僕らの子供の頃、もしかしたらもっと前から、道路幅が狭く歩行者、特に子供たちの登下校において危険である、、、ということで、
『県道宮田沢渡線へ歩道を設置して欲しい』
という要望がありました。
しかし、これまでいくつかの取り組みはあったようですが、実現には至らず、、、でした。
が、平成19年になってから準備会を行い、交通安全総点検で地域住民で危険意識を共有し、昨年地元懇談会を行い、歩道設置について検討することを確認し、本年、県の予算により現地の測量を行った、、、というところまで来ました。
で、本日。
いよいよ歩道設置について具体的に住民参加型で検討を始めようということで、今までの経緯と取り組み方、今後検討を行う検討委員会について、、、地元説明会が開催されました。
やり方、方向などをメモよりお知らせします。
・工事費などは、両側歩道の12mという企画で、この区間(約1km)で約10憶円。
(建物補償などが大きい)
・歩道設置など道路改良がなかなか進まない理由
→今の時代“道が狭い”というだけでは予算がつかない。
→予算をつけたいならば、何らかの効果が出るようにする。
または、『こういう道が欲しい!!』と地元からの具体的な要望が出る。
・とくかく目的は『歩行者の安全』である。
→歩行者の安全ということで、立派な歩道をつけて道路を広げると、車はスピードを出してしまう。・・・そんな道は、果たして歩行者の安全となるか?
・検討委員会では、なかなか言えないことでも言って貰えるように、委員を数グループに分けることも考えている。
・道づくりではなく、『街づくり』という意味でどんな道路が必要か、考えるべき。
・同じやるならば、より大変な方が地元のためになる。
・言いたいことを言わないと、後になって不満となる。
・・・
といった感じでした。
“歩道設置”と聞くと、現道の東へ何m、西へ何mというように拡幅をしなければ・・・と思いがちですが、今回の手法は、そうではありません。
白紙で住民の組織で検討して貰う、、、ということで、検討します。
例えばの案ですが、現道をガードレールで半分にし、半分を歩行者用、半分を一方通行にする、、、という案もでるかもしれません。
また、いくらお金がかかっても、両側二車線必要、、、という方もいるかもしれません。
そういった意見をみんなで出し合って、話し合っていく、、、という手法を今回はとるようです。
地元の合意がとれ、長い間の懸案が解消されることに期待したいです。
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