遊びをせんとや生まれけん

キャンピングカーGTで車中泊したり温泉巡りしています。

久しぶりのソロキャン 後編

2018-08-27 20:25:03 | 車中泊
ソロキャンなので夕食は簡単なものをと思い、やはり焼き肉中心にしようと思いつつ、何か今後のオフ会で提供できるものは?と考えた末、ダッヂオーブンを使ってローストチキンを作ってみようと事前に決めていました。
材料も骨付き鳥もも肉とジャガイモ、ニンジンだけ、あとはスパイス少々なので買い物も簡単だし。


しかし肝心の骨付き鳥もも肉がありません。
何軒かスーパーを回ってみたのですがありませんでした。
普通のもも肉か手羽元でも出来そうだったけれど、やはりアレでないと感じが出ませんからねえ。


というわけで敢えなく断念。
珍しいものでもないと思うんだけど、どうやったら入手できるのか?
Amazonで探すのも大袈裟だし、等と現在も考え中です(笑)
それにしてもここでツマヅクか?


ないものは仕方ないので焼けるものを数種類購入し前夜に車の冷蔵庫に保管しておきました。
お一人さ迷う!ではなくお一人様用なのでささやかなものですが。
ちなみに内訳は
骨付きソーセージ、白ホルモン、牛タン(米産)、ヒレ肉(国産)、オクラ、大根サラダそして朝食用の塩サバでした。

先ずは小枝を拾ってきて火をおこし、エコロン炭(ヤシガラ成型炭)で調理します。
少し火力が弱いのが欠点ですが、着火しやすく煙もでないので便利です。

大根サラダに黒瀬スパイスを振りかけるとなんとビールのつまみになってしまいます。

手始めはこれ。
前々から探していた骨付きソーセージ。
某スーパーにありました。
BBQチックでしょ?
これが結構旨いんです。

いい感じで気温が下がっていきます。


牛タン、ホルモンと食べ進み少し肌寒いくらいになってきました。
この辺で長ズボンと上着を着用しました。

そして今夜のメイン食材、牛ヒレ肉(国産)の登場。
ただでさえ柔らかいヒレ肉ですが、炭火の効果なのかmoraナイフでさわるだけでサクッと切れます。
これは旨かった!
なお、たくさん食べてるようですが、ひとつひとつは少量なのでそれほど腹に貯まるわけではありません。

結局気温はこの程度でした。
車中泊には絶好の温度ですね。

食事のあとは定番のこれ。
前回のオフ会で教えてもらった薪の燃やし方に従ってやってみたら上手く炎上してくれました。

裏の山から月が出てきました。
満月に近い感じなので綺麗でしたが、明るすぎて星は思ったほど見えませんでした。
3段くらい下のサイトでグループが盛り上がっている声が微かに聞こえますが、周りには誰もいないため静かに過ごすことができました。
ただ前述のように風が強かったので火を完全に消してから就寝。



爽やかな朝を迎えました。

この眺めがこのキャンプ場のすべてだと言っても差し支えありません。

ご飯を炊いてこれをおかずに頂きます。


食べかけで絵面がいまいちですが美味しかったです。



素晴らしい朝ですが裏の猟師山から太陽が顔を出した瞬間にカンカン照りになってしまいました。
撤収作業時に直射を受けると汗だくになるのでタープを出す方向を考えた方が良かったなと少々反省です。


チェックアウト前に上のサイトを見に行ったところテント泊の人達が10組以上いて、いかにもキャンプ場らしい風景でした。(携帯を持っていかなかったので写真なし)
私は静かなサイトに案内してもらって幸いでしたが。

チェックアウト後は再び温泉へ。
せっかく来たんですからね。

これもまた近くにある「帆山亭」に行ってみました。
何人か入浴中だったので内部の写真は撮れませんでしたが、やはり川沿いの感じのいい風呂でした。

早朝はこんなことになってるようですよ?

