遊びをせんとや生まれけん

キャンピングカーGTで車中泊したり温泉巡りしています。

オフ会in九重

2018-10-23 20:01:12 | 日記
10月の月例オフ会は南小国町のゴンドーシャロレーキャンプ場で行われました。
暑かった夏もすっかり秋となり、夜などもう初冬といっても良いくらいの気候です。
ここ数年秋は夏と冬に挟まれたわずかな季節になってしまったようです。




ここのキャンプ場は私としては3回目ですが、いつ来ても阿蘇五岳まで見渡せる素晴らしいロケーションで楽しませてくれます。
また、電源こそありませんが(地震で損傷したようです)トイレも整っており、夜は鹿の鳴き声、昼は野鳥の囀りと楽しみの多いキャンプ場です。
価格も極めてリーズナブルですね。
(1泊1,300円!)



今回のキャンプでは私なりの課題を抱えての参加で、いつもより若干の緊張感を感じていました(本当?)
いつもはさまざまな道具類がプリセットされたハイエースでの参加ですが、今回は新規導入のN-VANで、それに適応した道具類のテストを兼ねています。
調理器具、寝具、防寒具、電源、食材と保冷手段等々考えることが案外多く、数日前から少しづつ準備を進めましたがギリギリまでかかってしまいました。
まあこれも非日常的な楽しみではあるんですが。


一般的なキャンピングカーのような断熱加工が施されていないごく普通の軽四なので、この時期あの場所の冷え込みで車内はかなり厳しい状況になることが予想されたので、今回は電気毛布を試してみようと思っていました。
電気は先日購入したポータブル電源で、これが実戦で使えるのかどうかのテストになります。

キャンプ道具を入れたコンテナ、調味料のケース、電源関係のコンテナ、着替え、寝具、食材用と酒類用の保冷容器2個を積み込みましたが、そこは貨物車であるN-VANのこと、難なく飲み込んでくれました。
後部に棚を作ればさらに多くの荷物を積むことができそうです。


調理担当の私の今回の料理はとり肉のトマト煮ともつ鍋と牡蠣のアヒージョで、一応寒さ対応となっています。
もつ鍋のスープは家で作って持ち込みました。
またいつも持っていくビールはやめて、最近はまっている酎ハイやハイボール、白ワインにしました。



秋の色濃いサイトです。
hopさんのタープ?テント?がメイン会場。
入り口付近で焚き火をして暖をとります。
ランタンポールも良い雰囲気出してますよ。


設営(テントがないので簡単です)を終え、私とかおなし♪さんはさっそくいつものごとくビールを意地汚く飲み、hopさんに運転をお願いして近くの奥黒川温泉の旅館「樹やしき」でこれも恒例の温泉タイムです。
ここは男女別の露天の奥に混浴の大露天風呂があります。
男女別のほうは硫黄の香りのする円形の風呂と深さ135cmの立ち湯の2つがありますが、立ち湯ではかなりの浮力を感じ驚きました。
腹部の過剰な脂肪が浮き輪効果となった模様です。
混浴露天に移動しますが、昼間なので当然のごとく誰一人入っている人もなく、残念なようなホッとしたような気分で上がりました。
ところが、私が先に上がり外で体を冷やしつつ川を眺めていると、なんと!浴衣を着た外国のお姉さんが女湯から出てくるではありませんか。
我々がもうちょっと早く来ていれば、大露天風呂でお会いできたかも?と思うと少し残念な気持ちに・・・

受付から風呂への小径。
下方に黒川温泉のメイン部分へ通じる道路とそれに沿って流れる川があります。


その後サイトに帰り夕食、焚き火そして歓談といつもの流れでゆっくりとした時間が流れていきます。
夕食の出来はまずまずと思いましたがどうだったでしょうか?
この日は特に鹿のピィーッという鳴き声が良く聞かれました。


