獅子風蓮のつぶやきブログ

日記風に、日々感じたこと、思ったことを不定期につぶやいていきます。

創価学会によるスラップ訴訟

2023-08-28 01:17:12 | 創価学会・公明党

d-マガジンで興味深い記事を読みました。

引用します。


週刊文春 8月3日号
入信43年信者に創価学会が
419万円訴訟を起こした訳

〈被告は、原告に対し、419万1500円及びこれに対する令和元年10月24日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え〉

今年7月、広島県在住の現役創価学会員A氏のもとに、学会本部から65ページもの分厚い訴状が届いた。一体、どうして?

学会二世のお笑い芸人、長井秀和氏が、学会による訴訟について語る。
「私は、昨年12月の西東京市議選で、主に学会批判をして当選しましたが、選挙中の演説が名誉毀損にあたるとして学会より民事で訴えられ、現在係争中です。1969年の『言論出版妨害事件』が有名なように、学会は、批判的な言論をする組織や個人に対し、訴権を使って抑え込もうとしてきた歴史があります」
その直近の事例が冒頭のA氏だ。1980年に入信し、活動歴43年のA氏 はこう振り返る。
「友人の熱心な勧誘を受けて、大学2年で入会しました。学校や地域の『拠点』と呼ばれる活動場所へ毎日のように通って座談会で議論に参加し、学会の教学を勉強する日々を送りました」
社会人になると、活動は月数回に減りはしたものの、国政選挙で周囲へ公明党への投票を呼び掛けるな どの活動を続けてきた。
ところが―――。
「2014年に、教義改正という信仰の根幹に関わる大きな変更がなされたのです。教義や本尊の解釈が変わり、それまでの考え方と矛盾すると感じた。また執行部の説明は理屈が通っておらず、到底、納得できるものではなかったのです」
学会執行部に対する不信感が高まり、「ああ、もうダメだな……」と気持ちが離れていったというA氏。
その頃から匿名のネット掲示板で学会批判を投稿するようになったが、すぐに身元を特定され、「査問」という呼び出しを受けた。「地元の会館で、初対面の幹部3人に交友関係やネット掲示板への投稿の有無を聞かれました。一番許せなかったのは、幹部が、30年以上付き合いのある親友を『組織批判の活動で役職解任された危険人物』と名指しで批判し、付き合わないよう警告したことです」
そこでA氏は活動場所をツイッターへ変え、以下のような投稿を繰り返した。

〈新聞、選挙、財務の三位一体アタック(笑)〉(18年5月17日)

〈参院選各選挙区でしか会合が開催されない(中略)有様では、宗教団体ではなく政治団体。創価学会ではなく選挙学会と言われても仕方がないな〉(19年5月10日)

すると、20年12月、情報開示請求で身元が特定され、創価学会の代理人から、東京の法律事務所への“出頭”を求める書面が送付されてきたのだ。
「コロナ禍で面会に応じられないと返答を繰り返していたら遂に昨年1月、訴訟の予告文が届きました」
そして冒頭の訴状を受け取るに至ったのだった。
創価学会は、A氏に対し、聖教新聞の写真を無断でツイッターにアップしたのは著作権侵害であるとして、損害賠償を請求している。
A氏はこう反論する。「私は一銭も利益を得ていない。訴訟の狙いが言論封じ込めなのは明らかです」
ジャーナリストの乙骨正生氏が補足する。
「今秋には原田稔会長の任期切れが迫り、次期衆院選も近い。常勝関西と呼ばれた大阪では、維新の台頭が著しく、学会は危機感を強めている。選挙に勝利するためにも批判的言論を一つ一つ抑えたいのでしょう」
創価学会は以下のように回答した。
「重大な権利侵害や名誉毀損等に対しては法に則り厳正に対処しております」
これでは訴訟学会!?


解説
一番許せなかったのは、幹部が、30年以上付き合いのある親友を『組織批判の活動で役職解任された危険人物』と名指しで批判し、付き合わないよう警告したことです

この親友というのはもしかしたら、友岡さんのことでしょうか?
まさかね。


ネットによると、創価学会から名誉毀損で訴えられたA氏とは、ツイッター(X)界隈では有名な「七ツ星さん」だということです。
私は、捨離子さんの「自分の心に正直でいたい。」というブログで知りました。

英知を磨くは何の為?君よそれを忘れたか?(2023-07-12)

今回の週刊文春も組織で買い占め指示が出たのだろうか?(2023-07-29)


捨離子さんという方は、創価学会2世→法華講→幽霊講員→日蓮界隈を卒業。
という経歴の方で、なかなか鋭い、まっとうな批判を、創価学会および宗門に投げかけている方です。

創価学会は、一学会員のツイッターでの言論を封殺するために、スラップ訴訟を起こしたことは明らかでしょう。
でも、その影響を考えると、捨離子さんが言うように、週刊文春にこのように取り上げられ、世間から、恐ろしい団体だとあらためて認識され、逆効果だったように思います。

でも、創価学会員さんのブロガーの中には、過去の過激な表現を含む記事を削除した方もおられるようで、一定の「見せしめ効果」はあったようです。

私も、創価学会のスラップ訴訟に巻き込まれるのはイヤなので、気をつけなきゃと思いますが、このような方法で個人の言論を封殺しようとする態度、そして多くの弁護士と訴訟費用をかけること、その原資は創価学会員の財務や新聞購読費であるということなどを考えると、創価学会のやり方に腹が立ちます。

 

獅子風蓮



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