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猫の日暮らし

大阪南河内でTNR、保護、啓発活動をしています。
不幸な命をうみださない社会をめざして。

2021年公園猫の管理7年目 増やさない活動!

2021-05-23 11:50:36 | TNR活動とその他
2015年にTNRして管理しているO市の公園
7年目にはいりました。

TNR活動 エリアは現在4カ所あります。
2015年   8月 シロキジオスボス君、黒オス、(シロキジメス)
      シャムメスしーちゃん、キジオス断尾、(キジメス)
      シロキジメス、キジオス、茶白オスちゃー
      シャムメス、シャムメス
        9月 階段黒オス、中きじオス、茶白オスきーちゃん
       白黒オスハート、三毛メス
        シロキジママメス、(黒ママめすアシストさん捕獲)
        10月 白黒子猫オスまるちゃん
     11月 (キジ子猫オス2匹)
     12月 キジ大オス相撲取り
     全 22匹 
2016年 
         3月 (長毛くろオス)、こきじオス、黒白メスたび、サビメス
      5月 サバトラメス
     全 4匹
2017年   2月 白黒オスのれんちゃん
      7月 キジメス 子宮蓄膿症 新規エリア
        白黒 オス 新規エリア
     全 3匹
2018年   4月シロキジオス 新規エリア
      5月サバトラオスグレちゃん
      12月茶トラ長毛 新規エリア
      全 3匹
2019年  10月大黒オス(後に保護)
      全 1匹   
2020年     7月 きじ 新規エリア
        茶トラ (後に保護)
      全 2匹
 計    36匹

保護譲渡活動
2015年 2月黒子猫くう
     3月キジ子猫きー
     7月キジ子猫4匹しま、サバ、トラ、きじ 
        白黒子猫2匹はち、てん
2016年 5月茶トラ子猫1匹メイ
     8月シロキジ中猫1匹リリー
2017年 2月茶トラ成猫1匹ケン 黒子猫1匹チョコ
2018年 12月黒子猫1匹リロ
2019年 3月黒成猫1匹まりも
     7月乳飲み子遺棄 ウニ、イクラ、タラ
2020年 5月 くまもん
    10月 ショコラ
    11月 麦ちゃん(保護してくださいました)
計   20匹

現在管理数  
   11匹 新入りプラス1匹居着いたらTNRします。
   ①エリア 2匹(シロキジ、サバ白)
   ②エリア 5匹(三毛、きじ、黒白、白黒 、黒)
   ③エリア 1匹 (三毛すでに耳カットあり)
   ④エリア 別管理で3匹だそうです

36匹TNR、20匹保護譲渡して
1カ所は別管理ですが
現在およそ12匹です。
2015年にTNRした22匹のうち
今もいるのは7匹です。
がんばってくれています。
病死はだんだん食が細くなるので分かるのですが
元気な子が急にこなくなるのは事故だと思います。
外の猫の寿命は平均2〜5年となります。

TNRしてなければ
もっといたことでしょう。
子猫はこの6年間で1匹も産まれておらず
今いる猫が病気や事故などで減っていくので
全体の数はずいぶん減りました。
周りの方もすごく減ったねと言われます。
それが大事ですね、継続管理の賜物です。
苦情もよくよせられるそうで
もっと地域の啓発が必要ですが
一番は行政の理解と協力が欲しいです。
ここの市の市民さん、議員さんに
協力していただくこと
猫ともクラブの開催など引き続き
啓発活動をがんばりたいと思います。

あと現場の猫なのですが
2015年からいる猫も
シニア猫になっています。
外の猫は消耗が激しく
寒い冬を乗り越えられるか
家に入れてやりたくてもなかなかできない状況
また目の前で新入りが
交通事故にあって、なくなり
餌やり管理をされてる方が
心を痛めていました。

この6年以上、毎日毎日ごはんを
あげにいってくださっています。
2時間はかかる給餌とお世話
費用もかかってます。
現場管理をされてる方の個人負担は
とても大きいと感じます。
ここの一番のボス君ことしろちゃん
TNRした時にも古株で
10歳は超えていたと思います。

