遊びをせんとや生まれけん

キャンピングカーGTで車中泊したり温泉巡りしています。

ゴンドーシャロレーでソロキャンその他

2019-03-28 18:42:17 | 車中泊
3月26日、黄砂(?)で真っ白に煙った熊本から球磨郡水上村の市房湖に桜を見に行ってきました。
3年連続になると思います。
まだ熊本市内の桜は3分咲き程度ですが、市房湖はいつも少し早く咲くので7~8咲きといったところでしょうか。




去年も思いましたがダム付近は見応えがありますが、奥に行くにしたがって木の老齢化が進んだようで花も少なく盛り上がりに欠けてきます。
所々苗木を植えてあるようですが時間はかかりそうです。


その後いつものように球磨川を下るR219を通り、途中気が変わって一勝地からr304に乗り換えました。
川の対岸の旧道だと思いますが、肥薩線に沿って細い道が続いています。
川までの距離が近いので、より迫力のある風景を楽しむことができました。





最近あちこちを走っていてとても気になることがあります。
それは山林の伐採が急速に進んでいるように見えることです。
一定の長さに伐られた丸太を運ぶトラックに頻繁に出会います。
主に杉のようですが、雑木も見かけます。
道路沿いだけではなく奥の方も伐られているようで、取り付け道路もあります。
久住の北側の泉水キャンプ場の近くには驚くほど広大な面積が伐採されている場所があり、殺伐とした風景に変わってしまいました。
あとに苗木を植えるんでしょうか?
産業的にペイできる状況になったものと思われますが、ぜひとも適切な後処理をしていただきたいと思います。


さて、そんな思いで車を走らせていると電話がかかり28日が急きょ仕事休みとなりました。
27日は店休日なのでなんと棚ぼたの連休出現です。
これはもうソロキャンに行くしかない!
27日夜から雨模様ですが、これも経験のうちだと都合よく考え場所の選択をします。
5月予定の「茶屋の原」の下見、初見の「吉原ごんべい村」や「井牟田高原」、前回ソロの「夢蛍」等さんざん悩んだあげく、通いなれたゴンドーシャロレーに決定。
雨模様なので馴れたところが良いかなと考えました。


午前中は父がデイのリハビリに出かけるので、掃除や洗濯など。
その後買い出しをして父の昼食を準備します。
帰宅を見届けたあと出発し3時頃現地に着きました。
当日は大変風が強く、タープが張れるか心配になるほどでしたが、いつもの見晴らしのいいところではなく林に囲まれた(景観は無し)サイトを選びました。
頭上をゴウゴウと風が吹き抜けますが、我がサイトはそよ風程度。
広さも十分で快適です。
ただ、微妙なアンジュレーション!があり、水平を出すのにちょっと手間取りました。
サイトには松葉が敷き詰められたように落ちていて、松ぼっくりも無数に落ちていました。



さて、今回の食材です。
ソロなので焼いたり暖めたりするものだけです。

赤身の牛肉が食べたくてランプ、あとはスナズリ、豚バラ、ホルモン、缶詰は定番のオイルサーディンに加えて鯖のアヒージョなるもの。
とりあえずタープを張り、テーブルや椅子を用意しました。

雨に備えてタープの真ん中を少し引っ張り下げてみました。
タープといえば今回からのニューアイテム、その名も「カモフラージュネット」
目的は風避けです。
3m×2mなのでサイズピッタリです。
車の前方からの風が時おり吹いてきましたが、しっかりとブロックしてくれました。



昼食を食べてなかったので、シラス丼と刺身(タコとシロミルガイ)。
シロミルガイは濃厚な潮の味がして最高でした。

ビールを飲みながら昼食を食べ、少し車内で昼寝をした後、設営の続きを済ませ炭をおこして夕食へとなだれ込みます。
しかし思ったほど食べられません。
赤身の牛肉は柔らかかったけどやはりパサつく感じで期待はずれ。
ホルモンと豚バラは良かったけど残してしまいました。
少な目に買ってきたんですがそれでも半分くらい残りました。
完全に年寄りの嗜好です。
次回のソロキャンでは赤牛の良いところを少しだけ用意しようと思います。
(お手頃肉はオフ会用に😎)
昼食の丼と刺身、夜の缶詰はとても美味しゅうございました。
未明から雨が降るということで気温は最低でも7℃。
冷え込みは全くなくて、シュラフを拡げた掛け布団で朝まで寝ることができました。
FFヒーターの出番も無し。
いい季節になりましたね。




雨は午前3時位から降りだしたようです。
予報通り小雨でした。
まだ暗い5時半に起きてタープの様子を見ると、真ん中に雨が貯まって膨らんでいました。

大雨だったらまずいことになっていたと思われます。
車には3ヵ所で固定してあるのですが、その真ん中が外れてテンションがかかってなかったのが原因のようだったのでかけ直し、その後は貯まることはなくなりました。
次回は形を変え、三角屋根のようにしようかと考えているところです。


