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時代小説にハマる ~蒸し茄子~

2013-08-31 | すきな本

最近ハマってる時代小説『みをつくし料理帖』シリーズ。

そもそも時代小説は好きな方で、
それに大好きな料理モノときたら、ハマらずにはいられません

さっそくコンプリートしてしまいました


江戸時代の、安くて旨いものを出す庶民的な料理屋“つる家”が
舞台のお話なのですが、そこで働く、
お客の胃袋と心をガッチリ掴んで離さない
天性の舌と腕を持つ“澪”という女料理人が主人公。

女性というところにも親近感を覚えますが、
謙虚で真摯な姿勢ながら、次から次へと大胆に
おいしそうなものばかり作り出すその才能にも憧れます。

話の展開も楽しみなのですが、
この本には、出てくる料理のレシピなども
巻末に載っているのが面白い。

本文の中でも、作ってみたいものたくさん。
そういえば、家に茄子がたくさんあったので、


2巻目の『花散らしの雨』の本文に出ていた“蒸し茄子”を作ってみました。

ぱんっと半分に切って、蒸籠で柔らかくなるまで蒸しあげます。


蒸しあがったら、“身を縦に裂いて、
濃い目の出汁で作った吸い地に放って冷ます
”。
(本では皮を外すと書いてありましたですが、
私は皮も好きなのでそのままにしちゃいました。)


熱々の茄子は冷めながら出汁を吸っていくのだ”。

ほどよく冷えた茄子を器に装い、”・・・現代では
冷蔵庫でキンッキンに冷やせるから、ありがたいですねぇ。

冷たい出汁を少なめに張って、薄く切った茗荷をあしらう”。


さっそく、いただいてみたら、

ん~~~
お出汁がよーく染みこんでいて、
店主の種市さんのように『のけぞり』、
“つる家”のお客さんの言うとおり『ひんやり冷たくて、口に入れるととろんと溶けちまう』
なんとも上品な深い味わいです

江戸時代の人って、ホントにこんなにおいしいもの
食べてたのかなぁと思いを馳せてみたり。
澪さんが今の時代にいて、外国の料理を食べたり
今の食材を使ったら、どんな料理をするのかなぁと想像してみたり。

レシピ満載の『みをつくし献立帖』も手に入れたので
他にもいろいろ試してみたいと思います。

てぬぐい。

2013-03-02 | すきな本

本日のBOOK OFFのほりだし本。¥100なり。


てぬぐいの柄って、なんだか魅力的です。


でも、てぬぐいって、少々使いづらそうな大きさなので
いまひとつ買えない。
ハンカチとして持つには大きすぎるなぁと。

けど、この本によれば、いろいろな使い方があるそうな。

切って袋にする作り方も出てます。


へー、半分に折れば、あっという間に
ティッシュボックスカバーになっちゃうんですって。


さっそく、前に『やなか珈琲』で買ったコーヒー豆柄の
てぬぐいをつかってやってみよう!


半分に折って・・・
ティッシュボックスを真ん中に乗っけて・・・


折って、端っこ結ぶだけ

あらま、ほんとに簡単だ。


いろいろ出来そうで、利用もできるみたいなので、
(かぶって鯔背な兄さんになったりもしてみたい)
また新しいてぬぐいも買ってみたくなりました。

とうとう私も・・・やらかした。

2012-07-19 | すきな本
子供の頃、父の本棚で同じ本が何組か、2冊ずつあるのを
発見したことがあります。

「やだぁ持ってる本も分かんなくなって、おんなじ本を
買っちゃったワケぇ?あー、信じられない」なんて、
偉そうに父のことをなじったものです。

それが・・・とうとうこの間、私も同じことをやっちゃったんですよねぇ

前にそもそも買っていた雑誌(うかたま)を、ブックオフで・・・
つまり古本をわざわざ買っちゃって~


うかたま』って雑誌が好きで、バックナンバーを含め、
集めているのですが、もはやどれを持ってるのか・・・
分からなくなっちゃって(言い訳)


ちなみに、『うかたま』の巻頭ページにある写真のコラムが好きです。

なんか、いかにも昔のアルバムによくある風景ばかりで。
見ているだけで、懐かしく楽しいのです

いやいや、それにしても・・・同じ本持ってることを忘れて買っちゃうって。
やっぱり歳のせいなのかな
ちょっとショックだけど・・・確実に当時の父の年齢に近づいてることは
確かだしね。
なんだかちょっぴり複雑な気持ちになった出来事でした

BOOK OFFでお宝さがし。

2012-04-13 | すきな本
掘り出しモンじゃなくて、掘り出し本

BOOK OFFの¥105コーナーとかで、イイ感じの本とか
前から欲しかった本なんかをたまたま見つけると
やったぁって嬉しくなります。

・・・って、こんなことで喜んでるホント小っちゃいワタシ
でも、なんか宝探し気分で楽しいので
ときどきBOOK OFFを覗いてしまいます

最近の発見のお宝は、3つ

うかたま vol.19 ~市場パラダイス~



うかたまは結構好きで、何冊か持っていますが、
これは、市場とか直売所とかナントカ市とかが
大好きな私にはめちゃめちゃツボな特集です~

お、手づくり市も載ってますよ
京都の百万遍さんとか雑司が谷の鬼子母神のは前に
行ったことあるけど、他にもいろいろあるんだぁ
あぁまた行きたいな。
(そしていつか自分のお店も出してみたい・・・

