最近ハマってる時代小説『みをつくし料理帖』シリーズ。
そもそも時代小説は好きな方で、
それに大好きな料理モノときたら、ハマらずにはいられません
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さっそくコンプリートしてしまいました
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江戸時代の、安くて旨いものを出す庶民的な料理屋“つる家”が
舞台のお話なのですが、そこで働く、
お客の胃袋と心をガッチリ掴んで離さない
天性の舌と腕を持つ“澪”という女料理人が主人公。
女性というところにも親近感を覚えますが、
謙虚で真摯な姿勢ながら、次から次へと大胆に
おいしそうなものばかり作り出すその才能にも憧れます。
話の展開も楽しみなのですが、
この本には、出てくる料理のレシピなども
巻末に載っているのが面白い。
本文の中でも、作ってみたいものたくさん。
そういえば、家に茄子がたくさんあったので、
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2巻目の『花散らしの雨』の本文に出ていた“蒸し茄子”を作ってみました。
ぱんっと半分に切って、蒸籠で柔らかくなるまで蒸しあげます。
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蒸しあがったら、“身を縦に裂いて、
濃い目の出汁で作った吸い地に放って冷ます”。
(本では皮を外すと書いてありましたですが、
私は皮も好きなのでそのままにしちゃいました。)
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“熱々の茄子は冷めながら出汁を吸っていくのだ”。
“ほどよく冷えた茄子を器に装い、”・・・現代では
冷蔵庫でキンッキンに冷やせるから、ありがたいですねぇ。
“冷たい出汁を少なめに張って、薄く切った茗荷をあしらう”。
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さっそく、いただいてみたら、
ん~~~
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お出汁がよーく染みこんでいて、
店主の種市さんのように『のけぞり』、
“つる家”のお客さんの言うとおり『ひんやり冷たくて、口に入れるととろんと溶けちまう』
なんとも上品な深い味わいです
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江戸時代の人って、ホントにこんなにおいしいもの
食べてたのかなぁ
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澪さんが今の時代にいて、外国の料理を食べたり
今の食材を使ったら、どんな料理をするのかなぁと想像してみたり。
レシピ満載の『みをつくし献立帖』も手に入れたので
他にもいろいろ試してみたいと思います。
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