しかし私には気になっていることがあります。
そうです、寝床作りやホットカーペットのセットです。
まずウレタンマットを敷き、その上に空気マットとシュラフを置き、シュラフの中に電気毛布を敷き込み、電源に繋ぎ、さらに上からニトリの布団的なものを掛けて完成。


ちゃんと寝ることができるか、電気は朝まで持つのか、寝心地はどうかなどモゾモゾと試しているうちにいつの間にか寝てしまったようで、歓談タイムを欠席してしまいました。


で、結果ですが、なんとか寝ることはできたけどもう少し工夫が必要かなというレベルでした。
まず寝る方向。
頭を助手席側に向けましたがこれは反対でした。
肩が運転席と助手席側のドアに挟まれ窮屈です。
さらに空気マットを反対に置いていました。
本来枕になる少し膨らんだ側を足側にしていたので違和感が(笑)
また、電気毛布はシュラフの中でくしゃくしゃになりやすく、伸ばすために何度か目が覚めてしまいました。
湯タンポの方がいいかな?
今使っているシュラフは封筒型なので首から肩にかけて少し冷えました。
マミー型ならその辺は解決できるかもしれません。
ちなみに車内の最低気温は5℃、外気温は1℃でした。
気になる電気の使用量ですが、開始時100%だったのが、朝の終了時に67%となっていました。
その後携帯を少し充電し今回は残量65%で終了です。
まずまず使えるのではないかと思います。
これを災害時の電源として使うにはソーラーパネルでのINPUTが必要かと思われますが、これは今後の課題です。
(取説を読んでも車のシガーライターからの充電が可能かどうかは不明でしたがインバーターを使えばなんとかなる?)


次回のオフ会は宮崎方面になる模様ですが、更なるブラッシュアップ(笑)を目指してN-VANで行くか、安全にハイエースで行くかはもう少し考えてみたいと思っています。






小物をいくつか

2018-10-15 21:17:34 | その他
前回のブログでAnkerのポータブル電源を紹介しましたが、その他にもいくつか小物をチマチマと揃えているのでアップしてみます。
一応災害時に電気が使えない場合を想定して選択しているのですが、一方でキャンプの時にも役立つのではないかと思っています。
キャンプと災害はともに不便な状況を創意工夫で乗りきるといった点でかなり共通するものがあり、結果的ではありますがいい趣味を持ったものだと自己満足しています。
ただ、災害時に役に立つという名目のもと、色々キャンプ道具を買いそろえてしまっている自分がいたりして、微妙な雰囲気でもありますが(笑)
私はあまりブランドにはこだわらないので、外国製の安いものだけどレビューの評価は良いというものを買うことが多く、まあせめてもの抵抗といったところでしょうか。



エアーマット。
膨らませて寝てみましたが、空気を入れすぎなければ寝心地は良好で、空気を入れるのもそれほど手間はかかりませんでした。
中華製。





LEDランタン。
これ自体がモバイルバッテリーでもあり、携帯などに充電可能です。
爆光ではありませんが、6畳までなら十分照らせます。
防水、200ルーメン位。
中華製。



懐中電灯。
とにかく明るいです。
RadiusZとありますがどこ製でしょうか?



ファイヤースターターと自家製着火材。
あまりに寒いとガスも着火しにくくなりますが、これらがあるととりあえず火は起こせます。
左から麻ひもののほぐしたもの、ワセリンボール、ロウを染み込ませた割りばし、ファイヤースターター。
割りばしは熱しすぎて焦げてしまいました。



アルコールストーブ一式。
注射器はアルコールの注入と残りの回収に使います。
安価で災害時にも比較的入手しやすいアルコールを使った小型コンロ。
見た目以上に強い火力があります。



付けはじめは弱火だけれど次第にしっかりした燃焼をします。
コーヒーやラーメンの湯沸かしや炊飯などに使えそうです。
YouTubeには手製のものが数多く紹介されているので、いつか挑戦してみようと思います。
中華製。


