猫の日暮らし

大阪南河内でTNR、保護、啓発活動をしています。
不幸な命をうみださない社会をめざして。

外猫メロンちゃん、とうとう保護しました。

2019-11-24 23:36:13 | たびちゃんと仕事場の外猫

またまた、保護案件

うちが餌やり管理をしている猫の足が

パンパンに腫れまして

お化けポーズで上手に3本足で歩いてるんです。

高いところにも登りますが心配。

前から怪我が多い子で

いつもは自然治癒してたので

様子を見てたんですけど

1週間経っても変わらない。


ずっと庭においてるベンチの毛布で寝ています。

うーん。

手が治るまでうちにいる?

ということで保護りましたー

 


こうなるともう外にリリースはしたくない?

したくないですね、正直。


メロンちゃんは、たぶん2年前くらいにTNRしました。

うちにはたまに来る程度だったのですが

最近はよく来て、ごはんもばくばく食べます。

 

お年は、5歳くらいかなー

性格は人なつこいです。

なでてもらおうとそばにきて寝転びます。

保護は外でだっこでキャリーインできます。

 

なぜかシャムの多い地域です。
こちらもなつこい。

こんな猫はやく保護できればよかったんですけど

ここの場所は、猫もそんなにいないし

住宅が密集してるわけではないし

保護したら別の猫が来るし

他のリターンしにくいエリアの猫を優先してやりたい

という思いもあり、ずるずるとここまできました。

なんでもかんでも保護できないのですよー

保護には限りがありまして、、、

といつも悩みに悩みながらの活動です。

 

去年の冬も寒そうで、年も年だし

やはり家にいれてやれたら

と思ってたんですよね。

いいタイミングだったんだと思います。

でも5歳は、里親さんが決まらなければ

自分が飼う覚悟がいりますね。

病院へ行ってきました。


多飲多尿でしたので、血液検査をお願いしました。

FIV(猫エイズ)陽性、腎機能、血糖

基準よりやや高めですが許容範囲内

そんな症状がでるほどでもない。

ストレスなどで一時的にあがることもあるので

しばらく療法食を食べて

もう一度血液検査をしてみることになりました。


療法食も食べてくれ、やや症状は治まっています。

その他、身体検査は問題なし、歯も歯石もなく

口内炎もない、めちゃくちゃ元気

おもちゃでも遊びますし

何でもよく食べます。

足の怪我も治癒してきています。

 

なでなでして〜とかわいいメロンちゃんです。


うちはいつも保護猫いっぱい

隔離部屋がありません。

今は仕事部屋のケージにおります。

メロンちゃんは甘えたなので

1匹飼育が幸せなんじゃないかと思います。

高齢者でも飼いやすい猫です。

なんせかまってちゃん。


外猫のお世話も仕事場の猫3匹だけなんですが

最後がいやなんですよね。

ここにいたロシ子ちゃんは急にいなくなってしまいました。

あとシャー子にラグちゃんも今は元気だけど

どんどん弱っていく姿を見たくありません。

ここは自分の敷地で管理しやすいので

テリトリーを守るのにいてもらう必要もあり

ラグもシャー子もうちには

ごはんを食べにくるだけなんですよね。

寝床は別宅があります。

TNRってなかなか理解がえられないところがあります。
猫好きの私たちが危険な外に
リリースする事はつらいのです。
保護かリリースかと選択をせまられますが
成猫のほとんど保護ができません。
子猫だってそんな簡単に里親さんが見つかる訳でもなく
一度にたくさんの保護はできません。
ほんとはTNRやりたくないです。
みんな家の猫にしてやりたい。

それが無理だから、リリースして
お世話して、今ある命をまっとうしてもらう。
そして、外で生きていかなくてはならない猫を
けっして増やしてはならない。
いつか猫はみんな家の中で暮らせる事を
願っての活動です。

 

それに外猫のお世話って大変です!

毎日毎日お世話されてる方
すごい活動だと思います!


先の事は分かりませんが

とにかく治療優先ですね。

はやくよくなってねー!!


