猫の日暮らし

大阪南河内でTNR、保護、啓発活動をしています。
不幸な命をうみださない社会をめざして。

猫白血病陽性の子猫兄妹、6/24譲渡会にでます!

2018-06-21 20:58:46 | 猫カフェ、勉強会、ねこの会、譲渡会お出かけ

猫白血病陽性の子猫兄妹代理募集させてもらいましたが

「南河内ねこの会」のメンバーさんの保護猫です。

ずっと協力して、活動して来た仲間の猫さん。

保護主として、譲渡会に行かせてもらう事になりました。

なので、もう一度告知させてもらいますね。

 

ものすごく長文になりますが

ぜひ読んでくださるだけでもうれしいです。

たくさんの人に知っていただき、未来の飼い主さんにつなぎたいので

できれば、譲渡会情報など拡散協力お願いします。

先週、写真をとりに家に来てくれた子猫兄妹たち。

きじくろ兄妹 黒猫じゅんちゃん きじジャムくん

知らないお家で緊張していますが

今は人なれした普通の元気な子猫です。

病気があるなんてとても思えないきれいな顔立ちですが

猫白血病母子感染であれば、長くは生きられないでしょう。

もう一度再検しますが、簡易キットが色濃くでてたので

陰転は難しいのではないかと思っています。

そんな病気の猫を里子にだすなんて、、、と思われる方

たくさんおられると思います。

里親さんにつらい思いをさせるだけだと

私たちもそう思ってました。

 

 

でも、私たちには3匹のキャリア猫の保護の経験があります。

ムクちゃんはごはんを食べないので保護すると

猫白血病を発症していました。

保護して、ちょうど2ヶ月後になくなりました。

しんどい体で外生活をするよりは、保護してよかったと思っています。

この病気は、治療法がなく、発症すれば2〜3ヶ月であっというまに

なくなってしまいます。

猫は最期まで自立していて、最後の日までごはんを食べ

看護はできるだけそばにいること、それだけでした、、、。

大変な看病や介護、たくさんの医療費が必要ではありません。

ムクちゃんの記事

2匹目のリクちゃんは仕事場の誰もいない環境で、1年保護して

うちで看取るつもりでしたが、すごく人なれしてきて

後追いをしてきて、窓から帰る私たちの姿を見るようになり

置いて帰るのがつらくなり、里親募集をさせてもらいました。

正直、そんな簡単に里親さんが見つかると思ってなかったのですが

エイベットさんで、素晴らしい出会いがありました。

猫白血病だからこそと、迎えてくださった里親さんでしたが

リクちゃんはせっかく幸せになったのに、里親さんのもとで

3ヶ月後に発症して、すぐに旅立ってしまいました。

 

 

すごく元気だったので、急すぎて、びっくりしました。

それでもご家族の愛情のもと、旅立てた事に何の後悔もありません。

里親さんにつらい思いをさせてしまいましたが

里親さんは、本当にたくさんの愛情をかけてくださり

「また猫白血病の猫ちゃんに里親さんを見つけてあげてください」

といってくださいました。

 

そのお言葉でどれだけ私たちが救われたでしょう。

息子さんたちもリクちゃんの思い出を笑顔で話してくれました。

短くとも、幸せになってくれたと自信を持って言えます。

看取りはつらいけど、悲しいだけのお別れではありませんでした。

リクちゃんの記事

3匹目のケンくんは、エイズと白血病のWキャリアでした。

迷いもなく、エイベットさんで里親さんを探していただきました。

里親さんは、出張もある大変なお仕事をされているのに

ケンくんを受け入れてくださいました。

 

里親さんは、ケンくんを愛すれば愛する程に

キャリアであることに苦しまれ、私たちはその苦しみを

里親さんに投げてしまったように感じていたのですが

里親さんは、今のケンくんを全力で愛してくださり

一日、一日をとても大事にしてくださっています。

「キャリア猫にも里親さんを!」と

SNSで啓発活動もしてくださっていて

ケンくんは、今も元気にうさぎさんと

仲よく幸せに暮しています。

ケンくんの記事

3匹のキャリア猫さんが教えてくれました。

私たちは、キャリア猫にこそ、里親さんをと思っています。

キャリア猫には残された時間があまりに少ないです。

元気でいられるのは、もしかしたら1年かもしれません。

例え1年だったとしても、その1年を幸せに暮してくれたら

何も思い残す事はありません。

 

 

わたしたち、保護活動者には、キャリア猫を幸せにはできません。

どの猫も保護して、ずっとのおうちにつなぐ活動になります。

他にも猫がいるので、キャリア猫はケージで隔離するしかありません。

ケージの中で、お世話をする事は可能ですが

ケージで一生を終えるのでは保護した意味がない

そのままお外で暮した方がよかったとさえ思います。

人なつこい元気な子猫をケージに閉じ込めて

お世話をすることは、大変つらいです。

 

保護され家で暮らす猫に必要なのは、なによりも愛情です。

愛情をいっぱい受け、自由に家の中を走り回らせてやりたいです。

里親さんは難しいかもしれませんが

最後まであきらめずに探してやりたいです。

この子たちは、自分の運命をなにも知りません。

これからもすべてを受け入れて

強くたくましく生きていくでしょう。

 

実はまだ他の兄妹をTNR現場に残しています。

きっとその子たちも猫白血病だと思います。

これ以上保護できませんので、時期を見て、TNRする予定です。

キャリア猫が家猫になれるのであれば、保護もすすむでしょう。

キャリアの猫こそ、保護され、お家で暮してほしいと思います。

最後にケンくんの里親さんが2兄妹にメッセージをくれました。

「この兄妹たちも、里親さんになる方も

家族になれば、必ず幸せになれます!」と。

本当にそうだと思います。

短い猫生ではありますが、たくさん愛されて

猫も里親さんも幸せになってほしいと思っています。

 

最後まで、お読みいただきありがとうございました。

 

こちらからお願いします!

ぺっとのおうち

 

追記:6/24(日)昭和町にある保護猫カフェ「みーちゃみーちょ」

にて、エイベット主催の子猫だらけの譲渡会にださせていただきます。

ぜひお越し下さい。

 

 

 


ブログランキングにも参加しています。


里親募集(猫)ランキングへ

にほんブログ村 猫ブログ 猫 里親募集へ
にほんブログ村

猫神様、願いを叶えてください〜

ご訪問ありがとうございます

 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする