旬のはなし

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エトセトラ

2009年11月05日 | 音(おと)のこと
備前の香登小学校の音楽鑑賞会に行った。
体育館に小学1年生から6年生の子供達、先生、父兄の皆さんが集まれる中で鼓空の演奏をした。
1時間30分の催しだ。
通常イベントに呼んで戴く時は持ち時間30分ぐらいが多い。
1時間30分の内20分ぐらいは子供達に和太鼓に触れてもらう時間を作った。
であるから私達の演奏は1時間ちょっと。
というわけで、最近あまりしてない曲を掘り起こす事になった。

一つは「さ遊」、うちのさゆりさんが作った曲だ。
さあ遊ぼうという意味らしいが、遊ぶ処の話ではない。
右手で始まるフレーズを左手で返すという裏技がいる、まさしく左右である。
元来打楽器奏者の中で言われる言葉に「左手を制する者は世界を制する」というのがある。
簡単に言えば左手が右手と同様に使えれば、あなたは一流のプレーヤーに成れますよ、という事である。
私達も練習の時はよくするが、これを曲にしたのは始めてだ。
この曲は難しさをカモフラージュする為に、始まりと途中と最後に、3・3・7拍子が入る。
お客さんは乗って、手拍子で入ってくれる。
私もわかり易さと、難しさが同居する曲は好きである。

2曲目は「エトセトラ」という曲である。
5年程前に作った曲だ。
基本のリズムはレゲエである。
カリブ海ではなく瀬戸内海でのレゲエの曲を作りたかった。
この曲は太鼓でビートを作り、それにキーボードが乗っかり、その上にさらに私の下手な唄が乗っかるというもの。
今回はサックスの赤田さんにも応援してもらって演奏した。
私より他に誰か唄ってくれればいいのだが、内のメンバー曰く、その下手さが、素朴でいいのだと言う。
妙な褒められ方をするものである。
最近メンバーはこの曲を対外的に売り出そうと言っている。

今ここで曲は聴いてもらう事は出来ないので詩だけ載せてみよう。

        エ ト セ ト ラ  (えっと瀬戸ら・・・)

どこに落ちても 平気な海
海の中には ままかり さわらに かき
空には とんびが くるくるくーるくる
お山はなだらか 果物一杯

おだやか天気の 瀬戸内は 人の心も ハッピー ハッピー
おだやか天気の 瀬戸内は 人の心も ピースフル ピースフル

白い砂に青い松
白い桃に ピオーネ 巨峰に マスカット
青いお空に 青い海
白鷺飛んで どこへ行く

おだやか天気の瀬戸内は 人の心も ハッピー ハッピー
おだやか天気の瀬戸内は 人の心もフローティン フローティン

フローティン フローティン のんびり ゆったり フローティン フローティン 瀬戸内
フローティン フローティン のんびり ゆったり フローティン フローティン 瀬戸内

フローティン フローティン フローティン フローティン  エトセトラ~~  瀬戸内
フローティン フローティン フローティン フローティン  エトセトラ~~  瀬戸内

瀬戸内 チャチャチャン 瀬戸内 チャチャチャン 瀬戸内チャチャチャン エトセトラ~~~瀬戸内~


と最後はハモッて終わるという曲である。
いいなぁと思われた方は連絡下され。
表に出るか埋没するかの瀬戸際でござる。

音楽鑑賞会の方は子供達も先生も乗って戴き、楽しい内に、無事勤めを果たす事が出来た。
皆さんに感謝である。