冬も調子が悪かったのですが
春に持ち直し
いよいよごはんを食べなくなったと
ご連絡がありました。
見に行くとガリガリになっていました。

いつも夜にしかあらわれないのに
昼間もうろうろと人のそばにいます。
車にもひかれそうだし
保護するか、現場の餌やりさんと
話し合ったのですが、保護しても
つきっきりでいてあげることも難しく
きっと慣れ親しんだ仲間のいる
この場所に帰りたがるだろうと
このまま、ここで看とることにしました。
次の日息を引き取り、弔っていただけました。

最後に餌やりさんたちに
挨拶をしてくれて
みんなが別れの挨拶ができました。

迷惑に思われてた方もいたとは思いますが
地域の方にあたたかく見守られ
生きていく場所があったことを感謝したいです。
毎日お世話していただき
しろちゃんは決して不幸ではなかった
とは思うのですが
そこそこに人なれもしてて
がんばれば家猫になれたと思うのです。
やはりこんなかわいい猫が
外で暮らさないといけない状況は
猫好きの私たちにはつらいです。

このTNRのあと、後から来た猫は
保護になることが多かったです。
それはもうTNRがすべて終わってて
1匹くらいなら保護ができたからです。
しろちゃん達、最初のTNR組は
保護するタイミングを失ってしまいました。

保護にはどうしても限りがあり
優先順位があります。
今は自力で生きていけない子猫や
誰にでも触れるようななつこい猫
譲渡に適した猫が保護されます。

保護して譲渡しないと
どんどん保護場所に猫が増えるからです。
それはまたほんとうに保護が必要な猫を
いれることができなくなります。

保護譲渡できる猫しか
私たちには保護することができません。
もしくは家で飼ってくださる方がいるのなら
捕獲してお渡しもできます。
最近は餌を差し入れしてくださったり
保護を申し入れてくださる方もでてきました。
理解も少しづつされてはいるように感じます。
去年は、くまもんや麦ちゃんが
そうやって保護されました。

愛護動物である猫は野生動物ではありません。
人のもとで生きていくべきです。
外の猫は外で自由に生きてるわけではない。
好きで野良猫をしてるわけではありません。
人間が野良猫にしてしまったのです。
寒い日や雨の日に待ってる姿を見ると
とてもせつないです。

1日来ないだけで心配
足をひきずっていたり
風邪を引いたりすることもあります。
保護できなくても怪我や病気にも
できる限り対処してきました。

しろちゃんが教えてくれたことがあります。
もうこれ以上
「過酷な外で暮らす猫を増やしてはならない」
ということです。

現状すべての猫を保護することは不可能です。
増やさないようにするしかありません。
野良猫にしてしまったのも人間
増やさないようにすることができるのも
また人間です。
TNRしなかったら、猫はどんどん増えます。
増えては地域トラブルになります。
虐待や殺傷、遺棄が起こりやすくなります。
街の治安、子どもの教育にもよくありません。
猫の問題は、地域の環境問題です。
もはや個人レベルで解決できる
問題ではありません。
市が行政が関わるべき問題なのです。

全国で飼い主のいない猫の対策は
行われています。
地域のことは地域で解決できるよう
TNR、地域猫活動が必要です。
また地域の方、行政の方たちに
知っていただけるよう
がんばります。

しろちゃんありがとう、、、
身体を休めて、安らかに眠ってね。

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春の幸せ報告②猫様にはシモベが必要!

2021-04-30 22:20:03 | TNR活動とその他
セクシーなミライちゃん
その子猫のココちゃんに会えました♡
美猫しゃんね!

