手作りの趣味を持つ「お絵描きやさん」

北海道産のパートナーNと暮らすワーキングババ
娘3人・孫ッチが3人、休みなし
品川生まれの品川育ちです

神田明神・妻恋神社・湯島天神・五條天神社・上野花園神社・穴稲荷!その3

2014年01月06日 | 日記

神田明神随身門を出てからすぐに右折し、突き当たりをまた右折 

蔵前橋通りと交差する清水坂下交差点を直進します

その辺りから「吉夢」の看板や「妻恋神社」のノボリが目立ちます 

「吉夢(よいゆめ)」とは妻恋神社の授与品で

初夢でその都市の吉凶を占う古い言い伝えがありますが、その時に枕の下に敷く宝船の絵のことです

江戸時代にあった霊山寺の跡地に旗本屋敷があったそうです

明治になり、そこは「清水」という精機会社の所有になります

湯島と御茶ノ水間の不便な交通解消のために清水精機会社が土地を提供し道を整備したのが、この「清水坂」

ということは「きよみず」坂ではなく「しみず」坂と発音することになるのかな? 

3が日を過ぎてしまっていたので社務所は閉まっていました

妻恋神社さんは、日本武尊の逸話に関係しています

日本を平定する旅の途中、日本武尊は千葉に船を出した際に暴風雨に遭います

船に同乗していた妻の弟橘媛命が入水し人身御供となったため、海は鎮まり無事房総に着きました

妃を恋しく想った尊は湯島に立ち寄った時、地元の人達が尊と妃を想いお祀りしたのがこの神社だそうです

こちらのお稲荷さんは、元々この地で稲作をしていたので五穀の神として稲荷神が合わさったとのこと 

小さい祠ながらお稲荷さんにしては珍しく優しい感じがします 

妻恋神社さんから上の春日通り方面に歩くと・・・ 

既に行列が!? 150~200m位? 最後尾に並び、横5人の列でゆっくりゆっくり進みます 

その間にも人が列に並びどんどん長くなっています

やっと銅鳥居まで進みました! 

境内外には去年まであった屋台がなくなっていました (ι´・ω・`;)...ンー 楽しみの一つなのにな 

更に人出が多いためか?手水舎とナデ牛に覆いがかかり、使えなくなっていました ショーック!!

湯島天神さんは元々458年に「天之手力雄命」を祀ったのが始まりと言われています

そこに藤原道真(菅公)を一緒に祀ったことで湯島「天神」と呼ばれるようになりました

社殿の正面は天神様のお使い「牛」が子連れで彫られています

周りにはこれも菅公と対で有名な「梅」もあります  「飛梅」ですね~

太宰府天満宮の飛梅は「白梅」なのだそうです 

それにちなんでか?湯島の白梅も有名です 

この日はいくつか蕾もほころんでいました

若い頃は白い梅は何だか寂しく思えたものですが、今ではもちろん赤もキレイですが白梅も清楚で良いと思えるようになりました  

受験生と親御さんなのでしょう 絵馬にお願いごとを書いて奉納されています 

奉納する絵馬が多すぎて板が重なっているために膨らんでいます 

我が家の受験生は私との関係が今年に入ってからギクシャクしているので同行していませんが、どこかに受かってくれー!

一緒に参拝した長女が戴いた朱印です

朱印帳を貰いたい人は代表者1人だけが並ぶように求められ、私は一人列から外れて待つことになります

ということで、境内で売っていた合格大福餅! 塩大福・よもぎ大福・白あん大福が入っています

現在、私とのコミュニケーションはしない末娘ですが、自宅の机上にあるこの大福をぱくついていました

 

本殿裏手にある、笹塚稲荷・戸隠神社さんにもお参り

それぞれ宇迦之御魂命・天之手力雄命をお祀りされています

戸隠神社さんは卍型の手裏剣のマークが使われていました  

天之手力雄命は忍者と何か関係があるのかしら?   これから上野のお山に向かいます その4に続く~


神田明神・妻恋神社・湯島天神・五條天神社・上野花園神社・穴稲荷!その2

2014年01月06日 | 日記

神田明神にお参りを済ませ、境内に目をやると・・・

おみくじは随身門の近くに結ぶ方が多いみたいです 

普通のペラッとした紙だけのおみくじに混じって「扇子」型のおみくじを見つけました 

チェーンも付いていて何気にカワイイ! 

これは是非ひかなければ!(後で聞いた話によりますと、このおみくじはお正月のみ!だそうです) 

娘の手と比べていただければおみくじの大きさが分かると思います 

これがまた、ちゃんと開くんですよ~ (*ノω・)ゝチラッ 「末吉」 

神社本庁の吉凶の順序は「大吉・吉・中吉・小吉・末吉・凶」となっています

娘よ、今年はおとなしくしていよう・・・(。ゝ∀・)ゞ 

次は朱印帳集めです

数人が並ばれていましたが、それほど待たされることもなく頂きました

娘は写真の男性に書いて貰いたかったようですが、順番上他の方に書いて貰ったんだよね~と残念がっていました

しょうがない。ね?末吉さん

娘が頂いた朱印 

 

神田明神さんには「神馬(しんめ)」の「明(あかり)」ちゃんがいます 

信州・佐久高原で平成22年に生まれた女の子です

「あし毛」という毛並みで、年齢を重ねると共に白馬に変わっていくのだそうです(白髪じゃないですよね?)

