ふらっと、思いつき

一昨日(10日)の夜のことです。
例によって食事を済ませ、さて温泉だなといつものごとく出かけることに。
なんとなく気分でハイエースにしました。
風呂の後車内でゆっくりできますからね。
燃費的にはちょっとアレですが。


余談ですが、ミニ快適化として純正サンバイザーに市販のスモークのバイザーを取り付けてみました。
最近のものは、大型車用として大サイズがあり、これなら使えるかなと思ったので、まず運転席用に購入してみました。
夜用と昼用の２枚重ねのものもありましたが、高価だしゴタゴタしているのでシンプルタイプにしました。
造りはしっかりしているようですが、実用的にどうでしょうかね。
眩しい夕日をうまく遮ってくれれば良いんですが。


話を戻して温泉ですが、やはりまだ体調が戻りきっておらず(鼻声、味覚障害)冒険をする気力はないので、ここはひとつ、ということでいつもの大月苑へと向かいました。
相変わらずの素っ気ない対応の女将。
態度が決して悪いわけではなく、ただただ素っ気ない。
宴会や宿泊で成り立っているので立ち寄り湯は二の次ってことでしょうか？
それとも、もともとそんな感じだったのでしょうか？
社長(御主人)も女将に輪をかけた塩対応。
でもこっちもすっかり慣れてなんとも思わなくなりました。ある意味気楽かも(笑)





初公開！大月苑内風呂の様子。


誰も先客がいなかったので撮ってみました。
洗い場が３ヶ所のみ、内風呂のみのシンプルさ。
今日は室内灯も点けていただけませんでした(笑)
外灯の妙にオレンジっぽい光のなか、静かにゆったりと寛ぐことができます。
良くも悪くもこれが大月苑です。
いつものようにお湯はぬるく、トロットロで体を包んできます。お湯のなかで手足をそっとさすると分厚い膜のようなものに包まれています。
安定のクオリティー。



すっかり満足し、さてこのあとどうしよう。
今日は雨が続き明日は晴れの予報が出ています。
おっ、これはアレを見に行けとの神の啓示ではないか。そうに違いないと勝手に解釈し、先ずは仮眠場所へ向かいます。
途中のコンビニで飲み物とナッツと蕎麦を購入し、道の駅大津へ。
ここが目的地に近いのです。
ここは２時間以上滞在しないようにとの注意書がありますが、がら空きだったので隅っこに停めさせてもらいました。
恐らく過去にマナーの悪い人達による何らかのトラブルがあっての結果なんでしょうね。


大型トラックが３台、車中泊と思われる普通車が数台停まっています。
車内で最近見直してちょくちょく買っているほうじ茶を飲みますが、あの香りが全く感じられずただの冷たいものとしか感じられません。
ナッツも同様の結果に。
他にすることもないので、タイマーを３時半、FFヒーターを23℃にセットし就寝。


家でよりはるかに快適に寝ることができ、スッキリ目覚めました。
さて、アレを見るためにミルクロードを走り始めます。
アレとは、はい！「雲海」ですね。
今までに２回見ていますが、今日はどうだろう？


しかし走りはじめて間もなく、敗北の予感に早くも包まれ始めました。
低い位置の雲を抜けて高いところから見下ろすのが通常のパターンでしょうが、きれいな月が見えていますし、気温も高めです。


さすがにこの時間はすいていて、いつもの感覚からするとあっという間に二重峠に到着。
さらに上を見上げるとガスがかかっているようなので、赤水側に少し下った展望所に向かいました。



見下ろすと阿蘇谷の町の灯りが良く見えます。
残念ながらこの日は雲海は出ていませんでした。
まあ、そうそうお手軽に見られるものではないので、取り敢えず少し明るくなるまで再び仮眠し撮ったのが次の写真です。
上に雲、下に町。
逆じゃーん、ということで敢えなく撤退です。




残念な結果に終わりましたが、リラックスできて次の日の仕事にも差し支えのない、お手軽ミニミニ車中泊の旅！
ひとつまた新しい遊びを開発してしまいました。