貴族と言うのは、庶民から税を徴収して政治をするのが仕事でした。
そして、特権階級なのでとても贅沢な暮らしをしていました。
それから、芸術、文化の発展にも尽くしたと思います。
道楽にうつつを抜かしただけだったかもしれませんが。
苦しい下々の暮らしに比べたら極楽です。
貴族ですから、戦争に行って戦ったりしません。
陰惨な後継者争いは熾烈を極めたみたいですが。
戦ったりしない集団は、何で競争するかと言えば教養なのですね。
平安時代は戦いの時代ではなかったので、喧嘩が強くて乱暴な人はあまり出番がなかったかもしれません。
そのかわり、頭がよくて、話が上手な人などはもてはやされたのではないでしょうか。
特に、和歌は重要な教養だったみたいです。
今でも百人一首は有名ですが、平安時代は他にも色々な歌集が編纂されたり、特に上手な歌人が選ばれたり、すごい力の入れようです。
歌の内容はというと、子供用の「漫画で学ぶ百人一首」という本の受け売りですが、恋の歌が圧倒的に多いです。
「あなたが来ると言うから待っていたのにこないのね。待っているうちに朝になっちゃったじゃない!」
とか、
「あなたを恋し始めたばかりなのに、もううわさになっている」
とか、歌の内容ははどうでもいいようなことばかりです。
平安時代の貴族って、一日の大半をそういう考え事に浸かっていたんでしょうか?
そういうことを、和歌でいかにうまく表現できるかを競ったんですね。
でも、そういう価値の時代なら、当時の人は必死に勉強したのだと思います。
それから、年月は流れて、武士の時代もありました。
いまは、民主主義の世の中になり、貴族はいなくなりました。
昔、贅沢をしていたのは貴族だけでしたが、今は民主主義になり、庶民が贅沢をできるようになりました。
贅沢はしていないと思っているかもしれませんが、子どもが働かないで勉強したり、音楽を習ったり、絵を描いたり、スポーツを習ったりするのは、昔は貴族だけに許されていることでした。
今の日本の庶民は、昔の貴族よりおいしいものを食べて、文化活動をして、旅行に行って、と、いい暮らしをしているのです。
みんながやっているので当たり前になっているのです。
それで、幸せなことに日本は戦争もしていない。
戦わなくてよいのです。
だから、日本の庶民は戦わない集団なのです。
戦わない集団でも、集団と言うものは順位付けをするために競争をするのですが、何で競争するのがよいでしょう?
勉強です。
平安時代、和歌が上手だと社会生活に有利でした。
同じように、今は勉強ができると社会生活に有利になるシステムです。
平和な時代は勉強の時代。
力の弱い道徳的で小心な人も、勉強すれば認められる時代なのです。
いったん戦いの時代になれば、勉強どころではないはずです。
体を鍛えてお国の為に戦うのだ!!!
と言われます。
そのときは、力が強くて、乱暴ができたほうが役に立つのです。
今の日本は勉強に価値が偏りすぎていはしないでしょうか。
平和になりすぎているのでしょうか?
何事も程よくないと、どこかに不満がたまりますね。
日本には不満な人が増えてきていないでしょうか?
そして、特権階級なのでとても贅沢な暮らしをしていました。
それから、芸術、文化の発展にも尽くしたと思います。
道楽にうつつを抜かしただけだったかもしれませんが。
苦しい下々の暮らしに比べたら極楽です。
貴族ですから、戦争に行って戦ったりしません。
陰惨な後継者争いは熾烈を極めたみたいですが。
戦ったりしない集団は、何で競争するかと言えば教養なのですね。
平安時代は戦いの時代ではなかったので、喧嘩が強くて乱暴な人はあまり出番がなかったかもしれません。
そのかわり、頭がよくて、話が上手な人などはもてはやされたのではないでしょうか。
特に、和歌は重要な教養だったみたいです。
今でも百人一首は有名ですが、平安時代は他にも色々な歌集が編纂されたり、特に上手な歌人が選ばれたり、すごい力の入れようです。
歌の内容はというと、子供用の「漫画で学ぶ百人一首」という本の受け売りですが、恋の歌が圧倒的に多いです。
「あなたが来ると言うから待っていたのにこないのね。待っているうちに朝になっちゃったじゃない!」
とか、
「あなたを恋し始めたばかりなのに、もううわさになっている」
とか、歌の内容ははどうでもいいようなことばかりです。
平安時代の貴族って、一日の大半をそういう考え事に浸かっていたんでしょうか?
そういうことを、和歌でいかにうまく表現できるかを競ったんですね。
でも、そういう価値の時代なら、当時の人は必死に勉強したのだと思います。
それから、年月は流れて、武士の時代もありました。
いまは、民主主義の世の中になり、貴族はいなくなりました。
昔、贅沢をしていたのは貴族だけでしたが、今は民主主義になり、庶民が贅沢をできるようになりました。
贅沢はしていないと思っているかもしれませんが、子どもが働かないで勉強したり、音楽を習ったり、絵を描いたり、スポーツを習ったりするのは、昔は貴族だけに許されていることでした。
今の日本の庶民は、昔の貴族よりおいしいものを食べて、文化活動をして、旅行に行って、と、いい暮らしをしているのです。
みんながやっているので当たり前になっているのです。
それで、幸せなことに日本は戦争もしていない。
戦わなくてよいのです。
だから、日本の庶民は戦わない集団なのです。
戦わない集団でも、集団と言うものは順位付けをするために競争をするのですが、何で競争するのがよいでしょう?
勉強です。
平安時代、和歌が上手だと社会生活に有利でした。
同じように、今は勉強ができると社会生活に有利になるシステムです。
平和な時代は勉強の時代。
力の弱い道徳的で小心な人も、勉強すれば認められる時代なのです。
いったん戦いの時代になれば、勉強どころではないはずです。
体を鍛えてお国の為に戦うのだ!!!
と言われます。
そのときは、力が強くて、乱暴ができたほうが役に立つのです。
今の日本は勉強に価値が偏りすぎていはしないでしょうか。
平和になりすぎているのでしょうか?
何事も程よくないと、どこかに不満がたまりますね。
日本には不満な人が増えてきていないでしょうか?