こちらは2016年キキちゃん
お子さんとよく遊び
元気にしてるそうです。
お写真うれしいニャ!
モンドくんことアルタマ〜
いたずら小僧さん〜
うまく対応してくださっています。
おこたとられてベッドに移動
まだ寒いんだよ〜笑。
立派なキャットタワーで
元気に遊んでました。
ルイくんもおもちゃいっぱい買ってもらって
家族っていいなぁと思ってると思います。
よく甘えてます〜
里親さん、猫自慢でシモベを
増やしてくださっています笑!
ありがたいです〜

うちで遠慮しまくりだったエマちゃん
一人っ子でのびのびしてます。
どんどん変化しておもしろい
次は膝に乗ってほしい
と言われてました笑。
のりますとも〜
1時間は遊ぶそうです。
うちで遊ばなかった猫が
ずっとのおうちでは遊びます。
モワちゃんもすんごい遊ぶとか
ノアちゃんもすぐ遊んでるし
やっぱり保護の家は
猫にとって
窮屈なんだなと思います、、、。

ドアの前で帰りを待つんですって〜
愛おしい背中、猫って尊い♡
ショコラ、モフモフになりました!
インスタで様子
見させていただいています。
ハツ〜♡
ちゃんと家猫やってます。
こういう甘え下手な性格の猫は
気がかりで笑。
家族っていいね。
いっぱい愛してもらえていいね!
ぎゅうぎゅう笑
へそ天トワ〜
美人になって〜
なんとストーカーになったそうです笑!!
wパンチの白猫シエルもストーカーですよ。
結局猫って笑笑。

もうなでろ遊べとおしゃべりだそうで
カメラもズームを使わなくていいそうで
里親さんは幸せいっぱいそうでした〜

毎日運動会をして、ごはんは定時笑
よく食べるそうで
ふっくらしましたね。
時々ゴルゴ顔になるそうです笑。
誰かに似てるわ。
そう、ママのモワ
保護時マヌルネコにそっくりだったんですが
今はコアラか蝉かのように里親さんのお膝に
寄生しています笑笑。
彼女は何時間座るのか。

くつろぐ姿はリラくま状態〜
目がとろーん。
猫って変わりますよ。
人も変わらなきゃね笑。


冷蔵庫の上に登りたがるそうで
3本足の猫さん
ついに頂上に到達しました〜笑。
どやっ!
猫の自然的欲求を叶えてくださる
里親さまです。

みんな幸せすぎじゃない???
えっこれが当たりまえ???
そうだよね、みんな苦労したもんね。
シモベのいない生活は大変なんだからー

愛護動物である猫にはお世話して
愛してくれるシモベが必要です。
里親さんも猫も幸せでいてくれて
こーんなに幸せなことはありません。

もう保護活動をしてて
よかったなと思う瞬間です。
でもね、飼い主のいない猫は
いなくなってほしい。
まだまだ外に猫がたくさんいて
みんなを保護してあげられるわけ
ではないのがつらい。

生き生きと自分らしく
自分の居場所で輝いて
生きてほしい。
私たち人間が変わらなくてはいけない。

人が猫を飼うってことは
難しいですね。
せめて不幸な猫は今よりも
減っていくことを望むばかりです。

適正飼育がどんどん進みますように〜
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3月のTNR活動、みんなさくら猫になれますように〜

2021-04-09 21:55:21 | TNR活動とその他
少し前に来るようになった新入り猫
遠目にオスかメスか分からなかったのですが
オスでした。
めちゃ重い!
威嚇がすごかったです。

でも行くとお返事したりします。
どこから来るのか分からない外猫
特に未虚勢の雄は春によく移動します。
ここは山際なので
野良猫を遺棄する場所にも
なるんですよね。
うちにくるならTNRします。
一代限りの命になりました。
ここでできる限りのお世話をします。
自分の身の回りの猫なので
餌付けからTNR、そのあとの餌やり管理
トイレの設置や寝床も置けますし
ご近所に説明もできます。

うちが地域住民ですからね。
ここの地域はそこまで猫もおらず
知らないだけかもしれませんが
今のところトラブルもなさそうです。

増やさないこと
繁殖制限、それが私たちに唯一
できることだと思っています。
大阪府の餌やりマナーポスター
住宅街での餌やり
野良猫か飼い猫か分からないから
作られたパンフレットなんだそうです。
もっと歯切れよく啓発してほしいですね。

