oregonian way of life. 

オレゴンでの学生生活から南下して社会人生活へ。IT産業でホットなサンフランシスコ・ベイエリアで地味~に文系の仕事してます

白骨温泉へ行こう!

2006-01-25 | 消費文化
「『金さえあれば何でもできる』って、ホントですもんね。そういう世の中をつくってきたのって、ホリエモンを批判してきた人たちのような気がしますけど、気のせい? 」

わたしの昨日の記事、『ホリエモンに教えたい(?)、これからのビジネス・ビジョン』に、Be Organicさんが残してくださったコメントです。このコメントを読んで思い出したのが、もう1年半くらい前になるのでしょうか、「白骨温泉偽装事件」。白骨にある何件かの宿が、風呂に草津温泉の入浴剤を入れて白乳色の湯を「演出」した、という事件がありました。白骨温泉、宿のキャンセルが相次いだり、ネット上でも「客をだました最低温泉!」など散々言われたり、かなり叩かれましたね。この騒動、わたしはここオレゴンからネット上のニュースやコメントを読んだりしていただけですが、納得いかないものがありました。Be Organicさんのコメントをそのままお借りすれば、「『見かけが全て』って、ホントですもんね。そういう世の中をつくってきたのって、白骨温泉を批判している人たちのような気がしますけど、気のせい?」と思っていたからです。

白乳色の湯が「売り」だった白骨温泉。その「売り」がなくなったと分かったとき、それは焦ったでしょう。で、どうしたか?白乳色を出すように、手を加えればいいわけですよね。その色さえ出てしまえば、目に見えない成分まで気にする人は、ほとんどいないでしょう。今の世の中、人やモノを判断するのに、中身より見た目を重視する人は多いはず。見た目を重要視する「舞台」と化したこの社会において、白骨温泉が「売り」である湯の色を「演出」したのは、不思議でも何でもありません。白骨温泉がやったことは、社会的に許されることではないでしょう。しかし、Be Organicさんではないけれど、見た目で判断する世の中をつくっておきながら、そのような価値基準に合わせようとした白骨温泉を批判するというのは、ちょっとお門違いというか・・・。批判する前に、「白骨温泉はなぜこのようなことをしたのか」、とちょっと考えてみれば、白骨がやったことは理解できるはず。

温泉でゆっくり温まりたくなる今の時期。白骨温泉に同情の念を表して、そこに出かけてみるのも一興かと存じます。現在の状況は知りませんが、応援しています、白骨温泉!!

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
白骨 (しんのすけ)
2006-01-26 09:13:03
ホントに、今はどんな感じなんでしょう?お客さんは戻ってきているのでしょうか?状況見および激励も兼ねて、行ったみたいです。
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白骨温泉 (マーフィー)
2006-01-26 08:05:06
すっかり忘れてました。あの事件以来、大変だろ~と思います。自業自得といえますが、あの批判の嵐のあとは汚名挽回の為、いろいろな努力されてるはず(希望的憶測) だから、今白骨温泉に行けば得するかもですね~(^o^;)
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白骨 (しんのすけ)
2006-01-26 06:46:39
その頃はまだ、自然に白乳色が出てたのでしょうね。温泉水で作ったお粥・・・。おいしそー!!温泉に行きたいです。
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懐かしい、、白骨温泉 (ikura)
2006-01-25 20:57:32
二十歳の時、3ヶ月ほどそこのホテルでバイトしたことがあります。発覚してテレビにちゃんとでちゃったの見たときは何とも、、^^;ホテルの温泉をやかんで汲んできてはそれでお粥作って朝出してました。
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