アルコールストーブがあるので、調理用にメスティン(小)も欲しかったのですがAmazonでは入荷が12月のようでした。
リアル店舗を見てみましょうか。


ポータブル電源を含めたこれらは次回のオフ会に持ち込んで使い勝手を検証してみたいと思います。

災害対策兼車中泊対応グッズ

2018-10-09 19:13:05 | その他
かねてより災害対策や車中泊に役立つのではないかと検討していたポータブル電源が私のもとへやって来ました。
YouTuberではないので企業案件ではなく自腹での購入です。

Anker社製のPowerHouseというものです。
Made in Cinaです。
こういった製品(モバイルバッテリーやランタンなど)には日本製は少なく、あってもかなり高価なものとなっています。
レビューを見る限りAnker、Suaoki、iMutoといったメーカーの評価は比較的高いようでした。
スペックは下記の通り。


30w/hの電気毛布なら10時間あまり使えるといった感じのようです。
また、携帯は40回の充電が可能。

付属品としてはAC100vからの充電用アダプター、USBケーブル、ソーラー充電用ケーブルが同梱されていました。


本体はアルミと樹脂から出来ており、持ち手も付いてかなりガッチリとした造りになっています。
車のシガーソケットからの充電が可能かどうかは不明ですが、キャンピングカーのインバーターを使えば車からも充電できるものと思われます。


これがあればソーラーやサブバッテリーのないキャンピングカーでもエンジンをかけることなく電化製品の使用がある程度可能になります。
また、災害による停電時には照明器具、電気毛布、扇風機、TV、ラジオ、モバイル機器の充電などが出来ます。

着荷時、充電は74%だったのでさっそくAC100vで充電をしてみました。
最初のうちは1%充電するのに約5分あまりでしたが、90%近くなるとその倍くらい時間がかかっていました。
こんなものなんでしょうかね?


気に入った点
・充電量がパーセント表示である
・操作がシンプル
・造りがシッカリ
・比較的コンパクトサイズ

問題点
・高価(¥49,800)

あと、DC12Vのアウトプットがポッカリ口を開けているので、蓋があれば良かったかな?
ここに指を突っ込んだらどうなるのか気になるところですが、良い大人なので止めておきましょう(笑)


ところで時おり確認のために覗いている阿蘇のライブカメラに今朝雲海らしきものが映っていました。
雲に厚みがないので微妙でしたが、仕事休みだったので6時過ぎに北山展望所めがけて出撃しました。
もう少し早くわかれば良いのですが、ライブカメラのクオリティがイマイチなので、ある程度明るくならないと分からないのです。
渋滞に焦りながら現地に着くと、阿蘇谷の雲海はあらかた消えてしまっていて、
赤水方面に少し残っているだけでした。


画面右側が赤水です。
ちょっと遅れたようです。
しかし振り向いてみると九重方面になかなか見ごたえのある雲海が広がっていて、驚きました。

左が涌蓋山です。
これから雲海の出やすい季節となるのでまた出撃しようと思います。

N-VAN納車

2018-10-08 19:08:38 | 日記
今年の6月にホンダのN-VANを契約しました。
当初の11月納車予定が一月早まり、10月4日に納車の運びとなりました。
グレードは4WD +STYLE FAN ターボです。


色はシャイニンググレー。
地味ですが好きな色でもあります。
このグレードを選んだのは、ミルクロードのような山道を走ることが多く、出来れば今後雪道も走りたいからです。
オプションには外部電源取り入れ口、プライバシーシェード、ルーフコンソール等を選びました。


車中泊キャンプが趣味の私は13年目の前車モコの代わりに足を伸ばして寝ることのできる車を探していました。

助手席側は2m以上の長さがとれます。
メインとしてはハイエースを持っていたので、小回りの効く軽四で上記の条件を満たすものとしてエブリーがハイゼットが良いかなと考えていたのですが、ちょうどホンダからN-VANが発売され、条件に合致するため購入に至ったわけです。
ホンダ車好きで若い頃から乗り継いできたことも理由のひとつです。
出来ればMTを選択したかったのですが、そうなるとターボを諦めなくてはならずちょっと残念でした。