*餌やりマナー
*トイレの設置 糞尿掃除
*不妊去勢手術を行う
*環境美化

飼い猫は室内飼育、もしくは首輪をつける

野良猫はいます。
増やさないようにTNR
地域猫活動を推進して欲しいです。
堺市の広報は地域猫活動を啓発されています。
大阪市は新たに動物愛護施設ができるそうです。
3/22はさくらねこの日でした。
「さ(3)くら」の語呂合わせと
猫の鳴き声「に(2)ゃんに(2)ゃん」の語呂とを合わせて
ペットなどの適正飼育法の指導や
動物愛護思想の普及活動などを展開している
公益財団法人どうぶつ基金が記念日を制定しています。

さくらねこはまだまだ知られてはいません。
さくら猫の普及を願っています。
ぜひ知ってね〜


どうぶつ基金さんの新しいプロジェクトがはじまり
4月より八尾で行われている
大阪ねこの会の一斉手術が
どうぶつ基金さんのTNR地域集中プロジェクト
となりました。
毎月1〜5日申し込みです。


2017年のS市の現場 
リサとライトも健在です。
見守り管理が5年目になります。
お外の猫はとてもがんばっています。

ご近所の猫はさくらみみでしょうか。
猫が増えて困っていませんか。

さくら耳でない場合、避妊虚勢済でない場合
必ず繁殖して増えます。
増えると迷惑行動が増え
猫は必ず排除されます。

自分の住む町を虐待の起こる町に
したくはありません。
あちこちで虐待が起こっています。
どうか近所の猫をTNRして
地域でお世話してほしいと思います。

それは身近な人間にしか
できないことなんです。
譲渡前に早期不妊手術を受けたちいちゃん

TNRの手術はTNR協力病院でお願いします。
協力病院もしくは保護団体さんから
捕獲器を借りてきて
捕獲器の使い方を教えてもらってください。

ガス麻酔下での手術では覚醒も早いです。
メス猫は手術4時間後にはリターンできるように
傷口はとても小さいです。
抗生剤も抜糸も必要ありません。
(当日医師の指示に従ってください)

従来の避妊手術では当日リリースできません。
TNR協力病院は野良猫の手術に長けています。
安心安全に施術してくださいます。
詳しくは→4つのこだわり
卵巣も子宮も摘出しています。
子宮を残す手術は卵巣が少しでも残っていたら
再生して妊娠する可能性があるそうです。
これから避妊手術を受ける方
確認お願いします。
今年は桜の開花が早かったですね。
2〜3年前TNRしたお魚屋さんにいきました。
みんな元気でいるそうです。
優しい方に見守られてお世話されてよかったね。
その近くのTNRしたアパートは
やはり取り壊されるようです。
ご近所さんが見守られています。

どうか猫たち命いっぱい生きていけますように。
毎日お腹いっぱいごはんが食べられますように。

みんなさくらねこになれますように〜

新年度がはじまります。
活動も8年目に入ります。
私たちも猫ボラと言えどただの市民です。
そんな大きなことはできません。
保護もTNRも自分の身の回りしかできません。
地域住民主体の地域猫活動と
なってほしいです。

またできることをがんばるしかありません。
猫の日暮らし、猫ともクラブ
共によろしくお願いします〜
猫とも4/29は大阪狭山市初!
5/30富田林市開催します〜
来てね。
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2月のTNR活動 高齢者と猫問題を解決するには

2021-02-13 22:47:55 | TNR活動とその他
隣市となりますが
猫ともクラブで相談がありました。
たまたま習い事の生徒さんと
猫の話をしてたら
たくさんの外の猫のお世話をしていて
未不妊だということを
知り得てしまったそうです。

手術の相談で捕獲だけ手伝ってほしい
という話ではあったのですが
よく聞くと
出入り自由で猫を世話していて
その母猫が去年の6月に
子猫を5匹産んだそうです。

洗面所に電気毛布を敷かれ
そこで寝泊まり
玄関で朝夕、餌をあげ
2階で遊ばせており
名前もついています。
それってもう飼い猫です。

飼い主さんが若い方なら手術だけして
お世話してもらうのですが
元気でおられますが、もう80代半ば独居
福祉にも頼らず、お元気ですが
リターンしても
その先に飼育放棄が見えました。
子猫を5匹も飼育するのは不可能です。
常に窓は開けっ放しなんだそうです。