明るく平和な世を願うと共に、神田明神の一字を貰ったのだそうです

あかりちゃんは夏には避暑に行くのだそうです・・・羨ましい ヾ(≧∇≦*)ノ~~

「君が代」で歌われている「さざれ石」があります 

さざれ石は「石灰質角礫岩」と言い、小さな石の間を石灰岩がコンクリート状に固めたもので

滋賀と岐阜の県境にある伊吹山が主要産地だそうです

こどものころに想像していた「さざれ石」とは違ってはいたけれど、本当に石として存在することを知った時

「ふ~ん」としか思わなかった自分に自分でちょっとびっくりしちゃいました

神田明神さんに置いてあった「東京都神社庁」のチラシです

「銀ぎつね」という「人間と神使の心の交流と絆を描くハートフル神社ファンタジー」漫画・アニメのキャラクターが前面に!

そういえば神社庁って都道府県に1つづつあるのですね

「庁」とありますが国の機関ではありません・・・

日本全国の神社の人事財政・神職指導・祭祀や地域活動の振興を図る活動をされていらっしゃいます

人は神頼みですが、神様は漫画・アニメ頼み?  まずはキッカケ作りが必要ですから 。:.゜ヾ(。・ω・。)ノヾ(。・ω・。)ノ゜.:。+゜

キャラクター繋がりといえば「銭形平次」!

「銭形平次」は架空の人物ですが、神田明神下の長屋に住んでいたという設定になっているため

「銭形平次の碑」や「銭形平次の顔出し看板」も境内にあります

 

そろそろ神田明神さんをお暇して、妻恋神社さんに寄り道してから湯島の天神さんへ伺います その3へ続きます~


神田明神・妻恋神社・湯島天神・五條天神社・上野花園神社・穴稲荷!その1

2014年01月06日 | 日記

1月4日 末娘(浪人)の合格祈願をお願いに長女と「湯島天神」さんへ行こうとなりました 

長女は朱印帳を集めているので

一つの神社さんのためだけに行くよりは幾つか廻りたいとの希望もあり、秋葉原から上野までの間に行ける処を探しました

JR秋葉原駅を下車し、電気街改札を出て中央通りを渡ります 

車も人も少ない秋葉原に総武線が走ります  いつもよりノンビリして見えるのはお正月だからかな?

湯島聖堂を挟んで、国道17号線沿いにある天野屋さん 

ここでまずは甘酒を頂いて身体を温めます  米麹で作られた甘酒、大好きです!

店舗前には「旧中山道」と表記があります。善光寺参りに使われた街道なんですね~ 

17号線はこのあと本郷を通り、巣鴨を抜けます

起点の日本橋からココまでだって歩けばそれなりの距離なので、やっぱり昔の人達はスゴイ!

20人以上が甘酒を楽しんでいる天野屋さんのお隣が神田明神の鳥居 

色からして銅板で出来ているのでしょうか?  笠木の上の反増が「明神鳥居」ってカンジです!

鯔背だねえ~ 

参道に沢山の屋台が並んでいます

初めて見る「北海道焼」・・・北海道出身のNは「知らない」らしい

お好み焼きを豚肉薄切りで巻いてあるような食べ物だったような!?

味見に1個買ってきても良かったかなぁ?

昭和50年に「昭和天皇御即位50年の記念」として建てられた「随身門」です

なんと!総ヒノキで入母屋造りの色彩豊かな建築物です

2階に登って装飾を近くで見たいな d(ゝω・´○)

↑これは境内側から撮影させていただいた随神門。唐草の葉の桃色が効いています

神田明神は、「大己貴命(大黒様)」「少彦名命(恵比寿様)」「平将門命」をお祀りしています

鎮座されてから1300年の間には、江戸城増築などで江戸時代に2度遷座しています

また関東大震災で焼失した後に鉄筋コンクリートで昭和9年に竣功されたために東京大空襲では焼失を免れたそうです

神田明神は江戸城の鬼門封じと聞いたことがあります   でも境内に入っても怖い感じはしません

正面を向いている非常に珍しい狛犬(写真は随身門を背にして右側)

このコも関東大震災後生まれなのだそうですが 顔も凛々しく身体も立派なハンサム! 

江戸時代に関東三大獅子の一つとして奉献されたものを再建したのでしょうか? 本殿の脇にある「獅子山」

岩の上に大きな獅子、その下から水が流れています

それを大きな柄杓で汲み、娘が仔獅子にお水をかけています   但し、それが本来の方法かはワカリマセン

水があるからかけてみる、水が溜まっているからコインを入れてみる・・・的な?

神田明神の正式名は「神田神社」

神田・日本橋・秋葉原・大手町・丸の内・築地魚市場など108町会の総氏神様で、有名な神田祭が行われる神社さんです

1月4日に参拝に行って、この人出!

私たちも境内に入って手水舎で手を清めるまでにも10分並びました・・・(ノω`*)

 屋根の上には沢山のオシドリがいます

ムクムクした姿がとても愛らしいく、緑青に金色が目立ちます  (本物のオシドリは危惧種になっています) 

日本人が好きな吉祥文様の一つですが、金一色になるとまた少し印象が変わりますね

広大な境内ではありませんが、他にも気になる処があるので  その2へ続きます~