遊びをせんとや生まれけん

キャンピングカーGTで車中泊したり温泉巡りしています。

ぐるっと1周したぞ!

2018-09-04 18:56:54 | 旅行
前々から行ってみたいと思っていた雲仙岳に行ってきました。
子供の頃祖父母その他と行った記憶はありますが、なんせ50年以上前のことなのでほとんど覚えていません。
ただ、島原から山を越えて小浜に降りる途中に水族館があったような記憶があるのですが、それも定かではありません。


今日のコースは
熊本IC→武雄北方IC→鹿島市→太良町→堤防道路→小浜→雲仙温泉→仁田峠→島原外港→熊本市
でした。


あの有名な堤防道路までは来たことがありますが、そこから先小浜までは初めてのルートでした。
途中ずいぶん立派な棚田や長崎方面まで見渡せる断崖の上の道路など見応えがありそうな箇所がいくつかあったのですが、初めてなのと道が狭いのとで、残念ながら車を止めて見ることができず残念でした。
(棚田の展望台はあるようです)
崖の下に密集する集落などヨーロッパの有名観光地にありそうな光景だったんですが・・・
海の色も深いブルーでとても綺麗でした。


小浜の温泉街を左折し樹林帯の中をくねくね登っていくと雲仙温泉に出ます。

辺りには硫黄の臭いが立ち込め雰囲気満点ですが、同行の父は温泉には興味がないので通過。
残念なことです。
立ち寄り湯の看板もあるのになあ!


そして間もなく本日のメインイベント、仁田峠へ続く一方通行の周回道路に到着です。
しばらくはやはり樹林帯が続いて展望がききませんが、頂上近くなると素晴らしい景色が拡がっていました。


遠くに見える島影は天草です。
こういう角度で見たことがなかったので新鮮で思わず歓声をあげてしまいました。
ちょっと霞んでいたのもかえって良かったかもしれません。



そして展望台です。


普賢岳の溶岩ドームが目の前に。
火砕流が海まで流れ下った様が手に取るように確認できました。

この角度からは宇土半島が見えます。


足の悪い父も景色につられて必死に階段を昇っていました。
近くにはロープウェイもありましたが、今回はパス。


長い下りをおりて島原外港に向かいます。
島原まゆやまロードにも行ってみたかったのですがフェリーの時間もあり今回はこれもパス。
次回以降の楽しみにとっておきました。



港から見る眉山です


フェリーを使えば熊本からは案外近い島原や雲仙。
次回はもう少しじっくりと見て回りたいと思います。


またしてもここで

2018-09-02 16:35:14 | 車中泊
今月のオフ会は、先週ソロで行ったばかりのゴンドーシャロレーを会場に行われました。
標高約940mの高地で涼しいこと、阿蘇五岳と北外輪山上の大平原がすべて見渡せる立地、リーズナブルな価格等が理由です。
先週の下見が役に立ちました。




特別暑かった今年の夏ですが、9月になるとともに秋雨前線の活動が活発となり、どしゃ降りの中を会場に向かいます。
こんな調子で降り続いたらキャンプどころではないなあと心配しつつ車を走らせると、長陽大橋を過ぎて外輪山の中に入った頃小降りになってきました。
霧が立ち込めたミルクロードを通りたくなかったので、一の宮からやまなみハイウェイを通って集合場所である瀬の本高原の三愛レストランを目指しました。


今回のメンバーはいつもの3人に加えtakaさんのご主人であるふかけんさんも参加です。
三愛レストランで軽く昼食をとったあと、ゴンドーシャロレーに向かいますがすぐ近くなので10分もかかりません。
この立地の良さも魅力ですね。
ふかけんさんは途中の池山水源でキャンピングカー用に水を汲んで来られたそうです。
ここの水の他、南阿蘇の吉無田水源の水も腐りにくく何ヵ月も保存可能で、大量に汲んでいく人が多いようです。


参加のかおなし♪さんやhopさんは前泊をされたそうで、家庭の都合でそれができない私はちょっと羨ましく思います。
受け付け後今回のサイトに案内してもらいましたが、先週とは反対側の場所で、しかし眺望は同じように素晴らしいところでした。
またトイレも近いので便利です。
前回も書きましたが、この眺望がゴンドーシャロレーの最大のウリだと思います。
雨は前線の通過にともない一時本降りとなりましたが、間もなく気にならない程度になり、無事に日程を消化することができひと安心。
キャンプは自然との戦いというほどではありませんが、天気によってはしたいことができなくなったりするため、ホッとした次第です。



今回お借りした4サイトのうちひとつには直火可能な場所があり、折角なので今回そこで火を焚いてみましたが、焚き火台とは異なってワイルドな雰囲気となり楽しかったです。


雨模様だったので焚き火の上に先日私が購入した3m×3mのタープを張りましたが焦げることもなく雨をしのいでくれました。
(撤収時に良く見たら少し水が裏まで染みているところもありましたが、まあ安物なのでよしとしましょう)