今までも猫をずっと飼ってたそうで
避妊手術をすると猫らしさがなくなる。
寝てばかりになるといわれてました。
今まで増えずにいつのまにか
いなくなっていたそうです。
それって運良く保護されてればいいけど
きっと幸せになってはいないと思います。

昔ながらの飼い方ですよね。
通い猫に餌をあげてるのが
昭和の飼い方でした。
餌もおかかごはんなので
長生きしなかったそうです。
今はキャットフードがあり
寿命がのびています。
これ以上、放置してたらまた増えるので
手術をしましょうということは
すぐに理解されました。

年金生活で手術の出費はしんどいと言われ
相談者さんが手術代を立て替える
といわれますので
ハッピータビークリニックさんの
無料手術に応募して
4匹の無料手術をしてもらえました。
費用面の負担が大幅に減り
すごく助かりました。
ありがとうございました!

3月の無料手術応募できますよ〜
2/15までです。

そして5匹の子猫です。
家の中で餌をあげてるだけなので
人なれは微妙です。
ケージ訓練がいります。
うちは常に猫がいており
いっぺんに5匹の中猫を
いれるのはかなりしんどい。
ケージ開いてない〜

そこで猫ともさんグループにご相談をしたら
みなさん、何人か預かりを
名乗り上げてくださいました。
これで子猫は保護できます。
フードもこんなにたくさん
ご寄付くださいました。
持つべきものは猫とも!
ありがとうございました〜

そして母猫です。
3歳くらいだそうです。
話を聞くと1歳まで家にいてたそうです。
脱走して1か月後に帰ってきたら
野良化してたそうです。
これから家の中で飼ってもらうように
お願いするには
家猫訓練が必要そうです。
何かあった時に内外自由飼育では
次の里親さんも見つかりにくいです。
それを相談者さんにお願いしました。

相談者さんは高齢者さんの気持ちに寄り添い
分かりやすいよう説明されます。
決して上から物を言ったり
命令をしたり、説教はしません。
高齢者さんは人生経験を積まれた大先輩
敬う気持ちを忘れてはなりません。

高齢者さんは相談者さんに心を開いておられ
猫の話をすると涙ぐまれるのです。
私たちには笑顔で気丈にふるまわれます。
とても穏やかで優しい方だと思います。

昨日までいた猫がいなくなること。
それはとてもさびしいことですね。
子猫は幸せになるということ
みんなに迷惑をかけてしまったこと
すべて分かっておられます。

それでも猫を思う気持ちがあり
相談者さんのお家にいる母猫ロンちゃんに
いてもたってもおられず
すぐに会いに来られたそうです。
ロンちゃんは保護されて怒ってたけど
高齢者さんには甘えたような声で
返事していたそうです。

今後、もう少しなれたら
高齢者さんの家に帰ります。
なにかあれば相談者さんがサポートされます。
うちの子猫にも最後会いたいと言われます。
会いにきてもらおうと思います。

高齢者さんの寂しい気持ち
わたしはなんとなく想像ができます。
人は孤独なものです。
若いときは仕事や家族、友人
趣味や生き甲斐を持つことも可能ですが
どんどん衰える体力、失うものが多く
高齢者はいつも不安を抱えているのです。

この寂しい気持ちに猫が
はいりこんでしまうのですよね。
そして適正飼育というもの
猫が外にいることで
社会問題になってることを知らない
それが高齢者の猫の問題なんだと思います。

寂しいから猫を飼う
それで人は癒されるかもしれません。
でも残された猫は不幸になってしまいます。
このままでは多頭飼育崩壊に
なってたかもしれません。
春をまたいでたら
5匹の現子猫の保護は厳しかったでしょう。
猫が増えてから地域猫活動をするより
1匹の猫の手術を進めていきたいです。