カモフラネットの他にちょっと今回試したことがありました。
ビーパルの付録の焚き火台に固形燃料を入れて使ってみることと、手持ちのアルコールストーブとの火力の比較です。

写真の通りで、火力はアルストの圧勝でした。
朝、手軽にコーヒーを飲んだりスキレットでソーセージや卵やマフィンを焼いたりということができます。
五徳の幅が広いので焼き網のようなものは必要ですが。

こっちはなかなか沸騰しませんでした。




予報よりも雨が降り続いたので地面がぬかるむ前にと思い、9時過ぎにはチェックアウト。
しかしその頃にはほとんど止んでいました(笑)
雨撤収といっても小雨でタープだけなので思ったより手早くできひと安心ですが、テントだったら大変だろうなと思いました。



昨日チェックインの時、近々料金の値上げがあると聞いていたので確認すると、4月から値上げで、現在の1,300円から1,500円になるとのことでした。
ついでに電源は付けないのか聞いてみたところ、やりたいのは山々だが・・・と、こちらは当分無理なようです。


帰りにちょっと寄り道してこんなところへ。

小国町のくぬぎ湯(家族風呂のみ)で、ここは24時間入ることができます。
また、入浴者は休憩所と蒸釜が無料で使えます。
一人での利用は高くつきますがやむを得ませんね。





肉を蒸してはいけないのかな?

場内には硫黄の臭いが立ち込め、温泉気分満点です。
今回利用したのは1,200円/50分の半露天ですが硫黄臭もあり湯の花も漂っていて、さらには窓から外の景色もよく見えるという満足のできるものでした。


今回のキャンプは新しい試みもでき、以前に比べると段取りもスムーズで、ちょっとは慣れてきたのではないかと思える、まずまずのものでした。
動画を見るとこの辺はみなさんあっという間に通りすぎるステップですが、私なりのペースで少しずつ経験を積んでいけたらと思います。


追記
キャンプに出かけるとき何気なく車のボディーを触ったところ、全面的に細かいざらつきがあり、指で擦ったくらいではとれませんでした。
先日駐車場の4軒先で家の壁の塗装をしていたのでやられた!と思いました。
あれ、とれないんですよね。

そういう車を数多く見てますが、それこそプロに磨いてもらわないとキレイになりません。
ちょっとブルーな気持ちでキャンプに出たのですが、濡れタオルで擦ってみるとなんとかとれそうでした。
かえってすぐスタンドでセルフの洗車を(2回してやりました)したところキレイになりました。
結局ペンキではなく恐らく黄砂が付着したのではないかと思います。
(家においてあるN-VANも同じような状態でしたから)
これが鹿児島なら火山灰がベットリ着くわけですから大変ですよね!

オフ会in宮崎 観音池公園

2019-03-20 18:40:25 | 車中泊
暖かいけれど風が強い3月16~17日、宮崎県都城市の観音池公園内のキャンプ場でオフ会を行いました。
先着のかおなし♪さん、hopさんに続いて入場しましたが、とにかく全貌が分からないほどの広さのある公園内の一角にキャンプ場がありました。


回りを見ると、物産館、食堂、温泉、キャンプ場などのセンターハウス、プール、芝生広場と遊具、草スキーのできる小高い山と山腹に設置されたリフト等々。
この公園の名前の由来である観音池は姿さえ見えませんでした。
土曜日とあって家族連れで大賑わいでした。
桜の木も多く植えられており、間近に迫った桜の開花時期には大変な混雑になるのではないかと思われます。


昼時なのでまずは食事です。
物産館横の「きゃのん亭」に先着3人で行ってみました。
店内に入ってすぐ靴を脱いでテーブルに着くというちょっと変わったシステムでした。
掃除が簡単だから?
私はアジフライ定食、他の二人はラーメンとチキン南蛮定食を各々注文していました。
アジフライはコロモサクサク、身は分厚いのにフワフワで熱々というお手本のような出来でした。
丁寧に作ってあるという感じでしょうか。
他の二人も満足したようで、良いところを見つけたと思います。



そうこうしているうちにふかけんさんも到着しましたが、チェックインは午後1時からということで、少々時間を潰したのち入場。
受付でカードをもらいゲートを通過するシステムで、全体的に高規格の雰囲気が漂います。
ただし料金は電源付き芝生サイトで3,080円と設備の割にはリーズナブル。
もちろん焚き火も可能です。


