塩哲の空即是色

日々の徒然日記

ミュージアム巡り 林羅山の漢籍 万首唐人絶句

2014-06-25 05:41:03 | ミュージアム巡り_2014
 35歳になった羅山は、一冊の書物を読み終えると、日付や著名を
書き入れる習慣があった。この書き入れを追うことで、羅山の1日
の読書量が判別できる。

 ここに展示された書物は、元和3年(1617)10月15日から28日ま
での読書量が紹介されていた。
 「万首唐人絶句」は、唐時代に活躍した詩人たちの詩から、絶
句(四句で構成される漢詩)のみの選集。
 冊尾にある書き入れによると、羅山は本書を元和3年10月15日
から14日間で読破している。
(国立公文書館:千代田区北の丸公園3-2)

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