ケージが嫌みたいで行くとうるさくいってます。

そばに来て〜ってかすれた声で鳴いています。

トイレもできてて問題行動もなく

ずっと外にいた猫でも

猫は室内飼育に切り替えられると思います。

だがしかし

いつまでもこのままというわけにはいかないので

悩みます、、、。 

 

 


コメント (2)
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ファーマーズ3、4兄妹、ケージフリー練習へ

2019-11-23 21:52:12 | 2019年 保護猫、預かり猫、代理募集
ファーマーズ3の兄弟のセシルちゃん
春生まれでまだ生後6~7か月なんだけど
貫禄ありまくり
母猫みたいな風情がありますね笑。
きっと子猫らしいところもあるはず!!
まだ未開発なだけ、、、
フィガロくんはややビビりながらも
まだヤングらしさがありますね。
抱っこできます。
2匹は大きくなってからの保護でしたので
やはり時間がかかります。
それでもまだ子猫です。
そのうちにべたべたになりますからー
鼻の上は病院で見てもらったら
怪我のかさぶたじゃないかということでした。
体にもおハゲがあり、毛が生えて来ない
部分があります。
鼻はどんどん縮小しています。
他にハゲも見当たりません。
きれいになぁれ〜

うーん、やっぱり落ち着きがすごい。
なんか凄みがある。
姐さん、シャーは言いますが
触れます。
喉を触られるのが好き!
魔性の黒猫女子!
こちらも何らかの変化を与えていかないと
変化がありませんね。
ファーマーズ4のエリゼちゃん
セシルとよく似てますね。
3か月違いの同じ母猫から産まれた
姉妹です。
こちらはイクラちゃん
ケージ掃除してたら侵入するんです。
そろそろケージから出して遊ばせましょう〜
ね!
お外は楽しいよ。
ランゼも出てきてエリゼもでてきて
ただ追いかけ合っています。

幸せになるためにはできる限り人なれが必要です。
うちは保護したら、誰にでも飼いやすい猫にするために
人なれトレーニングを行います。
毎日少しでも手で触る事が人慣れのコツです。

黒猫ツインズはベタベタ
それでもまだご縁がないんだから
精進あるのみですよー

みんな人間を好きになるのよ〜
こちらはもうすこし人なれが必要です。
ケージがいるタイプです。
猫は時間をかけてゆっくり仲よくなってくださいね。

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ルーちゃん、サラダちゃん、幸せ報告、お裾分け〜④

2019-11-22 22:39:18 | 2019年 保護猫、預かり猫、代理募集
怖がり娘のルーちゃんが正式譲渡になりました。
破ったところ、縫ってもらったそうです笑。
夜鳴きで猫初心者の里親さんを
散々苦しめましたが
試練をのりこえてくださったようです。
1日目は一睡もできなかったそうで〜
夜鳴きは鳴き止むまでどうしようもありません。
気にせず、耳栓で寝れる時に寝るしか手だてがない。
環境になれさえすれば、1週間くらいで鳴き止みます!
ほんと鳴かれるのつらいのですよね、、、。
最初、メールの近況報告を読んだ時
完全に嫌われましたー!っていわれるから
すぐに帰ってくるかと思いました笑。
嫌わないですよ。
ツンデレな性格でもあり
子猫特有のいたずらもあります。
朝方のひとり運動会も、、、
でもルーちゃんのいいところも
みてくださっています。
ほんとうは甘えたさんなんだよね。
うちもはじめての猫との暮らしになれるのに
半年くらいかかりました。
犬と暮らしてたから、この縦横無尽の動きに
なれなかったです。
ほんとうに心の底から家族だと思えるのに
3か月から半年はかかったかもしれません。
それは、最初の兄弟猫2匹は飼うつもりがなかったのですが
里親さん候補が現れたときです。
もう今さら手放せないとなったのでした笑!
あとは病院に通ったり、心配な事があったときなど
なにか強い愛情や絆に
ふと気付く出来事があったりします。
みんなが最初から愛情150%なんて事は
ないと思うのです〜
猫とはすぐに仲よくはなれない。
時間をかけてお互いに
愛を育くんでいってほしいなと思います。
お膝の間〜
あたたかいね。
よかったね、ルーちゃん。
青い空、眺めがいいね。
キャットタワーも買ってもらったの!
猫との暮らし
不便なときもあります。
いや大変な事の方が多いです。
正直、いない方が生活しやすいです笑。
なんせ思い通りにはなりません。
それでも猫と暮したい。
家に猫がいる幸せ。
帰ったら猫が待っている幸せ。
猫がくれるたくさんの愛情。
大変な事はなんでもなくなるのです〜笑。
里親さんが1匹でもこんなに大変なのに
たくさんの猫と暮らされていてすごいですと
言われてました。
いやぁ大変なんですよ。
工夫と長い目で見る事と大らかでいる事
最後はあきらめることがコツですかね〜笑。
一時的なものであるので、ふんばっています。
それはかわいいですし
楽しみながらやってます。
でもみんな甘えたなので、はやくお家が
決まればいいなと思います!
やっぱかわいい眉毛笑。
お子さんがサビ猫を選んでくれました〜
サラダちゃんのところは順調でした。
猫飼育されてた方だったのもありますかね。
すこしして外耳炎になったそうで
病院へ連れて行ってもくれました。
サラダちゃんはすぐに馴染んで
みんなに甘えて、それはかわいくて
取り合いだそうです〜
うちでは大人しかったので
お膝にのったりして甘えてるそうで
よかったなと思います。
お名前はそらちゃんになりました。
お子さんがハロウィンの仮装で
サラダちゃんを抱いた姿のお写真が
もう最高の笑顔でした!
よかったね、あたたかい家族ができたね。
猫との暮らし
大いに楽しんでもらえたらなと思います。
猫からもらうものは
計り知れません。
大変だからこそ、得られるものも大きい。
大切な事はなんでも教えてくれる先生
だと思いましょう〜笑。
猫を大事にしてると幸せになります。
猫は家族!
お幸せに〜
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和泉市動物愛護講演会と地域の猫問題を考える

