午後、上伊那農業高校へ。
駐車場で男子生徒に「事務室はどこ?」と聞いたら、玄関の中まで案内してくれました!
感謝!!
無事校長先生と会うことができ、懇談。
まずは最近できたというパンフレットを見ながら。
ホームページでご覧頂けます。
何というか、、、
写真の生徒たちの表情が明るいのはもちろん、それぞれの活動している状況がとても充実しているように見て取れます。
これを見た中学生は、「上農いいじゃん!」と思うのでは?と感じるとても良いパンフレット。
全く異なるエリア(都会など)の中学生にも見て貰いたいな、、、とも思いました。
本日行っていたアグリコースとフードコースの学習発表の様子も見学させて頂きました。
コロナ禍で保護者や地域の方が来づらい状況が3年生にとってはちょっと寂しいかも、、、と思いましたが、2年生から質問が幾つもあり、それに応える3年生といった積極的な雰囲気に関心しました。
以下、懇談などより・・・
・今年の3年生は4割が就職、例年37%前後が就職だったが今年はちょっと多い
・コロナで家庭の事情、、、ということはなく、元々就職志向の生徒が多かった。
・3年前に学科の再編を行い、今年の3年生から編成後の卒業生。
・学んだことで進路を変える生徒も一定数いる。
・半分くらいは入学時と異なる進路。
・その内7割が学校で学んで変わったとアンケート結果がある
・製造業への就職も多いが、企業から期待されている
・総合技術高校はまだ具体的に決まっていないが、機会機会で教職員、PTA、同窓会で状況説明や意見を伺っている
・意見はあまりないが、教職員には「早くすべき!」「農業高校として残して」といった双方の意見と、今後の状況を考えると子どもたちのためにやむを得ない、、、といった感じ
・ただし、改変するならば前向きに行うべきといった姿勢もある
・これからの時代を背負っていく子供たちのために取り組むべき
・学科改変で生徒たちも変わってきていると感じる
・昔は横のつながりは少なかったが、今は増えていると感じる
・総合技術、それぞれの学科の専門性を重視しつつ、他の学科との連携を発揮できれば
・地域の方とかかわるような取組みが増えてきているので、教職員の負担軽減にもなるので、コーディネーターを設置して欲しい。
・タブレット、電子黒板やっと入った
・タブレット端末、課題研究などではかなり使っているが、先生によって差がある。
・先生方が習得できていない、差がある
・デジタルの良いところを知ることから始める
・・・・・・
僕は、今回の再編整備で、子どもたちが偏差値などではなく、自ら学びたいことで学校を選ぶことが出来る、そんな土壌が上伊那にできることを期待しています。
なので、各校の魅力がもっともっと中学生に伝われば良いな、、、と思います。
上伊那農業高校は、3年前に学科を改変し、野菜コース、果樹コース、植物コース、動物コース、フードコース、アグリコース、里山コース、GLコースと8つのコースを設置しました。
高校独自の取組みではありましたが、いち早く探究的な学びを深めることになり、子どもたちにとって魅力ある環境になっていると感じました。
これまでの伝統を尊重しつつも、新しい時代に向けて、動きだしている学校が身近にあることに嬉しく思いました。
・・・・・
しかし、、、本当にどこの高校へ行っても、校舎・施設が古い!!
トイレも一部は新しくなった、、、とのことですが、まだまだ和式も多く残っています。
今回の再編整備計画で、対象校だけでなく、上伊那中の高校の状況を変えれるよう要望していきたいと思います。
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