猫の日暮らし

大阪南河内でTNR、保護、啓発活動をしています。
不幸な命をうみださない社会をめざして。

猫白血病キャリアの2兄妹、猫神様ならぬ、救世主さまが〜

2018-06-27 21:16:45 | 2018年 保護猫、預かり猫、代理募集

猫白血病キャリアの子猫たち

仕事場の1部屋で預かっています。

保護主さんは、お二人で地域のTNR活動をがんばっておられます。

この子たちが保護された団地は、費用の捻出もできず

どうぶつ基金の無料チケットや大阪ねこの会の一斉手術を利用され

20匹以上のTNRを自費でされています。

TNRは、今できる「これ以上、外猫を増やさない」

最も重要な活動です。

 

 

そしてまたがんばってくださったTNR活動の帰りに

危険な場所での子猫を見つけてしまったそうです。

夜に出歩けば、夜に活動する習性のある猫によく出会います。

聞けば、大きな幹線道路で暮らす親子猫たち、、、

子猫が交通事故にあったのを目の前で見てしまったそうです。

 

もともと小さい1つのケージ分の保護しか

ご家族のお許しがでないんだそうです。

2兄妹を引き取り、新しい保護猫を預かり先に

お願いするつもりだとおっしゃっておられました、、、。

 

TNR活動をすると、次から次へとレスキューが必要な猫に

出会ってしまう状況です。

苦しい苦しい台所事情、、、。

TNR現場にも子猫がいて、保護が必要な猫がいます。

保護するかしないか究極の選択にいつも悩まされます

保護先がないと、なかなか進まないのがTNRです。

でもまだ大阪はどんどんTNRを進めないといけないほどに

未不妊が野放しになっています。

 

子猫を保護できないのであれば、すこし大きくなってから

TNRすればいいのですが、私たち猫好きボランティアは

家猫にしてあげたい、現場の猫を1匹でも減らしたいと

少ないキャパぎりぎりまで、がんばってしまいます。

そしてそれが残された現場の猫のためでもあります。

少なければ、少ない程に地域に許容されると思うのです。

こんな小さな猫をリターンできないのです〜

シェルターにお世話に行くと、まだ怖がります。

でもすぐにごはんを食べましたよー

お腹すいたもんね。

おもちゃも好きだよ。

お外に興味津々

黒猫じゅんちゃんは、すぐにごろごろ〜

きじねこ じゃむくんは、おどおどしますが

触ると気持ち良さげ〜

シェルター暮らしは、留守時間が多く

ごはんも置き餌でかまってあげる時間もとれません。

なにかと不自由ですが

兄妹2匹いるので、まだ安心です。

優しくて儚げな2兄妹です。

 

この数日間でたくさん発信させていただき

拡散協力いただきましたところ、なんと

キャリアの猫さんがお家におられるので、お友達に家に来ませんかと

お声をかけてくださる方が現れてくれました。

猫白血病の子猫に残された時間はおそらく短いでしょう

元気なうちにおいしいもの食べて、ケージ暮らしではなく

楽しく過ごしてほしいと言ってくださいました。

 

本当に甘えてもいいんですか〜!!

猫神様さまならぬ救世主さまが現れ、涙、、、。

元気な猫なら、いつまでも里親さんを探しますが

この子たちをあちこち保護先を変えるのはよくない。

1歳でなくなるのであれば、あと残された命は8ヶ月しかありません。

キャリア猫にとって、環境の変化は命取りになります。

できればこの幼いうちに、落ち着いた環境にいけることは

私たちにとって、一番のぞんでいたことでありました。

またお忙しくさせてしまうのではと思ったのですが

お言葉に甘える事にさせてもらうことにしました。

保護主さんたちにもご相談すると、たいへん喜んでおられました。

 

 

短い命かもしれませんが、一日一日を大事に生きてほしい

自分の運命を受け入れて強く生きる小さいけど、大きな命

そんな猫たちからいつもたくさんの

幸せと愛情とパワーをもらっています。

みんな幸せになるために産まれて来たんです。

やっぱり強運を持ったラッキーキャットでした。

 

多くのみなさまにご心配いただき、ありがとうございました。

来月去勢して、ウィルスチェックの再検査をすることになりました。

もうすぐ、ケージからでられるからね!!

 

 

 


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キャリア猫にも幸あれ〜

ご訪問ありがとうございます

 

 

コメント (2)
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