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流雲片々   ~ 香川県・高松市 曹洞宗 祥福寺 ~

おりおりの風光とよしなし事を思いつくままに。栗林公園の南西、小高い山の中腹に閑居する禅寺和尚の雑記です。

玉三郎

2019年06月20日 | 日記
こんばんは

梅の実
熟する頃と
なりましたが

   

熟すというのは
こういうことかという

きょうの
朝日新聞

坂東玉三郎さんの
インタビュー記事 
最後のくだりです 

体力的に完演
 できなくなった役もあるが

 事前に
 最後と公表したり
 無理して続けたりはしないという

 言わない方が
 次の世代に
 旅がつながっていると
 理解していただけるのでは

 お客様の夢を
 壊すことが
 一番いけないと思う

 それは
 私がずっと
 劇場で暮らしてきたから

 お客様のためにしか
 生きてはいけないという
 前提の人生ですからね
 



役者
坂東玉三郎として
生きる覚悟の凄さを

まざまざと
感じた一言でした

ひるがえって

和尚が
和尚として
生きる覚悟とは何ぞや?
コメント
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