直径100m位の円周内にフリーサイト、高床、低床、芝生サイトが配置されており管理もしっかりと行われていました。







温泉のあとは例のごとくいつの間にか食事タイムへ。
今回はこれもいつものようにふかけんさんの手打ち蕎麦、これもふかけんさんのお手製焼き鳥、hopさんの黒豚、わたしの肉類等です。
この他に鍋をしようという段取りでしたが、くたびれた中高年オールスターズのこと、「ちょっとこれは無理だね」というヘタレ状態であえなく中止となりました。
ガツガツ平らげた若き日々が遠い彼方で霞んでいます。



バトニングもやります。

元が良いのか炭火が良いのか、脂が甘~い焼き鳥(豚バラだけど)


お疲れな人が怪しい防寒着に身を包み寝落ちしています。
本日の宴会場はhop氏持参のケシュア製のスクリーンタープです。
ちょうど設営の時に強風が吹き、ちょっと手こずりました。
恐らく一人では設営が出来なかったのではないかと思われます。
キャンプをすると普段はあまり気にしない風向き、気温、日射など自然条件がとても気になるし、影響もシビアになってきます。
今後ソロキャンやテント泊を行うとすればその辺も考慮にいれないと大慌てすることになりかねませんね。



いつものように珈琲を淹れるhopさん。

一式です。
今回初導入のアルコールストーブとBE-PALのMINI焚き火台が見えます。



なぜかキャスティングの特訓中のかおなし♪さん。


みんなが思い思いの時間を過ごす。
これが楽しいんですね。


帰りも強風に吹かれながら高速道路を走りましたが、やはりリアスタビライザーの威力は明らかで、少し速度は控えめにしたもののほぼ予定通りに帰宅できました。


次回のオフ会はどこになるか未定ですが、また楽しみたいと思います。
みなさんよろしく!

久しぶりの

2019-03-08 06:17:36 | 旅行
私には毎朝行うちょっとした習慣があります。
それは、阿蘇周辺に点在するライブカメラの映像を何ヵ所かチェックすることです。
先日瀬の本高原の近くにあるカフェに行ったとき、そこの店員さんが熊本市内から通勤されており、特に冬期の道路状況を確認するために見ていますと仰っていました。
いろんな利用法がありますね。
私にとっては阿蘇久住周辺は遊びに行くところなので、雪が積もってないか、霧が出ていないか、そして雲海が出ていないか(これがメイン)を確認しています。


雪のチェックはミルクロードや大観峰や瀬の本高原、牧の戸峠、奥黒川トンネル等々。
ちなみに今日の6時30分頃の牧の戸峠登山口はこんな状況に。
最近にしては寒い朝なので積もっています。

ちょっと覗きに行きたいけど仕事がありますからねえ。
瀬の本高原はこんな感じで積雪は全くありませんでした。



さて、最も興味があり楽しみにしていてる雲海ですが、阿蘇谷を確認できるのは私の知る限りはミルクロードを登りきったところにある北山レストランからの画像だけです。
阿蘇谷の西側にある赤水辺りが写されているようです。
今日(3月8日)はどうでしょうか?

厚みはないものの少しだけ出ているようですね。
条件の良いときにはこんな感じで見えますが、このレベルのものはまだ実際に見たことはありません。



でもこんなに明るくなってから現地に駆けつけても朝の通勤ラッシュと重なって1時間以上かかるため、最も良いタイミングを逃すこともあります。
かといって暗いうちは雲海が確認できません。
いつも見える街明かりが見えない時はひょっとして・・・程度です。
そんな時のためにもう一ヶ所ここをチェックしたりします。

ここはカメラのある北山レストランの真下にあたる赤水付近です。
雲海が出ているということは、下界は霧の中なのでそれを確認するわけです。
やはり今日は雲海が出ているようですね。


という手順を経て先日雲海を見ることができました。
場所はミルクロードの二重峠から赤水方面に少し下ったところです。
思わず、おお!という声が出てしまいました。




こっちは野焼きの跡です。

余談ですが私が18歳の時、当時下宿していた呉市で山火事があり18名の消防士の方が亡くなりました。
昨年の野焼きでも亡くなった方がおられたようです。
風物詩でもあり景観を守る作業でもありますが、十分にお気をつけくださるように願っています。


次はさらにミルクロードを登って兜岩へ行きます。
阿蘇谷の中央から東側が見えるところです。


残念ながらちょっと遅かったようです。
徐々に消えかかっていくところでした。
これはこれできれいですが、いつか辺り一面分厚い雲で満たされた景色を見てみたいものです。


こちらに雲海が出るときには小国でも同じように発生することが多いので向かってみます。
小国の町を一望できる場所は知りませんが、その東にある久住連山は「くじゅうわいた展望公園」から見ることができるので急いで行ってみました。




阿蘇谷とは雰囲気が違いますがなかなかいい感じでした。


その後こんなところで軽く朝食をいただき、玖珠、やまなみハイウェイ、長者原経由で帰宅。
行き交う車も少なく、快適なドライブを楽しむことができました。