季節の中でひとりごと~ひとしずく日記

季節や暮らしの中でふと感じたこと、ありのまま、素直に。
私の好き!盛りだくさん。プライベート日記です。

ピンクのナミ

2006年10月19日 | 花便り
ピンクの波が押し寄せる。
風にのって、
香りとともに、
ふわふわふわ。
さわさわさわ。
私は、ピンクの波に流されて。。。


福岡の甘木にある、キリンビール工場のコスモスを見に行きました。
毎年、季節のお決まりごと。
これを見に行かないと、私の中で、季節は次にいけません。

広々とした敷地に、コスモスが風に吹かれて、気持ちよさそうです。
傍らには、たくさんの人が、いい顔して、コスモスとともに過ごしています。

風に舞うコスモス。
風とダンスをしているように。
楽しそうですよ。

最近は、コスモスが好きな花になりました。
そして、最近ピンクが好きです。ピンクに包まれたい気分かも・・・


私がコスモスを好きになったわけ。。。とは。。

昔のコスモスの私の印象、
コスモスはもてはやされ、
やわ~な、か細い茎。
どうしても、華奢な女の子を思い浮かべていました。
私とは、全然違うので、きれいと思っても、身近に感じなかったのです。
私とは違うので、憧れがあったのかも。。。
そんな印象だったコスモス。

でも、7.8年前に、私のコスモスの印象が変わりました。
それからは、大好きな花になりました。

それは、その年は、とても記録的な台風がやってきて、
木々も根こそぎ倒れるくらいの威力でした。
そのあと、木々や花々も、かわいそうなくらいだったのを覚えています。

その中で、
横たわったコスモス。
地面に這うように。。。

でも、よくよく見てみると、
花はしっかり、
お日様に向かって、
頭をひょっこりあげているのです。

ちゃんと、私を見て~。
というように、お日様に向かって
力強く、顔を上げている。

私は、そのとき、
コスモスが大好きになりました。
勇気づけられ、私も!と思いました。

コスモスの本当の強さと美しさに。

それからというもの、
私は、コスモスを見るたびに、
コスモスが私に、
語りかけているように思うようになりました。