猫の日暮らし

大阪南河内でTNR、保護、啓発活動をしています。
不幸な命をうみださない社会をめざして。

10月のTNR活動 新入り大きな黒猫参上!

2019-11-09 22:21:35 | TNR活動とその他
今年もあと2か月
忙しくなる季節です。
寒いし忙しいのいやだなー笑。

管理してる公園に大きな黒猫が
3か月前から現れるようになり
定着して毎日来るようになったので
TNRの運びとなりました。

こうやって毎日餌やりをしてるから
新入りが来てもすぐに分かります。
これが適正な餌やり管理の必要性です。
TNRだけして放置では
また猫が増えてからの
TNRとなってしまいます。

新しく来た猫をTNRをするので
2015年からここの公園を管理していますが
子猫は一度も産まれていません。
猫の数は半分くらいに減りました。

ここの公園の市役所の方が
2回程来られたそうです。
現場で苦情を言われる事はなくなったのですが
餌やりの苦情が役所によくきてるそうです。

餌やりさんは、適正な餌やり管理をされています。
餌を与えてる猫はすべて自費でTNRを行い
掃除もきちんとされ、他の人が置いていった
餌もきれいにもって帰っておられます。
活動の内容を小一時間、説明したそうです。

私たちの住む行政区域ではないのですが
行政の方は若い方だったそうで
勉強不足で地域猫、TNR活動のことは
なにも知らないと言っていたそうです。
ほんとかな。
環境課とか公園を管理する課にいて
何も知らないって
移動して来たばかりなのでしょうか。

こちらの話はよく聞いてくれたそうで
それでなにか団体に属してるのかなどを聞いて
勉強します、餌やりは目立たないように
といって帰っていったそうです。

地域猫活動は
地域住民、行政、ボランティアの3者恊働
お互いができる事をして街の猫問題を
解決してく市民活動です。


餌やりを禁止しても猫はいなくなりません。
餌がばらまかれるようになります。
繁殖制限をしないと増えていきます。

どうにか地域で猫問題を解決するために
みんなで協力していきたいです。
猫が可哀想でみてられない人も
迷惑を受けている人も
猫を減らしたいという部分は
合致しています。

すぐにいなくなるわけではないのですが
手術してこれ以上、増えないようにすること
餌やりマナーを啓発して環境美化に努める事
糞尿被害をおさえるトイレの設置を行う事
猫の数を減らしながら
トラブルを減らす事ができます。
猫を増やさないための活動である事を
広報して知ってもらう事が必要です。
長い前置きだにゃー
にんげん、なんとか猫問題どうにかしてくれよ〜
捕獲器の中の黒猫を撮影するのは難しい。
苦戦、、、笑。

この子大きくて堂々としています。
5.9キロありました。
歯もきれいで毛並みもつやつや若そうです。
どうぶつ基金の無料チケットを
使わせていただいたので
そのぶんをワクチン接種しました。

もともと家猫だったかもしれません。
でも触る事はできませし
保護する余裕はまったくないので
つらいですが、リターンしました。

今年の1月にも急に現れた黒猫くんがいました。
3月に保護されたひどい風邪をひいていた
マリモくんです。
カーヤくんという名前を付けてもらいました。

マリモくんは、誰にでもスリスリ
捕獲もはじめてきた私たちについてくるので
抱っこで捕獲器にいれるというなつこさ。
6月に里親さんのもとへ
今の姿、、、
ぐでーん笑。
もっとなでろやーといわんばかりですね。
猫を飼うのがはじめてのお家にいきましたが
かわいがってもらって
毛もつやつや、お目目もきれい
とても幸せそうですね。
よかったね、マリモくん!
マリモくんは優しい黒猫くんでした。

ここの公園の管理も5年目
最初からいる猫がたくさんいます。
みんな、かわいくて優しい猫です。
もう年も年ですし、これからくる寒さを思えば
みんなこうやってお家をみつけたいのですが
今は他現場の子猫の保護が多いので
なかなか手が回りませんね。

それが黒猫くん、リリースしてから
餌やりさんにスリスリするんだそうです。
やっぱり家猫だったんでしょうね!!!
わたし、子猫が外で育つのも嫌ですけど
飼い猫が外暮らしになるのが
一番つらいのです、、、。

でも、すべての猫に家を見つけてやる事は
まだまだ困難な状況です。
不可能に近いです。
大人猫であればなんとか外でも生きていけます。
せめて寒さをしのげ
ゆっくり眠れる場所があれば
毎日おなかいっぱいごはんを食べられる
環境においてやりたい
そしてこんな風に外で暮らさないと
いけない猫を増やしてはならないと
大変なTNR活動を
個人でできる範囲
せいいっぱいがんばっています。

もっと行政の方、地域の方にも
理解してもらえるような活動も
まだまだがんばらないといけませんね。
こういった地域の啓発活動が得意な方は
おられませんでしょうか〜

力不足でごめんね、外猫さんたち〜
なんとか冬を乗り越えるために
今、たくさんごはんを食べて
脂肪をつけて、あたたかい春を迎えようね。
これから厳しい冬がやってきます。


私たちは公益財団法人どうぶつ基金(佐上邦久理事長)が主催する
さくらねこ不妊手術事業」の協働ボランティアです。
今回さくらねこ不妊手術事業を行うにあたり、公益財団法人どうぶつ
基金から3頭の不妊去勢手術費一部を負担していただきました。
公益財団法人どうぶつ基金に寄付をしていただいた皆様に
心より感謝申し上げます。
 

協力病院さまにも、心より感謝申し上げます。




コメント
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