金谷武洋の『日本語に主語はいらない』

英文法の安易な移植により生まれた日本語文法の「主語」信仰を論破する

新刊、出ました!

2014-07-11 23:58:13 | 管理人のつぶやき
ぱんぱかぱんぱんぱーん!

出ました、出ました、出ました!
7冊目の新刊「日本語が世界を平和にするこれだけの理由」、出ましたよ!

どーん




管理人チエ蔵です。日本に一時帰国中です。
日本満喫してます。焼酎「いいちこ」飲んで酔っぱらってマス。
締めくくりに豚骨ラーメンも浴びるほど食べました。

日本滞在中に、たきさんの新刊ですよ! 
な・ん・と、平積みですよ!

ひゃっほーーーーーー!!!


予定より遅れちゃいましたが先週7月2日にようやく出版!
何度も書きますが、これで7冊目です。   

http://www.asukashinsha.co.jp/book/b180961.html
出版社は、飛鳥新社です。

以下、たきさんのコメントをそっくりそのままコピー&ペーストします。

ーーーーーーーーーーー
どこかの本屋さんでペラペラペラと頁をめくって斜め読みして下さい。
そして、もし「ふーん、こりゃあ面白いかも」と思われたら、すぐさまこちら(⇩)の本屋さんにご注文をお願いします!
https://www.facebook.com/iwatasyoten
函館ラ・サール高校の同級生だった岩田徹君が経営している北海道砂川市内の「町の本屋さん」です。
懇切丁寧。どんな相談にも乗ってくれますよ~。
ーーーーーーーーーーー


ワタクシ、チエ蔵は、勇み足で実家近くの本屋さんで自分用と布教活動用に数冊購入してしまいましたが、今からの方は、岩田さんのお店からご購入頂けると、たきさんが喜びます。私も嬉しいです。

応援のクリック、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
拝読しました! (オレンジ)
2014-09-21 05:51:47
はじめまして。
日本語教師をしておりますオレンジという者です。

日本語に関してとにかく何でも学びたいと思っている
ところにこの本に出会い、とても勉強になりました。
「共視」、まさに!ですね。
疑問だったことがするりとほどけていく気持ちでした。

少し前から日本語の「~んです」に関して、
(日本語教育界での認識はなんとも曖昧な気が
するんですが…)
相手と「ここまでは共有しましたよ」というマーキング
のような役割なのかなと思っていたところだったんですが、拝読してますますそう思えるんですが…。
金谷先生はどうお考えでしょうか。

先生にいろいろ教えていただきたいのですが、
カナダにいらっしゃるんですね。
残念です。

ブログに出会えてよかったです。
いろいろ読ませていただきます^o^
返信する
行為文を存在文に変えるツール (たき)
2014-09-23 16:24:23
オレンジさん。こんにちは。書き込み、ありがとうございます。ご質問に簡単にお答えしますね。例えば、『昨日の飲み会、来ませんでしたね』という問いかけに『車が故障しました』は自己を正当化する様な印象を与えますが、『車が故障したんです』と言えば『だから許して下さい』というようなニュアンスが出て来ますよね。それは『文+の+でありますが元になっている『文+の+です』ですから、本来的には、行為文を『あります』を使った存在文に変えているわけです。そうすることで話者のコントロールを越えた状況だと、言い換えることから聞き手の理解や同情を誘う効果が得られるのでしょう。また、存在文ですから、本来の意味は『何かがそこにある』という意味です。その何かを話し手が聞き手に一緒に見るように誘うと考えると、オレンジさんのおっしゃる『共視』からも説明出来ると思います。ご指摘ありがとうございました。なお、『~んです』構文については、拙著『日本語文法の謎を解く』(ちくま新書:2003)の131頁辺りにも書きましたから、出来たらご覧になってください。
返信する
ありがとうございます。 (オレンジ)
2014-09-23 21:59:51
ご回答ありがとうございます。

「存在文」になるということは理解していたのですが、
それにより「話者のコントロールを超えた状況」になるというご説明、
なるほど…とこれまたすとんと理解できました。
お忙しい中お答えいただきありがとうございます。
日本人はよく
「きのう駅前にできたレストランへ行ったんですよ。
それで注文して…注文したんですけどなかなか料理がでなくて…でウェイターを呼んだんですけど」
のように使いますよね。
それを学習者が自然に習得できたら…と
「~んです」の重要性を感じています。

ご著書、ぜひ拝読します。
返信する
非分離 (サワタリカズ)
2014-10-21 12:09:54
新刊を読んで、これほどわかりやすく、しかも深く、<非分離>という概念を理解しえたこと、驚きです。


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お礼申し上げます。 (たき)
2014-10-23 13:03:20
非分離(サワタリカズ)さま、

コメント有難うございます。分かり易くて深い、とお褒め下さってお礼の言葉もありません。基本的に『分けない』日本語を大切にしたいですね。新聞やネットの社会面でよく取り上げられる『格差』『いじめ』『非正規雇用』なども、考えてみたら全て『分ける』ことの弊害ではないかと思えてきました。
返信する
面白くためになりました! (ヒフミトモコ)
2016-09-16 15:46:03
初めまして。私もかつて日本語教師をしていました。今は大学で日本語教師養成に携わっています。先生のご高著にとても勇気付けられました。日本語が世界平和に少しでも貢献できるなら、自分のしていることもまんざら無意味ではないのかなと思えてきました。次は是非、日本語を使うことでどれくらい性格や考え方・態度が穏やかに礼儀正しくなるのかを実証的に研究していただければと期待しております。
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感謝致します。 (たき)
2016-11-19 16:36:52
ヒフミトモコ様
コメントありがとうございます。ここ最近、技術的な問題が発生して新しい記事が載せられなくて困っています。コメント中で頂いた「日本語を習得するとこで態度が平和的になることの実証的な研究」という課題、重く受け止めました。努力します。
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