2019-11-21 22:21:50 | TNR活動とその他
和泉市の講演会に行ってきました!
南大阪でこういう催しが開かれるのは
珍しいなと思い、風邪を引いてたのですが
なんとか参加してきました。

「人と動物がしあわせに共生できる社会を目指す」

講演内容としては動物愛護法改正のお話
が主だったのですが
その前に和泉市の市長と杉本彩さんの
トークショーがあったんです。

そのお話をきいてびっくり!
辻市長は、犬を2匹飼っており、奥様が猫好きで4匹
保護活動をされていて里親募集中の猫が2匹いるそうです。
そして庭に来る猫のお世話もされているそうです。
もちろん避妊去勢をしてです。
動物愛護の意識の高いすばらしい市長さんです。

和泉市は飼い主のいない猫の避妊去勢手術に
助成金をだされていて
その財源である予算をふるさと納税で集めており
もうその目標額は18日で達成されたそうです。

南大阪でもダントツに動物愛護がすすんだ市で
あるといえるのではないでしょうか。
きっと猫トラブルも年々少なくなっていき
人が暮らしやすく、優しい子どもたちが
育っていくのではないかと思いました。

和泉市はしっぽくらぶさんや和泉ねころじの会さん
動物愛護団体があって市民の意識が高いんですね。
和泉市は同じ南大阪、堺市に隣接しており
車で3〜40分位の場所なのですが
同じ地域なのになぜこんなに
取り組みに差が生まれるのでしょうか。

私たちもずっと個人の猫活動をしてきましたが
ようやく地域の猫問題に
目を向けるようになりました。

去年、大阪ねこの会さんに来てもらって
猫のタウンミーティングを行いました。

今年も地域のお祭にも参加したり
啓発活動も行いました。
猫好きさんや困ってる方が集える
猫ともクラブも行ってきました。

あとは、個別に地域の猫相談を受け
できる範囲でお手伝いをさせてもらっています。
捕獲器をお貸しする事も増えてきました。
うちにいる保護猫は
ほぼ地域のお手伝いの猫です。

こうやって猫活動を粛々とやってはいますが
個人レベルの活動なんですよね。
毎日、自分たちの活動で手一杯な状態です。


猫は愛護動物です。
野生の動物ではありません。
野良猫だってそうです。
人間が愛して守ってやらないと生きてはいけない命
けっして不幸にしてはいけないと思います。
人も動物も命の重さは一緒です。


