遊びをせんとや生まれけん

キャンピングカーGTで車中泊したり温泉巡りしています。

宿題を色々片付けた日

2017-05-02 19:47:48 | 日記
妻が早々と帰った今日、午後から時間ができたので、今まで行きたくても行けなかった場所を巡ってみました。


先ずは温泉です。
先日来てはみたものの休館日で残念な思いをした菊鹿温泉の花富亭(かふうてい)へ。
今日は営業していましたが終了が15時とのこと。




山鹿市菊鹿町の高台にあり、近くにはあんずの丘という観光施設もあります。
玄関の前には足湯があり、駐車場も緑に囲まれ落ち着いた雰囲気です。
内湯と露天のほかにサウナや水風呂も備え、露天からは周囲の山々が見渡せるという本格的な造りになっています。
建物や床や風呂の縁はすべて木造で雰囲気も上々です。
お湯は大月苑程ではないもののとろみもしっかりあって温めなところも快適でした。


もちろんワイルドさは全くないけれど、欠点のない、良く整った温泉という感じでとても気に入りました。
もっと近ければしょっちゅう行くんですが。
下の道から露天が丸見えなのは(男女とも)ご愛敬ですかね。その距離ざっと100m。


すぐ近くに恵温泉というのもあって泉質が良いとのことなので近いうちに行ってみたいと思います。


さて、次は同じく山鹿市の不動岩。この付近を通る度に目に入る直立した巨大な岩です。
角のとれたモアイのようにも見えます。



岩の直下まで道路はあるようですが、全長5.38mの我が車でたどり着けるか自信がなかったので、麓の神社に置いて、徒歩で登ることにします。







顔にまとわりつく羽虫を払いつつ、流れる汗をぬぐいつつ登りますが、だんだん気分が悪くなってきて、熱中症、行き倒れという言葉が脳裏を掠めてきます。
足もパンパンになり、体力の無さを痛感しましたね。
途中で道を間違え車道に出てしまい、つづら折りで余計に距離が延びる結果になりました。





なんとか岩の下までたどり着くとようやく一安心。
お堂の補修工事をしている人に聞いて、登山道を下ることができました。
下りは下りで滑ったりしないかひやひやものでした。
下る途中で初めて見る仏像?があったのでご紹介します。






ここまででかなり体力気力を使ってしまい、なおかつ昨日辺りから歯も痛くなってきて、どうしたものかと考えましたが、せっかく出てきたんだからと最後の行程へと車を走らせます。
行き先は北区植木町の豊岡眼鏡橋です。
熊本県で最古の石橋といわれています。





アーチ状の石同士を繋ぐ色違いの小石がかわいい感じです。
石造りの遺構が好きな私にとって九州、とりわけ熊本県は天国のようなところです。
なかなか丁寧に巡ることはできない状況ですが、機会を見つけて少しずつ見ていけたらと考えています。
でも歴史、特に近代史には全く疎く、この辺りが西南戦争の激戦地だと言われてもピンときません。近くには田原坂もありますが、同様に響いてきません。
片手落ちですね!


そういうわけで、気になっていた宿題を片付ける事が出来た1日でした。
休みの間にもうひとつふたつ新規の温泉に行きたいと思いますが、どうなることでしょうか。