色々みんなでお話をしている間にぼちぼち夕食の時間となったので炭をおこし準備を始めます。
今回はキャンプの大先輩であるふかけんさんが愛車のZillから次々に食糧やお酒を出してくださり、調理担当の私としては大助かりでした。
また、途中雨が強くなってきた時にはZillの中に避難し懐かしい60年代のJpop?フォークソング?を聴きながら語り合うというオジサンタチの楽しいひとときを過ごさせていただきました。


今回の私の料理はダッヂオーブンで作るローストチキンです。
前日に骨付きの鶏モモ肉に下処理をし(塩コショウを擦り込みオリーブオイルとローズマリーとニンニクで漬け込む)あとはダッヂオーブンで加熱するだけの簡単男の料理の定番です。
付け合わせのジャガイモを入れ忘れる失態を犯しながらもなんとか完成。

下火と上火のバランスが悪く、一部焦げ付きが出ましたが味は良好で皆さんの評判も良かったようでひと安心です。
食べたあとの鍋底に溜まった鶏油が勿体なかったので、ジャガイモを入れ再び加熱。
これはいままでに食べたジャガイモのなかで一番!というくらい美味く出来ました(手前味噌だな)
ダッヂオーブンマジックでしょうか。
入れ忘れなければ一回で終わった話なんですがね(笑)
ただ私のダッヂオーブンは6インチと余りにも小さく、鶏ももが無理矢理押し込んでも2本しか入りませんでした。
せめて8インチを買うべきでしたね。

肉は3種類用意していましたが、結局満腹になってしまいこれだけしか食べられませんでした。

アメリカ産のミスジ。
ちなみにミスジとは肩甲骨の下辺りにある肉だそうで、柔らかいわりに脂も少なくしつこくないという、まさに我々中高年向きの部位なのです。
炭で焼くとパサパサせずヒレ肉のような食感で、美味しく頂くことが出来ました。
恐るべし炭火パワー!
価格も大変リーズナブルですよ。
その他ソーセージや野菜を焼き、サラダに黒瀬スパイスをかけ、(他にも何かあった気がするがいつものように忘れ去るww)そしてビールや赤ワインや缶チューハイや日本酒を美味しくいただきました。
お酒の飲めないhopさん、すみませんでした、いつものことですがm(__)m


ある程度落ち着いたところですぐ近くの温泉に出かけます。
車で10分と言ったら「5分ですっ!」と管理人の奥さまにすかさず訂正をされたあの黒川温泉です。
先週下見で私が行って小さいアブに刺された「野の花」に皆様をご案内しました。(運転はもちろんhopさん)
同じ温泉ですが暗くなって行ったせいか5割増しな感じで雰囲気が良く、楽しんで頂けたようです。
皆さん、奥さまをつれてまた行ってくださいね!
温泉のあとは再びサイトに戻って少しばかり飲んだあと涼しい気候の中、朝まで気持ち良く寝ることが出来ました。


2日目の朝はいつものようにhopさんの珈琲を頂きました。
ただし今回はこの後用事があるとのことでホットサンドの材料がないため、ふかけんさんの(奥さまの)手作りのお握りと私謹製の味噌汁で朝御飯とします。
(だし入り味噌を持参したためインスタントじゃーんとの突っ込みが)
いつかちゃんと出汁をとった味噌汁をつくって見返してやりたいものです(笑)


夜中からぱらぱら降っていた雨は朝方まで残りましたが、日の出前には止み、タープも無事に乾かすことができ、チェックアウトまでには撤収が終わりました。
チェックアウト時に約2ヶ月先の予約をとろうとしたらかなり埋まっていてちょっとびっくり。
土日ではありましたが、ベストシーズンだからか、価格的なものなのか?
余り人気がでない方が静かでいいんだが、などと勝手なことを考えてしまいましたが、もちろん商売繁盛が良いに決まってますね。(春夏冬二升五合!)



帰りはちょうど昼時だったので前から気になっていた蕎麦屋の「三原」へ寄ってみました。





分かりにくくはないけれど、なぜこんなところに?と思ってしまうような辺鄙な場所にあります。
年配のご夫婦が経営されていますが、大変丁寧で優しい接客でした。
今回はおろしそばを頂きましたが、細く口当たりのいい蕎麦とかなり効く辛味大根が美味しく、必ずまた来たいと思いました。
1,500円也。


毎月オフ会は楽しいものですが、今回は特に美しい景色と色んな美味しいものを楽しむことができ、いつも以上に充実していた気がしました。
メンバーの皆さんありがとうございました。
また次回楽しみましょう。