）

今日もちょことお留守番のいちご♪です。

ちょうどwowowでミスチルの「POPSAURUSツアー」の再放送をやっているので

大音量で聴きながら・・・

 

今朝の読売新聞に織田くんのインタビューが掲載されていました。

小さい頃の夢は会社員

　スケートを始めたのは3歳のとき。もともとフィギュアスケートのコーチをしていた母は、

僕をオリンピック選手にするのが夢だったので、指導が厳しく友達とも遊べず、スケートが

すごくイヤでした。競技に出始めた7歳頃の将来の夢は「ふつうの会社員になること」でした。

スケートが好きになったのは中学2年生の時。左腕を骨折し最初は「これでスケートをやらなくて

いい」と喜びましたが、1ヶ月もすると満足感がなく、早く氷の上に戻りたいなと思うようになりまし

た。それからリハビリと練習を頑張り、中学三年生のときに国際大会で優勝。

もっと頑張ればもっと上手くなれるかもしれないと感じて、オリンピックを目指すようになりました。

　高校生のとき、技術をみがくためにカナダへ。振り付けの先生が厳しく、言葉や環境の違いも

あって落ち込む毎日でしたが、その年の世界ジュニア選手権で優勝。

その時に、あれほど厳しかった先生が「きみのことを”ほこり”に思うよ」と言って僕を抱きしめて

くれたんです。頑張ってきてよかったと思いましたね。

地道な積み重ねの毎日　引退後の夢はコーチ

　フィギュアスケートは一見、華やかに見えるかもしれませんが、実は地味なトレーニングの積み重ねです。

朝と夜に計2時間ストレッチを行い、7年前からは筋力トレーニングにも励んでいます。

やり始めてから演技の質も上がり、難しいジャンプも成功するようになりました。スケートは毎日

氷のリンクの上で練習しないと感覚が鈍るので、今も毎朝練習してから学校に行って、ジムに通う

生活を送っています。

　現役引退後の夢は、コーチになってオリンピック選手を育てること。教える時にどういう言葉を

かければ選手が伸びるのか、そういった勉強をしたいと思い、大学院ではスポーツ心理学を学んでいます。

厳しくも優しいコーチになりたいです。

子どものみなさんに伝えたいこと

　僕は人生で大切なのは素直に生きることかなと感じています。素直に人の話を聞くと、

一歩引いた考え方ができて、いろいろなことが吸収できます。僕には2人の子どもがいますが

自分の子どもも素直に、自由に生きて欲しいですね。

　みなさんは、これからいろいろな経験をされると思います。逃げ出したくなったら、逃げ出してもいいと思っています。

逃げ出してもまた頑張る。そうしているうちにきっと、自分なりの乗り越え方を見つけることができるはずです。

　今僕は、来冬のソチオリンピックに向けて毎日練習に励んでいます。

みなさんも自分の夢に向かって頑張ってください。

 

こどもの日特集なので、子どもに向けてのインタビューになっていますが、

大人の私でも参考になる言葉がありました。

いろいろ経験してきた織田くんだから言えること・・・お父さんになった部分も大きいんでしょうね。

男子はまずオリンピックへのチケットを手に入れることが第一関門です。

本当に３枠じゃ足りませんよね。

選手のみなさんが悔いのない戦いができますように・・・。

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