石井信平の 『オラが春』

古都鎌倉でコトにつけて記す酒・女・ブンガクのあれこれ。
「28歳、年の差結婚」が生み出す悲喜劇を軽いノリで語る。

悠然たる歩行

2008-01-01 23:08:27 | 雑談
お正月の報道と言えば、鎌倉・鶴岡八幡宮の雑踏のすさまじさだ。駅から神社への混雑にオラは近寄らない。

 三が日、鎌倉市内には外からの車両は進入禁止である。市民がその静寂にいかに恩恵を受けていることだろう!

 その静かさの道を、長谷にある妻の実家に向かう。届いた年賀状の固まりをかかえている。

 年賀状でなく、銀行強盗して札束をかかえての逃走なら、落ち着きなく、早足であろう。

 真昼の柔らかな日差しの中、悠然たる歩行に、これから立ち向かう一年への自信がみなぎる。