ややの湯

先日マップルの九州温泉、宿特集を読んでいたところ、温泉宿ランキングベスト50なる記事が掲載されていました。
宿に泊まることはないかもしれませんが、今後の温泉巡礼の旅の参考になればと目を通しました。


有名どころや行ってみたい所が並ぶなか、１つだけ見覚えのある宿がランクインしています。
それは植木温泉のややの湯で、ブログを始める前の昨秋に１度訪れたことがありました。
初めて植木温泉に足を踏み入れた時だったので、場所が分かりにくく道も狭く多少の不安を感じました。



建物は時代もありそうでなかなか良い雰囲気ですね。廊下も使い込まれ鈍い光を放っています。
どこからか食事の匂いも漂ってきて、ふと、母方の祖父の家(大きな医院でした)のことを思い出してしまいました。



ただ、その時の印象があまり残っていなかったので、確認のために再び訪ねてみることにしました。
大雨警報がだされ、時折激しく雨が降るなか、植木温泉を目指しR3を走ります。
まあ物好きと言えばその通りですね(笑)
いつもの共通温泉券を使い入浴します。
時間帯がよかったのか誰も入っていませんでした。撮影可能だったのに携帯を車に置いてきてしまい、ちょっと残念。


内風呂はもっとこじんまりした印象だったのですが、思ったより広く、洗い場は9箇所で水風呂とサウナもあります。ただしサウナは稼働していませんでした。


湯温は温度計によれば41℃で、私にはちょうど良いぬる湯です。
トロミもありますが控え目で、印象に残らなかったのはこの辺が原因かも知れません。
泉質は硫黄泉とのことですが、湯口でも微かに感じられるかどうかといったところ。
湯口の真下の底の部分が変色しているので、硫黄の成分はあるのでしょう。



露天に入ろうと外に出たところ照明が落とされて真っ暗でした。
まあ、大雨警報ですから仕方ありませんが、入れなくもないので、出来れば点灯しておいてほしかったかな。
内風呂に比べて露天は小ぶりです。



どこへ行くにもシャンプーとボディーシャンプーは用意しているので問題はないのですが、洗い場においてあるボディーシャンプーは殆どが使いきられており、ちょっと行き届いていない感があります。
どこへいってもこんなことはなかったので残念な感じがしました。


宿の部分はわかりませんが、温泉に関してはいまひとつな部分が多く、ランクインには？を感じる結果となりました。