塩哲の空即是色

日々の徒然日記

ミュージアム巡り 東京国立博物館 長船元重

2011-10-08 03:57:03 | ミュージアム巡り_2011
 続いては南北朝時代、延文元年(1356)に長船元重が造った脇
差が展示されていた。
 備前長船派の元重は、守家、守重、元重と続く長船鍛冶の傍系の
刀工で、鎌倉時代末期から南北朝前期で活動した。
 また、元重は一説によると相州貞宗の門人といわれており、この
延文元年の脇差は沸づいた小のたれの刃文で、相州伝の作風が取り
入れられ融合されている珍しいものである。
(台東区上野公園内)

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