そして猫を飼うなら、最後まで幸せで
いさせてあげてほしいです。
でも猫をとりあげてしまっては
高齢者さんはまた悲しみの中
孤独に陥ります。
高齢者の猫問題、正論を押し付けても
解決できないものがあります。

人も猫も幸せに暮らすには
適正飼育をすすめながら
高齢者さんは猫を飼うのも
外の猫の管理をするにも
周りのサポートが必要です。
何かあったときの受け皿や
必要な支援が
いるんだと思いました。
みんな手術をしました。
猫ともさんの保護された発情してた猫も
たまたまはいった外猫さんも
子猫はまだ怖がっています。
今なら幸せな家猫になれると思います。

この問題は個人だけでは
解決できないと思います。
猫ボラだけの活動であるのも
無理があります。

相談者さんが間に入ってくれたから
私たちもサポートができました。
行政、地域住民、社会福祉、動物愛護団体など
連携を取り地域のつながりで
猫の問題を解決していきたいです。
手術の助成金も必要です。
個人の善意の自己負担では進まないです。

猫ともクラブは地域でつながり
みんなでできることを持ち寄り
力を合わせて
地域の猫の問題を解決する
こういう地域のつながりをつくりたいです。

そしてこんな問題が起こらないように
地域の猫の手術を進めること
繁殖制限をすることが
今いちばん必要なことなのです。
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1月のTNR活動 じょうろねこ注意です〜

2021-01-27 13:58:05 | TNR活動とその他
うちの庭猫マリンくん、朝晩来ます。
久しぶりに雪が積もりましたね。
足つめたいねー

温室にベッドをつくって
かいろをいれてるのですが
定着しません。
他にもっといい寝床があるようですね。
うちの外猫ごはん!
いただいたプレミアムフード
うちの猫が食べなくて
うちの猫よりいいもの食べてます笑。

外はエネルギー使うからね。
アスリート食です。
寒い日は特にスペシャルフードになります。

地域で相談がありました。
迷子猫を捜索中で外にごはんを置いてたら
やってきた茶トラ氏
輪っかがついています。
どうしたらよいでしょうかと、、、
さくらみみでないようなので
TNRをする時に外すしかありません。
捕獲協力をお願いしました。
一度迷子猫のために
愛護センターから借りた
捕獲器にはいってるのですが
ねばるとまた入ってくれました。
他に餌場がないのかな。
そんなキチキチではないので
怪我はなかったようです。
スッキリしたにゃ!

まだどうも怖がっているけど
人なれもそこそこしてそうで
あとすこし気になる事情もあり
保護となります。
がんばってなれようね。
ラッテくん 男の子
薄茶トラ 2〜3歳
触ろうとするとうなりますが
大人しいです。

野良は暴れまくるんですけど
なれてる子はケージ内きれいですね。
性格にも寄りますが
モワちゃんはきれいでした。

マリンはもうひっちゃかめっちゃかで
保護する余裕がなく、TNRになりました。
だから餌やりしないとー笑。
また余裕ができたら考えます。
やはりじょうろの蓋でした。
見たら思ったより小さいのですね。
どうも水が飲みたくて
頭をつっこんで
こうなるわけです。

お間抜けでかわいいのですが
外の猫は簡単に外せません。
捕まえて病院に連れて行くの大変です。
外猫なら鎮静が必要。
お金もかかります。

かなり多発してるんです、この事例。
完全事故ですよ。
前もあったんですけど
食い込んで肉がみえてました。

これを販売してるところに
相談するしかないですね。
安全でない商品は
販売中止してほしいです。
たくさんの意見があれば
取り入れてくれるかもしれません。

あとできることは、このじょうろは
猫の来ないところに置いてほしいです。
物置にしまうとかひっくり返しておくとか。
そして庭には飲み水を置いて
あげてはもらえませんか。

外の猫も喉が渇いてるんです〜
新鮮なお水を飲んでもらいたいです。
どうかお願いします!
コメント (4)
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