松川町若手農業者の会“若武者”の収穫祭と称した直売会が名古屋市の中日ビルで開催され、見学体験をさせて貰いました。
以前から、、、極端な話ですが、現在直面する多くの農業に関する問題は、やる気のある若い担い手がたくさんいれば、ほとんど解決される、、、と考えていました。
しかし、やる気のある若手農業従事者をどのように増やすか、、、が大きな大きな課題である、、、と。
昨年、常任委員会視察で長野県名古屋事務所を訪れた際に、松川町の若手農業者の会が毎年直売に訪れていると知り、関心を持っていました。
若手が自ら販路を拓く取り組みを行い、自立だけではなくその先の発展も目指している、、、と。
しかも大勢で。。。
夏以降、若武者の会の会長さんらにご縁を頂き、今回見学体験させて頂いたという次第です。(2010.08.09、2010.10.17のブログ参照)
朝7時に松川町交流センターみらいに集合し、約20名のメンバーが名古屋へ。
荷物の搬入、陳列、試食をして貰うので床が汚れないようにビニールシートを張ったり、登り旗を建てたりと手際良く準備を行い、10時スタート。
今回の直売会は、収穫祭~若手農業者のイケメン達が獲って来る!!~と題して事前に告知していました。
M会長は「事前告知を失敗した!!」とぼやいていましたが、、、たくさんの方が訪れていました。
時期のりんご(りんご3兄弟(シナノスイート、秋映、シナノゴールド)など)、なし、ガブリエル(生で食べてもほんのり甘いカラーピーマン)などはどれも試食でき、「おいしい」「おいしい」があちらこちらで聞かれました。
僕は生産者ではありませんが、生で聞く感想に感動したりしていました。また、メンバーと顔見知りの方も多数いて、「久しぶり!」なんて会話もあり、こういったやり取りがある意味羨ましくも感じました。農業のやりがいになるだろうとも。。。
販売中、たまに若武者のメンバーも試食をつまみ食い(?)していました。で、「美味い」と。
生産者がついついつまみ食いをしたくなる“美味さ”なのですから、これ以上のない自信の品です。宮田村のりんごもそうですが、信州のりんごは間違いなく“美味い!!”のです!!(もちろん、りんご以外も!…都会の方々よりも美味い農作物を食べていると思います)
今回は正真正銘産地直送ですから、流通を経由しスーパーに並ぶ品と鮮度も違います。その味を都会の方にもっと重要視して貰うような仕掛けができれば、、、農家からの直接購入や産地へ足を運ぶことにつながると思いました。(ダイレクトに所得増につながると。。。)
文字通り餌(食べ物)で釣る、、、ことになるのかもしれませんが(笑)。
しかし、そのことが自立した農業者を育て、ゆくゆくは発展するだろうことは想像に難しくありません。松川町は町としてもこの若武者の会の事務局を担っていたりでサポートを密にしています。宮田村も、生産者が将来に渡って自立できるようなサポートを、もっと進めなければいけないと思いました。
・・・名古屋市の覚王山日泰寺の縁日(毎月21日)には、宮田村として毎月お邪魔していますが、もっと生産者を絡めなければいけない、、、とも感じた次第です。
何はともあれ、やる気のある若手農業者が元気に販売している姿をみて、松川町の農業の行く末は明るいと思いました。就農する若い方も毎年続いていると聞きますし。(昨年松川町を訪れりんごを食べ、「美味い」と惚れ込みⅠターンで春から就農された方もいらっしゃいました!)
是非、松川町から発信を続け、さらに発展をして欲しいと願います。
・・・そして宮田村も負けないように、切磋琢磨できるように、、、僕自身、農業者のサポートを考えていきたいと思います。
松川町の若手農業者の会“若武者”の皆様、本当にお世話になりました。
貴重な体験ありがとうございました。
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