歳をとるにつれて運転技術も衰えてくることが予想されるので(もうすでに衰えつつ・・・)、様々な安全運転アシスト機能が搭載されていることも魅力的でした。


さて、納車後近場での運転は行っていましたが、休日の今日本格的な試運転をかねて九重方面へ出掛けてみました。
いつものように大津→ミルクロード→やまなみハイウェイ→瀬の本高原→筋湯→長者原→牧の戸峠→小国→大津コースで往復約160kmあります。
標高差は1,000m。
秋らしい爽やかな天気でした。


まず動力性能ですが、ミルクロードの急坂も難なく登っていきます。
ターボの威力です。
またきついコーナーもそれほどロールすることなくかわすことができました。
全高が1,945mmと背が高いのですが、先日の台風25号の時の突風でもぐらつくことがあまりなかったので、そこは予想外に良かったかなと思いました。


一方で走行中のロードノイズは高めでした。
タイヤが新しいせいもあるかもしれませんが。
また、シートはかなり固めで、まるで食堂の椅子に腰かけているようです。
助手席は前後にスライドできないので、からだの大きい人には厳しいでしょう。
足元も狭く、小物を置く場所も少ないしゴミ箱も置けないので長時間のドライブでは不便を感じることが多くなると思います。
後部座席を倒すとフラットなスペースが出来ますが、鉄板や成型発泡スチロールの上に薄いビニールシートを敷いただけなので、このままではゴツゴツして使えない感じです。
気になる燃費ですが、今日のコースで17km/lでした。
思ったより少し悪い数字でしたが今後どうなるのか。
また折々アップしたいと思います。

オプションのルーフコンソールや外部電源取り入れ口は十分に役立つと思いますが、プライバシーシェードは失敗でした。
市販のシェードと同等品もしくはそれに近いものかと思って発注したのですが、恐ろしくペラペラの頼りないもので、目隠しにはなっても断熱効果はないに等しいものでした。
そのうち例の有名な市販品(ア○ズ)を取り寄せる自分が見えるようで悲しいです。


この車はそれなりに話題になって、検討している人も多いかと思いますが、ある程度ハッキリした使い方を想定して購入した方がいいと思いました。
私のようにミニキャンピングカーとして、それなりに手を加えていくにはとても楽しい車ですが、普段使いや現場仕事や今時のラグジュアリー(笑)な軽四をイメージしていると後悔することもあるかもしれません。


今後ですが、エンジン停止時に電気製品を使うためポータブル電源を導入し、モバイル機器の充電や電気毛布、炊飯器、扇風機などへの給電に備えます。
Ankerの120,600mAがいいかな?

容量のわりには小型で残量が%表示で分かりやすい。
レビューもまずまず。
ポータブル電源への給電は当面は自宅のAC100Vであらかじめ行うことになりますが、将来的には屋根にソーラーパネルを取り付けたいところです。
災害対策としてのソーラーパネルの有用性はハイエースにつけてあるもので実証されていますからね。
荷室の床面にはカーペットを敷き、出来れば後部には棚を付けたいと考えています。


次回のオフ会キャンプはN-VANで参加しますが、どの程度のものをハイエースから積み替えていけば良いのか、とりあえず冷蔵庫がないのでクーラーボックス+氷か等と考えているところです。


会社等でいろんな人と話していると、2年前に熊本地震で大変な目に遭ったにも関わらず、災害対策にはほぼ無関心な人が多いことに驚かされます。
地震が起きた瞬間にインフラが断ち切られ、必要なものは何一つ買えなくなるのに・・・
そんな時にも慌てずにすむように、少なからぬ投資ではありますが準備を重ねていきたいと思っています。