手作りの趣味を持つ「お絵描きやさん」

北海道産のパートナーNと暮らすワーキングババ
娘3人・孫ッチが3人、休みなし
品川生まれの品川育ちです

久しぶりの栃木 その7(やな場)

2014年09月23日 | 日記

3女がやな場を見たことがないというので、連れていってもらいました。 

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私も1回しか来たことはないのですが、以前ここで戴いた鮎の塩焼きが美味しかった! 

「やな」とは川の一部を仕切って、竹のスノコで造った「落簀(おてす)」で鮎の通路をふさいで捕まえる仕掛けです。

47都道府県の中でも栃木は簗(やな)漁が多いです。

昔は従姉の父(Y雄伯父さん)も自分のやな場を持っていたそうです。 

きっともっとたくさんの鮎がいたのでしょうね。

 残念ながら営業前でした

独特のスイカやキュウリのような香りがすることから「香魚」=あゆと呼ばれます。

鯉のぼりではなく「鮎のぼり」が2匹風に泳いでいます。 

気持よさそう!

建物を右手に少し進むと川には「やな」が!見えてきました

何人かが既に「やな」の上にいます。 水がキレイ!

鮎はアジアの東部太平洋岸一体の河川で生まれます。秋になると海にくだり、冬の間は河口域で過ごします。

次の春には一斉に上流を目指して遡上。

その中でも栃木の那珂川は天然遡上が多いので有名です。

「やな」にはだれでも自由に入れますが、ハイヒールなど履物にはご注意です。 

産卵のため川をくだる「落ち鮎」の習性を利用して仕掛けに誘い込む伝統的な漁法の「やな漁」。

300年以上の伝統があるといわれています。  

鮎を捕まえると子どもたちが見たがって来ます。 

捕まえた鮎は落簀の真ん中にある木箱に入れられるので

3女も早速見に行きました。(靴履いたまま) 

とてものどかな時間でした。

もう少し奥に移動して、こんどこそお墓参りです!