猫問題に対する大人の対応を
子どもたちはよく見ています。
子どもの心は純粋で
いいものも悪いものもそのまま吸収します。
これは子どもたちの心を育てる
教育の問題であると思うのです。


愛護動物は密接に人と寄り添って生きてきました。
犬や猫と暮らした事のない方は
すこし分かりにくいかもしれませんが
彼らは私たち人間を慕い、愛情をかければ返してくれ
一緒に暮らせば家族と同じ存在
感情の通い合う生き物です。
外にいる猫だってそうです。
どの猫も人を頼って生きています。

その愛護動物が引き起こす問題があります。
それは猫が悪いのではなく
人の起した問題なんです。
人がなんとか
手をさしのべられる社会でありたいと
強く願います。

まずはもっと市民の方に知ってもらう事なんですよね。
啓発活動はとても時間がかかり、難しいですが
なんとかやっていかにゃいと〜

お近くの方、一緒に人と猫の共生とはなにか
考えてもらえませんか〜

外は寒いです。
早く猫は家の中だけで
暮らせる日がきますように!!



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札幌「ツキネコカフェ」に行ってきました〜!

2019-11-19 22:49:58 | 猫カフェ、勉強会、ねこの会、譲渡会お出かけ
先週、札幌に行ってきました!
最近国内旅行したら
ご当地猫カフェにいくようになりました。
大阪でもいってないカフェ
たくさんあるんですけどね。
いつでも行けると思うと
なかなか行く機会がなくて、、、
まずはお2階へ
シャー言われました、えへ笑。
北国ですね、暖房が完璧!

午後12時だったんですけど
みんな思い切り寝てました。
まったく相手にしてくれニャイ笑。

FIV陽性(猫エイズ)の猫たちのお部屋
北海道は寒いですので
TNRより保護が主流なのでしょうね。
スタッフさんお忙しそうで
お話は聞けてないのですが
北国は多頭飼育崩壊が多い
イメージがあります。

ここのお部屋の猫ちゃんは遊んでくれた〜
よかった〜!!
嫌われてなかったよー
NPO法人であり、北海道と言えばツキネコと
知名度が高いですよね。
もう一軒ニャイダーハウスというカフェもあるそうで
譲渡も進んでおりますが
猫問題は終わりがなく
保護数がキャパオーバーをおこしており
営業日を縮小していかないといけない
相談窓口を閉めなければならない状況であるそうです。

今いる猫、スタッフ、組織を守らないといけない
保護団体が崩壊を起す可能性もある状態。
全国どこの保護団体さんも同じですね、、、。
猫の里親さんより、保護依頼の方が多い。
保護施設の運営はとかく大変です。

猫の保護が増えれば増える程に
スペースが必要となり
お世話の手がかかりますし
莫大な医療費がかかります。

ここに来る猫たち、若くてみんな健康って
わけではないと思います。
ここで断るとその猫はどうなるのか、、、
ツキネコさんが最終相談窓口になっている
現実があります。

猫の問題は人が起こしています。
猫を不幸にしないためには
「適正飼育!」
それしかないんですね。
それができてないから
こんな活動があるわけで
行政との連携も必要です。
さむいさむい
ストーブ
おこた 触っても寝てる茶トラくん
トコトコトコ〜
ぴっとり
猫の問題は人の問題
人と猫が幸せに暮らせる社会をめざして
というけども、なかなか大変なことです。
ペットシッターいいですね。
ホテルをされてるところもありますね。
ツキネコさんといえば
永年預かり制度のイメージがあります。


これから起こりうる飼育放棄の増加
単身者、高齢者世帯の増加
しっかりサポート体制を整えて
猫が不幸にならないよう
飼育するシステムの構築
これを全国でやっていかないと
ならないのではと思いました。
どこいっても、ネコネコねこ〜ですが
最後はカフェラテであったまってきました!
みんな保護猫たちに会いにきてニャ。
それが力になります、助けになります。
みんなで考えて支えて動いて
こんな活動がしなくてもいい
すべての猫が幸せな社会をめざそうにゃ!

お近くの保護猫カフェに遊びに行こう〜

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