PRINCOの今日のパチパチ
Sidosso Princoちゃんの思わず拍手パチパチ記録
 



冬の佐渡で温泉を堪能し、翌日は下久知の正覚寺へ。パチパチ!

名前を聞いたけど失念、、、、スペインのなんとかかんとかという女性が考案した人形たち。戦時下のスペインで玩具の無い子どもたちのために作られたそうです。
ご住職のお母様が、来日された考案者本人に習うために、毎週東京まで通ったんだとか。まだ新幹線の無い時代です。すごいガッツだなあ。




兼務されている長安寺へ。かつて十二の坊があった古刹で、国の重文が2つもあります。佐渡で最も古い、開創記録が残る寺とも言われます。




茅葺の仁王門がかっちょいい。

修復時に寄附を募ったそうですが、居酒屋「やるき茶屋」や「日本海庄や」で知られる大庄グループの社長が300万円寄附をされています。この地の出身なんだそうです。



杉の木で彫られた仁王様。経年変化で木目が浮き出ることを計算されて彫られているのだとか。目の造作などが素晴らしいです。




本堂に掲げられる「祈祷」の額は順徳上皇が揮ごうされた物。ただしレプリカ。本物は、上杉景勝が佐渡責めの際に長安寺から持ち帰り、現在は他の寺にあります。

長安寺から見れば「奪われた」、他の寺から見れば上杉から「もらった」ということで、未だに決着がついていないお宝です。あれ?なんか最近よく似た話を聞いたような、、、、



梁の彫刻も凄いな―。



~その肆へつづく(たぶん)






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