イスタンブルの猫の目

イスタンブルでの生活をボチボチ綴っていきます。

復活祭×スュレイマニエ・ジャミィ

2011年04月23日 | Weblog

今週の日曜日(24日)は paskalya(イースター)です。

いつもはお休みのグランドバザール(チャルシュ)も お休み返上で営業となります。

paskalya休暇に入り ヨーロッパから沢山の観光客が買い物に押し寄せ 今週のチャルシュは大賑わいです。

 

 先週土曜日に イズミットにある日系企業さんがイスタンブルに立ち寄られるとのことで

数時間ですが チャルシュとその周辺をご案内することになり 久しぶりにスュレイマニエ・ジャミィに行きました。

ここは 企業さんのたってのご希望の見学所で オスマン帝国が最も繁栄した頃の君主スュレイマン大帝が建てさせた寺院です。

建築家はトルコの大建築家である あのミマール・スィナン

およそ5,300人を超える労働者によって 7年の歳月を掛けて1557年に完成されました。 

広大な敷地には その当時病院や学校ハマムなどの施設もあり その跡地が今でも見学できるようになっています。

そびえたつ4本のミナーレは 大帝が4代目スルタンであることを表現しているそうです。

このドーム 古い資料には59m×58mの床面に直径26.5mの円形屋根を乗せ高さ53mの大ドームを仕上げた。

と書いてありますが モスク内の案内書には若干数字が違って記載されています。

(高さ48mだけは覚えてますが後の数字は忘れてしまいました^^;)

恐らく数年前に塗り替え工事が行われたようで その際に新たに測定し直したのかもしれません。

どちらが正しいのか寺院の人に聞いたんですが やはりBT。 

そんな細かい事は解らない そこに書いてあるでしょうと言われてしましました・・・聞いた私がバカだった。ってね・・・ 

館内にアラビア語のカリグラフィーで書かれたコーランの一節は 書道家のアフメット・カラヒサルによるもの。

奥のミフラービ上のステンドグラスは 16世紀にステンドグラス職人のイブラヒムにより創作された。

絨毯模様にも似た細かい模様が特徴。

ドームを見上げると その壮大さに圧巻させられます。

2010年からこの寺院の敷地内が整備されているようで 古びた印象のこの寺院も

また一転して 美しい観光地に生まれ変わることでしょう。

 

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