はれ、ことば/中島未月



これは、『はれことば』という響きがキレイだなと思って
手に取りました。しばし立ち読み。

口にするだけで、心が明るくなったり、
優しくなったりしそうな言葉が
美しい詩のような五行歌で綴られています。
例えば・・・
「ほこらか」という、はれことば。

そらを飛ぶ
鳥でなくても
ほこらかに
大地の、鳥
であること

フム~。
なるほどね~。
とかく人間は高く飛ぶことが良いと思ってしまうけれど、
たとえ、大地を歩くニワトリであっても誇らかに生きるべきなんですよね。
自分がどんな立場であろうとも卑屈にならずに、正直に。
“ほこらか”に。

最後は・・・

世迷いごと/マツコ・デラックス



どひゃ!美しい言葉の後に、毒舌~

でも、マツコさんが独特の語りで女子アナやら
芸能人をバッサバッサと斬りまくるのが
読んでて思わず『ぷぷっ』って笑っちゃって
結構、スカっとしちゃって

マツコさんが冒頭でおっしゃるように、
マツコさんがダラダラしゃべってるのを
お酒を飲みながら、ゲラゲラ笑って聞いてる感じで
軽~く読むにはなかなか面白い1冊でした。

ほりだし本。

2012-01-31 | すきな本

手芸の本をたくさん見たくなって、久々に図書館へ

今はちょっと刺しゅうにハマっているので、
佐藤ちひろさんの「やさしい刺しゅう」などを借りました。


きゃあ~~ カワイイ~~
でもむずかしそう・・・

いつかこんなに素敵な刺繍ができるように
なれたらいいなぁ

他にもこんなにたくさん借りちゃいました。


手芸の本は眺めてるだけで、楽しい。
満足しちゃって、すでに作った気になっちゃいますけどね

で、もう1つ図書館でうれしいことが。
図書館にリサイクルで図書館で要らなくなった本を
くださるコーナーがあるんですが、そこに
伊藤まさこさんの『まいにち まいにち』っていう本が
ポツンと置いてあって。

いただいてしまいました。


思いきり『リサイクル』って書いてありますが
とてもうれしい~~


ブログのような日記形式で、伊藤さんの日常が
綴られているのですが、短い文章なのに、とても
伝わるものがあります。 ステキです

ついついダラダラ書いてしまいがちな私のブログも
こんなふうにスッキリと書けたらなぁ・・・
(って、またダラダラしてますね

ハングル~。

2012-01-25 | すきな本
韓国って、好きです 食べ物も、コスメも、ドラマも。

食べ物なら、スンドゥブが大好き。
いろんな韓国料理屋さんで食べ比べしたりしてます。
で、おうちでも作ったりね。
ケジャンやチャンジャ(このへんはツマミね)、
ピビンネンミョンやキムパッもカムジャタンだって好きです・・・
って食べ物になると、つい熱くなるわぁ。
コスメも基礎化粧品は、ETUDE HOUSEをずっと
使ってマス。美肌の国は化粧品もスゴイです

で、ドラマもオバちゃんよろしく、韓流ドラマ、
けっこう見ちゃってます。
といっても、王道の『冬ソナ』とか『チャングム』
とかは見たことがないんです
『コーヒープリンス』あたりからハマった・・・
ま、にわか韓流ドラマファンってとこかな。

韓流ドラマを見ていると、けっこう日本語に近い
単語などが出てきて親しみがわいてきます。
『約束』は『ヤクソク』とか『家族』も『カジョク』だったり。
『正直』なんて『ショウジッキ・・・』なんて言ったりね。

でも、韓国に旅行に行ったときは、韓国人の方が
結構日本語をしゃべってくださるので、意志の疎通で
ほぼ困ったことはなかったけれど、あのハングルだけは
どうしても読めなかった・・・

どういう仕組みなのか気になってたのですが、
最近、本屋さんで、こんな本を見つけて。


ショウジッキ~、本屋さんでちょびっと立ち読みしただけで
基本の子音5つくらいは覚えちゃったかも

で、おもしろそうなので買ってみました。

ハングルは10の母音と19の子音、11の複合母音の
組み合わせだけで構成される表音文字なので
仕組みさえ理解すれば、意味は分からなくても
スラスラ読めるようになるんですって。
一見何かの暗号のようですが、誰にでも読み書き
できるように合理的にできているらしい。

文字化けするので、このブログではハングル文字が
出せないのが残念ですが、この本では
<S>を表す文字がクランボの枝に似てるから
『サ』=『S』みたいな覚え方をするんです。


これなら私でも?

ちょっと覚えると、ホント、暗号を解読するみたいで、
なかなかオモシロイ~

そういうワケでハングルって「頭のいい人は半日、
暗記が苦手な人でも3日あれば覚えられる」と
言われるほどらしいのですが・・・この本では1時間
ま、アタシは3日と言わず、1週間くらいで
のんびりやろっかな(さっそく自分に甘い)
今晩も録画した『華麗なる遺産』でも見ながら
(グダグダと?)お勉強する予定です・・・