去年は少し天候に不安のある状態での開催だった笠松矯正展ですが、今日は全く問題なく、秋らしく晴れ渡る空の下での開催になりました。
良いイベントになるようにと願う人たちの力のおかげだと思います。
僕は開会の1時間30分ほど前、午前8時に会場入りしました。
機材のセッティングや進行に関する最終的な打ち合わせをするため、と言う理由もありますが、一番の理由は機能のブログでも紹介した、イベントの開始前に七宝体験をさせてもらうためです。
一枚目の写真は、彩色を施す前の状態と焼く前の状態を写した物です。
これを約800度の窯で焼くとこんな風になります。
釉薬の表面が溶けて滑らかにつややかになります。
今回の作品は、卵を割って出てきたばかりのひよこなんですが、卵とひよこに少し立体感が出したいと思って、それぞれに少しグラデーションのついた影を付けてみました。
自分としては中々上手くできたかなぁと思っています。
さて、最初に書いたとおり、今回は天候には全く問題が無かったので、全てのステージイベントをスムーズに行う事ができました。
見てくれた多くのお客さんが楽しんでくれていればと思っています。
ところで、天候には全く問題が無く、進行そのものはとてもスムーズだったんですが、その晴天のせいで一つだけ問題が起きました。
僕のシンセサイザーの液晶モニターが、太陽の直射日光で真っ黒になってしまったんです。
元来、室内で使うことを前提に作られているものですからね。
とりあえず、表面に手を置いて、少し温度を下げる事で何とか見えるようになったので音色の切り替え等も出来たんですが、今後また同じような現象が起きる事も十分考えられますので、何か対策をしておかなければと思わされました。
とても楽しみにしていたイベントでしたので、15時30分に『これで終了します』と言う放送を流したときは少し寂しい気持ちになりました。
また来年も呼んで頂いて、あの場所で歌えること、話せる事を心から願っています。
笠松刑務所および参加矯正施設の職員の皆様、協賛団体の皆様、今日は本当にお疲れ様でした。
また来年、お会いできる事を楽しみにしています。