国際感覚を身に付けた桜

河津桜（カワヅザクラ）に毎朝癒されてます。パチパチ！


流山市内でも、区画整理を機に河津桜がだいぶ植えられました。
ひと頃は、どこもかしこも染井吉野（ソメイヨシノ）でしたが、ソメイヨシノはクローンというせいもあって、テング巣病という伝染病にかかりやすく（かつてあった円東寺のソメイヨシノもテング巣病にかかってしまいました）、寿命が5，60年と短い、しかも大きくなり、根で歩道が凸凹に、、、ということで、公益財団法人日本花の会では、もう10年以上前からソメイヨシノの苗木の販売・頒布を中止しているのだとか。

代わりに人気なのがソメイヨシノとアメリカ帰りのその名もアメリカ（米国名：Akebono）という桜を掛け合わせた神代曙（ジンダイアケボノ）という品種だそうです。
あまり大きくならない、花の後に葉っぱが出る、そして、ピンクが濃い。花の時期もソメイヨシノとさほど変わらないので、実は都内では既にかなりの数のソメイヨシノがジンダイアケボノに植え替えられているのだとか。



、、、、、やっぱり純粋培養の温室育ちは海外留学と雑交配には敵わないのだなあ（＾＾；）


流山おおたかの森東口駅前の老いたソメイヨシノの将来はいかに、、、。
どうしても、花の時期だけ見てあの木がいい、この木がいいと決めてしまいがちですが、円東寺裏の都市計画道路 （3・3・1芝崎市野谷線）の街路樹は、きちんと有識者の意見を求めて選定して、、、、くれること信じます。
米沢の名君上杉鷹山公は、飢饉に備えて実のなる木を植えたそうですけどねー。