少々お高めの800円也でした。



この日も(8月26日)酷暑でしたが阿蘇周辺の眺望は極めて良く、お陰で携帯で車の中から写したにもかかわらずこんな写真が撮れました。


久々のソロキャンでしたが、道具や食事をシンプルにすることでキャンプ自体を楽しむことができたかなと思います。
課題としてはよりくつろぐためのいい椅子かコットを用意することでしょうか。
オフ会と平行して今後もソロキャンを続けていきたいと思います。


久しぶりのソロキャン 前編

2018-08-26 19:00:19 | 車中泊
仲間とのオフ会と平行してソロキャンもしていきたいと日頃思っていますが、なかなか時間がとれず、今年の1月のビラマイルド以来半年以上の時間がたってしまいました。
というわけで余りにも厳しい今年の残暑の中、涼を求めて瀬の本高原の「ゴンドーシャロレーオートキャンプ場」に向かいました。



紅葉に惹かれて迷い込んだことはありましたが、本来の目的で利用するのは初めてです。
ここは恐らく別荘地などのレジャー施設として開発されたものの寂れてしまい、その広大な跡地をキャンプ場やオフロードバイクの練習場として提供しているものと思われます。


YouTubeのキャンプ動画でもお目にかかることが多く、阿蘇が一望できるサイトで是非泊まってみたいものだと思っていました。
場所は黒川温泉のすぐ上、くじゅう連山のひとつ「猟師山」の麓です。
我が家からは70km弱で、1時間半ほどかかります。
キャンプ場は標高930mの場所にあり恐らく昼間でも気温が25℃位ではないかと期待しながら車を走らせましたが、思ったほど下がらず、瀬の本高原でも28℃ありました。



チェックインの前にまずは温泉。
黒川温泉の外れにある「野の花」へ。












黒川温泉の他の風呂と同じく渓流沿いにあり、ヒンヤリとした風が流れてきます。
飛び交う小鳥の姿も見えていい雰囲気です。
微かに硫黄の香りがするような気がしますが、湯の花はないし体に匂いがつくこともありませんでした。
とても感じのいい温泉ですが、どこからか小さいアブが飛んできて背中を刺されました。
露天風呂なのでそういうこともあるとは思いますが・・・
ちなみに最後に近寄ってきたところを撃墜してやりました。
入浴料は500円です。


さて、昼を過ぎいい時間になったのでチェックインへ。
温泉から数分のところにあり、立地はとても便利です。
手続きを終え指定されたサイトに向かいます。
ザックリとした地図を見ながら到着すると、そこはとても見晴らしのいいイメージ通りの場所でした。

(できればもう少し正確なのが欲しいところですww)


さっそく設営です。
私はもちろん車中泊なのでテントは持っていません。
つい先日入手したタープを張り、テーブルとイスを出せばとりあえずの準備は終了です。
昼食は瀬の本高原の三愛レストランの近くのコンビニで買ったお握りで簡単に済ませました。

気温は日陰でも28.8℃となかなか激暑でした。
ただ吹く風は爽やかでやはり下界とは違い、汗が出ることはありません。
しかし、やがてそよ風がだんだん強くなり、結局次の朝まで断続的に吹き続け何度かタープのポールが傾き、その度に修正することになりました。
タープ付属の自在金具(プラ)の品質がイマイチだったことが原因で、ロープのテンションが抜けてしまっていました。
ペグや自在金具はやはりちゃんとしたものを買った方がいいようですね。
途中で自在金具をあきらめ自在結びにしたところかなり改善されました。
最小限のものは覚えておいて損はないようです。


ぼんやり阿蘇山を眺めたり(晴れですが高岳や根子岳山頂の雲はかかったままでした)居眠りしたり、それこそマッタリと過ごすことができました。

夕方になると次第に気温も下がり、ますます快適になってきます。
そろそろ夕食の準備を始めましょう。

後編に続く。