【読み】 せいだくあわせのむ
【意味】 清濁併せ呑むとは、善人でも悪人でも、
来る者はすべて受け入れる度量の大きさを表すたとえ。
よく「清濁併せ持つ」と言い間違えられるみたいです。
でも「清濁併せ持つ」という言葉も存在はしているようです。
私の16歳年上の兄の同級生たちの中には、ダークダックスの高見澤宏さんや
〇紅飯田の社長とか数々のビッグな友人がいました。また、先輩にはP化粧品の創業者、
後輩には元市長のAさんなどがいらっしゃり、私が小学校低学年の頃は
よくみなさん兄のところに集まり、私にはよくわからない難しい
話をしていました。そんな中でよく聞いたのが、
「カズさん（兄のニックネーム）は石橋を叩いて渡らない人だ」とか
「清濁併せ持つ」「清濁併せ飲む」「清濁併せ呑まず」とか
お互いをそう例え合っていました。
何十年か経って、これと同じ言葉を私がY本君から言われたことがありました。
Y本君が86期の会長をなさり（20年くらいやっていた）苦労していた
頃です。その時言われたのは「清濁併せ呑む」だったと思います。
私はそんな年になってもまだちゃんとした意味も分からず、
ウチの高校だからたかが知れてますが、ちょっと今で言うヤンチャを
やっていた連中から勉強大好きな糞真面目な連中まで
幅広く交流があり、人を集める時に便利な男ということなんだろう
と勝手に思っていました。
「清濁併せ呑む」の正しい意味には当てはまりませんが、
正しくない意味なら少しは当たっていたかもしれません。
今となっては何も役に立ちません？？？？？
しかし、萬屋錦之介さんが高見沢さんの義兄だったとは・・・・
私、萬屋錦之介さんの大ファンで、「破れ傘トウシュウ」とか「破れ奉行」
が大好きで、今でも破れ奉行になりたいくらいなのです。